英検に落ちた。
次こそは合格したい。
そう考えたとき、まず何から始めればよいのでしょうか。
単語帳をもう一度やり直す?
過去問を繰り返し解く?
それとも勉強時間を増やす?
どれも必要な対策になる可能性があります。しかし、その前に確認したいことがあります。
前回の英検で、何が足りなかったのか把握していますか?
英検は満点を取る必要のない試験です。だからこそ、すべてを最初からやり直すのではなく、合格基準に届かなかった原因を確認し、次に必要な学習を考えることが大切です。
オンライン英会話講師として英検対策に携わる立場から、不合格だった場合の成績の振り返り方、勉強法の見直し方、個別指導を検討したいケースを解説します。
この記事でわかること
- 英検に落ちたら最初に確認すること
- 成績表から弱点を見つける方法
- 次の受験に向けた勉強法の見直し方
- 独学と個別指導の判断ポイント
- 英検専門塾の無料カウンセリングで相談できること
英検に落ちたら、まず確認したい3つのこと

英検の結果を受け取ったら、次の3つを確認しましょう。
| 確認すること | わかること |
|---|---|
| ① CSEスコア | 合格基準までの差 |
| ② 技能別の成績 | 得点できた技能と課題のある技能 |
| ③ 解けなかった問題 | 失点した原因を考える手がかり |
英検の成績表には、合否だけでなく技能別のCSEスコアや英検バンドなどが記載されています。
これらを使って、前回の結果を振り返ることから始めます。
1.CSEスコアで合格基準との差を確認する
英検の合否判定には「英検CSEスコア」が使われます。
一次試験では、3級以上はリーディング・リスニング・ライティングの合計スコアで判定されます。4級・5級はリーディングとリスニングの2技能です。
英検一次試験の合格基準スコア
| 受験級 | 合格基準CSEスコア |
|---|---|
| 1級 | 2,028 |
| 準1級 | 1,792 |
| 2級 | 1,520 |
| 準2級プラス | 1,402 |
| 準2級 | 1,322 |
| 3級 | 1,103 |
| 4級 | 622 |
| 5級 | 419 |
例えば、英検2級の一次試験でCSEスコアが1,470だった場合、合格基準の1,520まで50点足りなかったことになります。
ただし、CSEスコアの不足分を、そのまま正解数に置き換えることはできません。また、50点足りなかったからといって、次回の試験で簡単に50点上乗せできるとも限りません。
まずは合格基準との差を確認し、次に技能別の結果を見ていきましょう。
2.技能別の成績から課題を探す
次に、どの技能で得点できていて、どの技能に課題があるかを確認します。
| 技能 | 確認したいこと |
|---|---|
| リーディング | 語彙問題と長文問題のどちらで苦戦した? |
| リスニング | どの形式の問題が聞き取れなかった? |
| ライティング | 内容・構成・語彙・文法に課題はある? |
| スピーキング | 質問の理解・回答内容・表現に課題はある? |
※級や受験方式によって、出題形式・評価項目は異なります。
ここで注意したいのが、点数の低い技能が、必ずしも最優先で対策すべき技能とは限らないことです。
例えば、リスニングの得点が低くても、その原因が語彙不足にある場合は、単語の学習から見直す必要があるかもしれません。
数字は大切な判断材料ですが、それだけでは失点の原因まではわからないのです。
3.実際に解けなかった問題を振り返る
成績表を確認したら、前回の問題や答案も振り返りましょう。
- 問題の意味が理解できなかった
- 単語や文法を知らなかった
- 時間が足りず、最後まで解けなかった
- ライティングで何を書けばよいかわからなかった
- 面接で質問は理解できたが、うまく答えられなかった

できれば「どの問題ができなかったか」だけでなく、「なぜできなかったか」も書き出してみてください。
原因がはっきりしない場合は、そこが次に確認すべき課題になります。
英検に落ちた原因は?技能別に弱点を見直そう

英検で得点できなかった原因は、人によって異なります。同じ技能で同じように失点していても、必要な対策が同じとは限りません。
リーディング|語彙不足なのか、読む力の問題なのか
| よくある課題 | 必要な対策の例 |
|---|---|
| 単語の意味がわからない | 級に応じた語彙の強化 |
| 文法が理解できていない | 基本文法と文構造の復習 |
| 長文を読むのが遅い | 読解練習と時間配分 |
| 設問の意図を読み違える | 設問と根拠を照合する練習 |
リーディングが苦手だからといって、長文をたくさん読めばよいとは限りません。
語彙や文法の理解が不十分な場合は、読解演習だけを増やしても改善しにくいことがあります。
リスニング|聞き取れない原因は一つではない
| よくある課題 | 必要な対策の例 |
|---|---|
| 知らない単語が多い | 語彙の強化 |
| 単語は知っているが音がわからない | 音声と英文を照合する練習 |
| 聞き取れても意味が理解できない | 英文を素早く理解する練習 |
| 内容を覚えていられない | 要点をつかむ練習 |
| 選択肢を判断する時間が足りない | 試験形式に沿った演習 |
英語を指導していると、同じ「聞き取れない」という悩みでも、原因が異なるケースがあります。
単語の音が認識できないのか、英文の意味を処理するのが追いつかないのか。
原因によって、効果的な練習方法は変わります。
ライティング|自己採点では改善点に気づきにくい
ライティングは、特に第三者の添削が役立つ技能の一つです。
英検の英作文では、内容・構成・語彙・文法などの観点が評価されます。
| 評価の観点 | 見直したいこと |
|---|---|
| 内容 | 質問に正しく答えているか |
| 構成 | 主張や理由がわかりやすく整理されているか |
| 語彙 | 適切な単語や表現を使えているか |
| 文法 | 文法や文の組み立てに問題がないか |
文法の間違いを直すだけでは、内容や構成の課題が残ることもあります。
模範解答を読んで終わりにせず、自分の答案のどこを直すべきか確認することが大切です。
スピーキング|英語が話せるだけでは十分とは限らない
二次試験の面接では、英語を声に出せることに加えて、質問に合った内容を答える必要があります。
例えば、次のような課題が考えられます。
- 質問を正しく理解できない
- 回答が質問の内容からずれている
- 自分の意見に理由を添えられない
- 英語で考えをまとめるのに時間がかかる
- 緊張して普段の実力を発揮できない
発音や流暢さだけでなく、英検が求める回答内容や評価の観点を理解して練習することが重要です。
次こそ英検に受かるために、勉強法をどう変える?

不合格だったからといって、必ずしも勉強量が足りなかったとは限りません。
学習内容や方法が、必要な対策と合っていなかった可能性もあります。
1.前回と同じ教材を最初からやり直さない
すでに理解している内容まで、最初からすべて復習する必要はありません。
まずは前回使った教材を確認してみましょう。
- すでに理解できている内容
- 間違いを繰り返している問題
- 解説を読んでも理解できない部分
- ほとんど手をつけていない分野
教材を買い足す前に、今ある教材で何が不足しているのかを確認することが先決です。
2.得点の低い技能だけに集中しない
例えば、リスニングの得点が低かった場合。聞き取りの練習だけでなく、語彙や英文理解の基礎を見直した方がよいケースもあります。
また、得意な技能でも、毎回安定して得点できているとは限りません。
一番点数が低い技能だけを見るのではなく、改善の余地と必要な学習時間を合わせて判断しましょう。
3.次の受験までに改善する課題を絞る
課題が整理できたら、学習の優先順位を決めます。
| 優先度 | 取り組む内容の例 |
|---|---|
| 高 | 合格に向けて改善が必要な基礎知識・技能 |
| 中 | 得点を安定させるための演習 |
| 継続 | すでに得意な技能の維持 |
優先順位は、受験級や残りの学習期間によって変わります。
英検は満点を目指す試験ではありません。合格に必要な力を身につけるために、時間をどう配分するかが重要です。
英検に一度落ちた人こそ、個別指導を検討したい理由
前回の不合格の原因を自分で把握できているなら、独学で改善することも可能です。
一方、成績表を見ても何が足りなかったのかわからない場合や、何度も同じような失点を繰り返している場合は、個別指導を検討する価値があります。
| 独学で困りやすいこと | 個別指導で期待できること |
|---|---|
| 苦手の原因がわからない | 答案や学習状況をもとに課題を分析 |
| 同じ問題集を繰り返している | 必要な学習内容を整理 |
| 英作文の改善点がわからない | 添削と具体的なフィードバック |
| 面接の回答が適切かわからない | 模擬面接で改善点を確認 |
| 勉強計画が続かない | 学習計画と進捗管理 |
個別指導のメリットは、単に英語を教えてもらえることだけではありません。
自分では気づかなかった弱点を見つけ、次に何をすべきか具体的にできることも大きな価値です。
とくに再受験では、前回の成績や使用教材という判断材料があります。
それらを活用して学習計画を立て直せば、やみくもに同じ勉強を繰り返すことを避けられます。

スタスタLIVE英検で弱点を分析し、次の合格を目指す

英検専門のオンライン個別指導「スタスタLIVE英検」では、過去問や答案の分析をもとに、目標級や受験予定日に合わせた学習を進めます。
スタスタLIVE英検の主な特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象級 | 英検5級〜1級 |
| 指導形式 | 日本人講師によるマンツーマン |
| レッスン時間 | 1回55分 |
| 弱点分析 | 過去問・技能別の結果を分析 |
| 個別指導 | 苦手分野に応じた学習 |
| 学習管理 | 学習計画と日々の進捗確認 |
| 月額料金 | 20,000円(税込)〜 |
| 入会金 | 30,000円(税込) |
※指導・添削・質問対応の内容や頻度は、受験級・コース・受験予定日までの期間によって異なります。
点数だけでなく、答案の内容まで分析
スタスタLIVE英検では、リーディングの大問別、リスニングの部別、ライティングの評価観点別など、細かく結果を確認する指導を行っています。
例えば、英作文では単に点数をつけるだけではなく、修正した英文とその理由を確認できる指導方法が紹介されています。
「どの技能が苦手か」だけでなく、「何を直せばよいか」を具体的にするための取り組みです。
無料カウンセリングで、次の英検に向けた合格プランを確認しよう
スタスタLIVE英検では、無料カウンセリングで現在の学習状況や目標を確認し、個別の「合格プラン提案書」を作成します。
提案書は、入会を決める前に受け取れる検討用PDFです。
無料相談の前に準備しておきたい5つの情報
| 準備するもの | 確認したい内容 |
|---|---|
| ① 前回の受験級 | 何級を受験したか |
| ② 成績表 | CSEスコア・技能別結果 |
| ③ 苦手だった問題 | 解けなかった問題や答案 |
| ④ 使用教材・学習記録 | どのように勉強してきたか |
| ⑤ 次の受験予定 | いつまでに合格したいか |
すべて完璧に整理する必要はありません。
「どこが苦手なのかわからない」という場合も、その状況を相談する材料にできます。
合格プラン提案書で確認できること

提案書では、次のような内容を確認します。
- 目標級と受験予定日
- 現在の英語力と課題
- 優先して取り組む技能
- 使用教材や学習内容
- 毎日の学習計画
- 提案される指導内容や費用
重要なのは、自分で学習できる部分と、講師の指導を受けた方がよい部分を整理できることです。
そのうえで、提案内容と費用を確認し、本人や家族で受講を検討できます。
公式サイトでは5つの合格プラン提案書の見本も公開しています。
※公開されている5つの提案書は架空のモデルケースです。実際の受講生の成果や合格保証を示すものではありません。
また、無料カウンセリングと入会後の有料授業・添削・質問対応は別です。無料相談だけで有料指導を受けられるわけではありません。
次の英検に向けた学習方針を、一度専門家に相談してみるのもよいでしょう。
英検に落ちた人のよくある質問
- Q英検に一度落ちたら、次は何を勉強すればいい?
- A
まず成績表と前回の答案を振り返り、得点できなかった原因を確認しましょう。
単語・文法などの基礎知識が不足しているのか、問題形式や時間配分に課題があるのかによって、必要な対策は変わります。
同じ教材を最初からやり直す前に、優先すべき内容を整理することが大切です。
- Q英検の二次試験に落ちたら、一次試験から受け直す必要がある?
- A
英検1級〜3級では、一次試験に合格して二次試験が不合格だった場合、一定期間は一次試験免除制度を利用できます。
申込み時に一次試験免除を申請することで、二次試験から再受験できます。
免除を利用できるのは、原則として一次試験に合格した翌年度の同回までです。受験方式によって手続きが異なるため、詳細は公式案内をご確認ください。
- Q英検に落ちたら、同じ級を受け直した方がいい?
- A
次の受験級は、現在の英語力と受験目的によって判断します。
合格基準まであと少しだった場合と、基礎的な知識が大きく不足していた場合では、必要な学習期間も変わります。
進学や受験で特定の級が必要な場合は、取得期限も考慮しましょう。
- Q英検に落ちた後、独学でも合格できる?
- A
独学で合格を目指すことは十分可能です。
ただし、失点の原因がわからない、学習方法を変えても成績が伸びない、ライティングや面接の改善点が判断できない場合は、個別指導や添削を利用する方法もあります。
まとめ|次こそ英検に受かりたいなら、前回と同じ勉強を繰り返さない
英検に落ちたら、まず前回の結果と学習内容を振り返りましょう。
次の合格に向けて確認したいのは3つです。
- 成績表で合格基準との差を確認する
- 得点できなかった原因を分析する
- 必要な対策に優先順位をつける
英検は満点を取る必要のない試験です。すべてを完璧にしようとするのではなく、合格に向けて何を改善すべきかを見極めることが大切です。
自分で課題を整理できるなら、独学で対策を進めることもできます。
一方、不合格の原因がわからない場合や、何度も同じ課題でつまずいている場合は、専門家の視点を取り入れることも検討してみてください。
スタスタLIVE英検では、無料カウンセリング後に個別の合格プラン提案書を受け取り、内容と費用を確認してから入会を判断できます。
次の英検で何を変えるべきか、まずは学習方針を明確にするところから始めましょう。



