AI英会話アプリ「スピーク(Speak)」に、2026年10月20日、新機能「スピーク電話(Phone Speak)」が登場しました。
その名のとおり、AIボイスと電話で話すように英会話ができる機能です。台本はなく、好きなテーマで自由に話せます。
しかし、単にAIと電話形式で話せるだけではありません。
スピーク電話の大きな特徴は、AIボイスが過去の会話を覚え、間違いをその場で訂正し、必要に応じて日本語でも説明してくれること。
さらに、通話で間違えた表現は、スピークの「苦手」メニューにも追加され、あとから集中的に練習できます。
これまでスピークの各レベルのレッスンやビジネス英語コース、フリートーク機能を試してきた筆者も、さっそく新機能を4回使ってみました。
従来のフリートークと何が違うのか、AIボイスは本当に前回の会話を覚えているのか、英語の間違いはどのように訂正されるのか。
この記事では、実際の通話内容を交えながら、スピーク電話の使い方・料金・率直な感想を紹介します。
※本記事は2026年10月20日時点の公式情報と、筆者による4回の通話体験に基づいています。
スピーク電話(Phone Speak)とは?プレミアムプラス限定の新機能
スピーク電話は、AI英会話アプリ「スピーク」に追加された、AIボイスとリアルタイムで自由に会話できる新機能です。
アプリ内の「練習」タブから利用でき、講師の予約は必要ありません。電話をかける感覚で、すぐに英会話を始められます。
まずは基本情報を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 機能名 | スピーク電話(Phone Speak) |
| 提供開始日 | 2026年10月20日 |
| 対象プラン | プレミアムプラス(Premium Plus) |
| 利用場所 | アプリ内「練習」タブ |
| 通話時間 | 1回1〜10分程度 |
| 利用回数 | 月15回 |
| 利用枠のリセット | 翌月1日 |
| 利用可能時間 | 24時間 |
| 事前予約 | 不要 |
| 通話スケジュール | 設定可能 |
| 日本語サポート | 対応 |
| 主な機能 | メモリ機能・リアルタイム訂正・復習レッスン |
| ハンズフリー | 対応 |
※月15回の利用枠と翌月1日のリセットは、筆者がアプリ画面で確認した情報です。

スピーク電話には、過去の会話を記憶する「メモリ機能」が搭載されているので、毎回ゼロから自己紹介する必要がなく、以前話した内容を引き継ぎながら会話を続けられます。
また、通話中に間違えた英語を訂正し、終了後には弱点に合わせた復習レッスンを自動生成する仕組みも備えています。
スピークが目指すのは、単に英語の質問を投げかけるAIではなく、学習者のことを理解する「スーパーヒューマン・チューター」。
今回のスピーク電話は、その構想に向けた新しい機能です。
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スピーク電話と従来のフリートークは何が違う?
スピークには以前から、AIを相手に英会話を練習できる「フリートーク」機能があります。
では、今回のスピーク電話は何が違うのでしょうか。
実際に両方使って感じたのは、「英語を練習するための会話」と「会話をしながら英語を学ぶこと」の違いです。
フリートークとスピーク電話の違いを比較
| 比較項目 | 従来のフリートーク | スピーク電話 |
|---|---|---|
| 会話のテーマ | 用意されたトピックを選択 | 自由に話題を持ち出せる |
| レベル設定 | あり | 自由会話の中で対応 |
| 会話形式 | 学習用の会話練習 | 電話形式のリアルタイム会話 |
| 前回の会話 | 継続的な記憶機能は未確認 | 過去の通話を記憶 |
| 間違いの訂正 | 画面で確認する操作がある | 会話中に音声で訂正 |
| 訂正後の練習 | フィードバックを確認しながら練習 | その場で言い直しを促す |
| 日本語サポート | 機能・設定による | 会話中に日本語で質問可能 |
| ハンズフリー | 画面操作を伴う | 通話中の画面操作が不要 |
| 復習 | 従来の学習・復習機能 | 通話中の間違いが「苦手」に追加される |
※筆者が使用した従来のフリートークと、スピーク電話の比較です。アプリの仕様は変更される場合があります。
従来のフリートークには「英語学習っぽさ」が残っていた
従来のフリートークも、自分で英文を考えて話す練習として十分に活用できます。
ただし、トピックやレベルがあらかじめ設定されており、実際に使ってみると、どこか「英語のレッスンを受けている」という感覚が残りました。
一方、スピーク電話では、こちらが持ち出した話題によって会話が展開していきます。
AIボイスの質問に答えるだけでなく、自分から質問したり、話を変えたり、わからないことを聞き返したりすることもできます。
今回の通話では、トルコのカッパドキアから朝食の話へ、さらに地下都市の歴史や民族移動の話へと、話題が自然に広がりました。
英語を練習するために話題を探すのではなく、話したいことを英語で伝える。
この感覚の違いが、今回の新機能で最も印象に残ったことの一つです。
【実体験レビュー】スピーク電話を4回使ってみた
ここからは、実際にスピーク電話を4回使った様子を紹介します。
初回はAIボイスがとりしまのことを知るための質問から始まり、2回目以降は前回の情報も使いながら会話が進みました。
1回目|まずは自己紹介。AIボイスがとりしまについて質問してきた
初回の通話では、AIボイスが私のことを知ろうとするところから始まりました。
「なぜ英語を学びたいの?」
「普段はどんなふうに時間を過ごしているの?」といった、ごく一般的な自己紹介の質問です。
私がトルコに住んでいることも、この最初の通話で話しました。
通話時間は10分間。

従来のフリートークはなかなか会話が終わらないから怖いというSNSのコメントを見たことがあります。
10分を超えることはなく、途中で終了したくなったら終了しても構いません。
途中終了する時、AIボイスに言えば理解して終了させてくれます。

最初は普通の英会話練習のように感じましたが、実際に話してみると、従来のフリートークとは違う点がありました。
それが、文法や表現の訂正方法です。
間違いや不自然な表現があると、AI先生が会話の途中で訂正を入れ、正しい英文をもう一度言い直すように促してくれます。
わざわざフィードバック画面を開く必要はありません。
英語で会話する、間違いを直してもらう、正しい文章を口に出す。
この一連の練習が音声だけで進むので、画面を見なくても英会話を続けられました。
2回目|AIボイスは前の会話の内容をを覚えていた!
スピーク電話で気になっていたのが、過去の会話を覚えているというメモリ機能です。
そこで、初回の通話後にもう一度試してみました。
すると、AIボイスは前回話した「とりしまがトルコに住んでいる」という情報を覚えていました。
毎回初対面の相手と自己紹介をするのではなく、以前話した情報が次の会話にも引き継がれているのです。
このときは、話の流れでカッパドキアの話を持ち出すことにしました。
「カッパドキアで気球に乗ってみたいけれど、早起きするのが大変」と話したところ、AI先生は「早起きしたあとの朝食はご褒美になるね」といった趣旨の返答をしてきました。

そこから「朝食は何が好き?」と聞かれ、トルコの定番朝食メネメン(Menemen)の話になりました。
さらに、AI先生はトルコの国民食クル・ファスリエ(Kuru Fasulye)というトルコ料理も知っていました。
気球の話から早起き、そして朝食へ。
あらかじめ決められた質問を順番にこなすのではなく、こちらの発言を受けて会話がつながっていきます。
なお、カッパドキアやメネメンは私から持ち出した話題です。AI先生が自発的にそれらを思い出したわけではありません。
前回の情報を記憶していたことと、その場の話題を自然に広げたこと。
この2つの機能を実際に確認できた通話でした。
3回目|話したいテーマを日本語で指定してみた
3回目は、会話のテーマを日本語で伝えたらどうなるか試してみました。
「今回はカッパドキアの地下都市について話そう」と日本語で伝えると、AI先生は最初に日本語で返答しましたが、その後は英語での会話に切り替わりました。
地下都市についての話では、AI先生も関連する知識や見解を交えながら会話に参加してくれました。
このように、最初から英語ですべてを説明しなくても、話題を日本語で指定して英会話を始められます。
日本語で話題を設定して、英語で会話を進める。
英語で話題を説明するのが難しい場合にも、使いやすい方法だと感じました。

特に込み入った内容を話したいときに、前提や状況を日本語で入力できるのでトピック特化型の会話ができると思います。

また、この通話では、AI先生の文法訂正の仕方にも変化を感じました。
最初は訂正内容を自分で察しながら言い直していましたが、会話を重ねるうちに、AI先生がお手本を少しずつ示してくれるようになり、復唱しやすくなったのです。
これがメモリ機能による個別最適化なのか、その場のやり取りに応じた調整なのかまでは判断できませんが、学習しやすい形で訂正してもらえたのは好印象でした。
4回目|わからない英語を日本語で質問してみた
4回目の通話では、少し違う使い方を試してみました。
これまでは主に英語で会話し、わからないところを日本語で質問していましたが、今回は歴史に関する話題を取り上げ、英語でどう表現するのかわからない言葉を積極的に日本語で質問してみたのです。
たとえば「弾圧」「改宗(宗教を変えること)」「ゲルマン民族の大移動」など。
さらに、英語の「genocide」と日本語の「ジェノサイド」は、同じような意味で使われているのか、といったニュアンスの違いについても尋ねました。
するとAIボイスは、まず日本語で意味や使い方を説明し、そのあとで実際の会話に使える英文を例として示してくれました。
これがとても便利。
自分の興味のある話題なら、すでにある程度の知識があります。日本語なら話したいことも、聞きたいことも次々に出てきます。
ところが、英語で話そうとすると、知識に語彙力が追いつかないことがあります。
そんなとき、わからない単語をその場で日本語で尋ね、教えてもらった表現を使って英会話を続けられるのです。

自分の英語力に合わせて話題を簡単にするのではなく、話したい内容に必要な英語を、その場で学べる。
この使い方は、スピーク電話の大きな魅力だと感じました。
しかも1回の通話は最大約10分間。単語を尋ねて終わりではなく、教えてもらった表現を使いながら、一つのテーマについて会話を続けられます。
英語の知識を増やすだけでなく、自分が持っている知識を英語で伝える練習にもなると感じました。
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スピーク電話の文法訂正はどう?その場で言い直し練習ができる
今回、私が特に評価したいのが、会話中のリアルタイム訂正機能です。
AIボイスは、英語の間違いや不自然な表現に気づくと、その場で訂正を入れてくれます。

あなたの言葉を遮ったりはしません。
あなたが言い終わった後にAIボイスの考えを述べた後に、これこれこうはこのように言うと間違いを指摘して、最適解を出してくれます。それをYour turnの後に発話練習する、と言う流れです。
ただし、訂正された英文を必ず言い直さなければ会話が進まないわけではありません。実際に、訂正後に何も言わずに様子を見てみたところ、そのまま会話が続きました。
学習者が会話を優先したい場合には、訂正を受け流すこともできます。
とはいえ、個人的には訂正された英文を一度声に出して練習することをおすすめします。
正しい表現を聞いて理解することと、その英文を自分の口で言えることは別だからです。
文法の訂正例|I’m living in Turkey. を言い直した
初回の通話では、こんな場面がありました。
私は「I’m living in Turkey.」と言ったつもりでしたが、AIには「I live in in Turkey.」と認識されました。
そして、AIボイスから提示されたのが「I live in Turkey.」という表現です。
実は、次の2つの英文はどちらも文法的に正しいものです。
| 英文 | ニュアンス |
|---|---|
| I live in Turkey. | トルコに住んでいるという一般的な事実 |
| I’m living in Turkey. | 現在トルコで生活しているという状況。一時的な居住を含意する場合もある |
日常的に住んでいる場所を伝えるなら、現在形の「I live in Turkey.」が一般的です。
ただし、とりしまが実際に使った進行形そのものが間違いだったわけではありません。
今回の認識のずれがAI側の聞き取りによるものだったのか、とりしまの発音が曖昧だったためなのかはわかりません。
また、AIが現在形を提示したのも、認識された「I live in in Turkey.」を訂正した結果なのか、文脈に合う表現を選んだのかは判断できません。
音声認識の精度は全体として非常に高いと感じましたが、AIの聞き取りや訂正が常に正しいとは限らないことも覚えておきたいところです。
訂正の理由がわからなければ、日本語で聞ける
スピーク電話の便利さを実感したのが、2回目の通話です。
AIボイスから文法の訂正が入ったものの、なぜ訂正されたのか理解できない場面がありました。
そこで、あとから「さっき訂正されたところが理解できなかった」と英語で伝えてみました。
すると、AI先生は日本語に切り替えて解説してくれたのです。しかも、会話を中断して別の解説画面を開く必要はありません。
英語で話し、わからないことを質問し、必要に応じて日本語で説明を受ける。この一連のやり取りがリアルタイムで進みました。
正しい英文を言い直すだけでなく、なぜその表現になるのかを質問できる。
英語をただ話すだけでなく、理解を深めながら練習できるのは大きな魅力です。
スピーク電話のAIボイスはどこまで人間らしい?
スピーク電話を使っていると、普通の人と話しているように感じる瞬間があります。
けれども、AIボイスにも人間と同じような経験があるわけではありません。
「週末どうだった?」と聞き返してみた
ある通話では、AIボイスから週末の過ごし方を聞かれました。
そこで自分の週末について答えたあと、今度はこちらから「あなたは?」と質問してみました。返ってきたのは、「私はあなたと同じような週末は過ごさない」という趣旨の答えでした。
確かに、AIボイスには人間のような休日の過ごし方や個人的な体験はありません。
一方、カッパドキアの地下都市やトルコ料理の話では、知識をもとに意見を交えたような自然な返答をしてくれました。
AI自身の体験を聞くことには限界がありますが、こちらの経験や興味について会話を広げる相手としては、十分に役割を果たしてくれます。
また、こちらから「あなたは?」と質問を返すこと自体、英会話の練習になります。
相手の質問に答えるだけでなく、自分から話題を広げる練習ができるのも、自由会話のメリットでしょう。
カッパドキアの発音では、ちょっとした意見の食い違いも
少し面白かったのが、カッパドキアの発音です。
AI先生は英語式の発音で「Cappadocia」と話していましたが、私は日本語でなじみのある「カッパドキア」に近い発音を続けていました。

英語発音はカッパドーシァ。
トルコではカッパドキアでOKです。
英語とトルコ語、日本語では地名の発音が異なるため、どちらか一方が単純に間違っているという話ではありません。
その違いについてAI先生に指摘してみたところ、簡単にはこちらの言い方に合わせず、自分の英語式の発音に戻っていました。
会話の内容を覚えていても、何でもユーザーの言い方に合わせるわけではないようです。
こんなちょっとしたやり取りも、台本のない会話ならではの面白さでした。
単語を絞り出したら「That’s a good word.」と褒めてくれた
3回目の会話の終盤、どうしても言いたい英単語がすぐに出てこない場面がありました。
何とか思い出して口にすると、AI先生から返ってきたのは、
“That’s a good word.”(いい単語を選んだね)
という言葉でした。
単に「Good job!」と励ますのではなく、実際に使った語彙に対して肯定的なフィードバックが返ってきたのが印象的でした。
英語を話していると、知っているはずの単語がなかなか出てこないことがあります。
そんなとき、何とか思い出した言葉を相手に評価してもらえると、次も使ってみようという気持ちになります。
こうした小さなやり取りも、会話を続けやすくする要素だと感じました。
スピーク電話は完全ハンズフリー!通話後の学習記録も充実
スピーク電話では、通話中にスマートフォンの画面を操作する必要がありません。
間違いの訂正も音声で行われるため、会話に集中できます。
さらに、通話が終わると、学習内容を振り返るための記録が表示されます。
実際に確認したのは、次の項目です。
- 自分が英語を話した時間
- 発話した文章数
- 訂正された回数と内容
- 新しく使った単語の数
- 会話全体のトランスクリプト(文字起こし)
特にいいと思ったのが、自分が実際に話した時間を確認できることです。

英会話では、10分間レッスンを受けたからといって、10分間ずっと自分が話しているわけではありません。AIボイスが話した時間もあれば、こちらが考え込んでいる時間もあります。
自分の発話時間や文章数がわかれば、どれくらい英語を口に出せたのかを振り返る目安になります。
また、通話中に理解できなかった訂正も、終了直後の記録で確認できるので、会話中は英語を話すことに集中し、終了後に記録を見直す。そんな使い分けができるのは便利です。
スピーク電話で間違えた表現は「苦手」に蓄積される
スピーク電話では、通話中の間違いや弱点に基づいた復習レッスンが自動生成されます。
では、通話が終わったあと、以前の間違いをもう一度練習することはできるのでしょうか。
実際に確認したところ、スピーク電話で訂正された内容が、プレミアムプラスの「練習」タブにある「苦手」メニューに追加されていました。
「苦手」は、学習中につまずいた表現などを集中的に練習するための機能です。
つまり、スピーク電話で間違えた表現は、その場で訂正されるだけでなく、あとから弱点を克服するための練習にも活用できる仕組みになっています。
これは実際に使ってみて、特に評価したいポイントです。
ただし、過去の通話全体のトランスクリプトや、通話直後に表示される復習レッスンを、そのまま再表示する方法については、現時点では確認できていません。

会話中に間違える → その場で言い直す → 「苦手」に追加される → あとから集中的に練習する。
この学習サイクルができるのは、プレミアムプラスの既存機能とスピーク電話がつながっているからこそです。
10分間話して終わりにしないために
スピーク電話を4回使って感じたのは、機能をどこまで理解しているかによって、学習の仕方が変わるということです。
もちろん、AI先生と10分間英語で話すだけでも、スピーキングの練習にはなります。
しかし、それだけで終わらせるのは少しもったいないと感じました。
通話中に訂正された英文を言い直し、理解できなければ日本語で質問する。通話終了後には学習記録を確認し、カスタマイズする。「苦手」メニューで間違えた表現を練習する。

そして、練習した表現を次のスピーク電話で使ってみる。
話す → 間違える → 理解する → 復習する → カスタマイズする → また話す
このサイクルを作れば、1回10分の通話を、その後の学習にもつなげられます。
スピーク電話の価値は、AIボイスと話せることだけでなく、その会話を次の練習にどう生かせるかにもあると感じました。
スピーク電話の使い方|予約不要でいつでも始められる
スピーク電話の利用方法はシンプルです。
- スピークアプリを開く
- 「練習」タブに移動する
- スピーク電話を選択する
- AI先生との通話を開始する
- 通話終了後、学習記録や訂正内容を確認する
24時間いつでも利用でき、講師の予約は必要ありません。
また、曜日や時間を設定して、AI先生からの通話を受けるためのスケジュール機能も用意されています。
オンライン英会話のように人間の講師の空き時間を予約するのではなく、英会話練習を習慣化するための機能です。
毎週決まった時間に英語を話す習慣をつけたい人には、便利な仕組みでしょう。
スピーク電話の料金は?プレミアムプラス限定で月15回まで
スピーク電話を利用できるのは、スピークのプレミアムプラス(Premium Plus)プランです。
通常のプレミアムプランでは利用できません。
2026年10月20日時点で公式サイトに掲載されている年額料金は、次のとおりです。
| プラン | 年額料金 | 月額換算 |
|---|---|---|
| プレミアム | 19,800円 | 1,650円 |
| プレミアムプラス | 29,800円 | 約2,483円 |
| 差額 | 10,000円 | 約833円 |
※月額換算は年額料金を12か月で割った金額です。月払いの料金とは異なります。キャンペーンや申込経路によって価格が変わる場合があります。
プレミアムプラスは、スピーク電話だけでなく、個別最適化された学習や弱点強化などの機能も利用できる上位プランです。
スピーク電話の利用回数は月15回まで
スピーク電話は、プレミアムプラスプランで利用できますが、通話回数には制限があります。
実際にアプリで確認したところ、利用できるのは月15回まで。利用枠は翌月1日にリセットされます。
1回の通話時間は最大約10分なので、月15回すべて利用した場合、合計で最大約150分の英会話練習ができます。
ただし、スピーク電話で毎日英会話をしたい人にとっては、月15回という制限が気になるかもしれません。
一方、週3〜4回程度のペースで利用したい人には、一つの目安になるでしょう。
※2026年10月20日時点の日本向けアプリで確認した情報です。

か、1ヶ月180円で
プレミアムプラスプランが使い放題が選べる
スピーク電話はどんな人におすすめ?
4回の通話を試してみて、特に向いていると感じたのは、ある程度の英語知識はあっても、それを実際の会話で使う練習が足りていない人です。
たとえば、文法や単語は勉強してきたのに、会話になると表現がすぐに出てこない人。教材に沿って話すことはできても、自由な会話になると戸惑う人にも向いているでしょう。
また、歴史や仕事、趣味など、自分が詳しい分野について英語で話したい人にもおすすめです。
自分の知識は十分にあるのに、英語の語彙が追いつかない。
フリートークにもっと自由度が欲しいが、ボキャブラリーが弱い。
そんなとき、日本語で質問しながら会話を続けられるのは、大きなメリットです。
日本語でのサポートがあるため、英語を話す練習に慣れていない初心者でも、取り組みやすい仕組みになっています。とはいえ、英語をほとんど話したことがない人にとっては、自由会話そのものが難しく感じられる可能性もあります。
その場合は、まずスピークの基礎レッスンで短い英文を口に出すことに慣れ、従来のフリートークで練習を積み、スピーク電話で実践するという使い方もよいでしょう。
※ここでいう初心者とは、英語の知識量ではなく、実際に英語を話す練習に慣れていない人を指します。
まとめ|スピーク電話は「話す練習」から「話しながら学ぶ」へ
スピーク電話を実際に4回使ってみて、特に印象に残ったのは、会話の自然さと学習サポートの充実ぶりです。
AIボイスは前回の会話を覚え、こちらの興味に合わせて話題を広げてくれます。間違いはその場で訂正され、理解できなければ日本語で質問することもできます。
さらに、通話中に間違えた表現は「苦手」メニューに追加され、あとから復習できるのも魅力です。
自分の英語力に合わせて話題を選ぶのではなく、自分が話したいことに英語力を近づけていく。
そして、10分間の会話で見つかった弱点が、次の学習につながっていく。
スピーク電話は、単なる英会話の練習相手ではなく、話しながら学べるAIボイスへと進化した機能だと感じました。


