「英会話を始めたいけれど、オンライン英会話はいきなり緊張する」
「単語やフレーズは少し知っているのに、とっさに英語が出てこない」
「AI英会話アプリを試してみたいけれど、自由に話してくださいと言われると何を話せばいいかわからない」
こんな人に向いているのが、アルクの英会話アプリ「トーキングマラソン」です。
トーキングマラソンは、会話の流れに合わせて英語を返す練習を重ねる、発話トレーニングに特化したアプリです。
特徴は、1つひとつの発話に与えられる時間が6秒しかないこと。
英会話初心者にとっては、最初に「ひえ!」となるポイントかもしれません。しかし、この少しのプレッシャーこそが、「わかるのに言えない」を減らすための練習になります。
この記事では、実際に使って感じたトーキングマラソンの特徴をもとに、英会話初心者に向いている人・難しく感じやすい人、オンライン英会話との使い分けまで詳しく解説します。

当ブログ運営者とりしまはオンラインで英語講師をしています。
語学学習が好きで在米中の頃から数々の語学アプリを試してきました。
現在第3ヶ国語としてトルコ語を学習中。
講師側と学習者側の両方からの視点でまとめてみました。
✔︎ 結論|トーキングマラソンは「話す練習に慣れていない初心者」に向いている

トーキングマラソンは、英会話初心者でも使えます。
ただし、be動詞とは?や疑問文の作り方などを丁寧に教えてくれるアプリではありません。
トーキングマラソンが得意なのは、すでに知っている単語やフレーズを、会話の中で使える形にしていくことです。
たとえば、学校で習った単語やSNSで見かけたフレーズを知っていても、実際に話す場面になるとすぐには出てこないことがあります。
そんなときに必要なのは、さらに知識を増やすことだけではなく、英語を口から出す練習です。
トーキングマラソンでは、会話の流れを聞き、自分が返す番になったら英語で答えます。言えなかった表現はそのまま終わりではなく、練習してから再チャレンジできます。
そのため、「英語は少しわかるのに会話になると固まる」という人には、かなり相性のよいアプリです。
トーキングマラソンが向いている人
トーキングマラソンは、次のような人に向いています。
- 中学英語は少し覚えている
- 英単語やフレーズを見れば意味はわかる
- オンライン英会話で沈黙してしまう
- いきなり人と話す前に、ひとりで口を慣らしたい
- SNSや動画で英語フレーズを見かけるが、使えるようにはなっていない
- 予約なしで、好きな時間に英会話練習をしたい
- 自由会話より、まず会話の型を身につけたい
最初は別の学習も並行した方がよい人
一方で、次のような人は、基礎学習と並行して使うほうが続けやすいでしょう。
- I am / You are の意味がまだあやふや
- 短い英文を読んでも意味がほとんど取れない
- 英語の語順や基本文法を一から学び直したい
- 英語を話す前に、単語や文法の土台を作りたい
- 間違いの理由を日本語で細かく説明してほしい
トーキングマラソンは「英語を話すための筋トレ」には向いていますが、基礎英語の教科書代わりになるアプリではありません。
ただし、基礎学習をしながら「話す練習」も少しずつ始めたい人には、むしろよい組み合わせになります。
📱トーキングマラソンはどんなアプリ?ひとりでできる会話の自主トレ

トーキングマラソンは、スマホを相手に英会話のやり取りを練習できる発話トレーニングアプリです。
自由に雑談するAI英会話アプリとは少し違い、会話スキットに沿って「自分なら何と返すか」を考え、口に出して答えていくスタイルです。
アプリ内の流れは、大きく分けると次のようになります。
- 会話の流れを聞く
- 自分の発話パートが日本語で表示される
- 6秒以内に英語で返す
- 言えなかった表現を練習する
- もう一度、会話の流れの中で使ってみる
単に日本語を英語にする問題を解くだけではなく、「相手にこう言われたら、自分はこう返す」という流れの中で発話するのが特徴です。

トーキングマラソンは、英会話レッスンそのものではありません。
ただ、レッスンで何も言えずに終わってしまう人のための「会話前の自主トレ」としては、かなり使いやすいアプリです。
🗣️ キクタン英会話ベースだから、学ぶ表現に安心感がある
トーキングマラソンのコンテンツは、アルクのロングセラー教材「キクタン英会話」の頻出フレーズをベースに作られています。
キクタンといえば、英単語やフレーズをテンポよく繰り返しながら、使える形で覚えていく教材として知っている人も多いでしょう。
トーキングマラソンでは、その頻出フレーズをただ暗記するのではなく、会話の流れの中で使う練習に進めています。
たとえば、SNSやドラマ、英語学習アカウントで見かけたフレーズを保存している人もいると思います。
でも、フレーズを1つだけ覚えても、
「どんな流れで使えばいいのか」
「少し内容を変えたいときはどう言えばいいのか」
まではわからないことがあります。
トーキングマラソンは、フレーズを会話の中で使い、似た形の表現にも触れていくため、断片的に知っていた英語が少しずつつながっていく感覚があります。
知っている表現が、ただの点ではなく、
「こういう場面で、こう返せばいい」
という線になっていく。
これが、トーキングマラソンの大きな魅力です。
初心者には6秒が難しい。でも、その圧には意味がある

トーキングマラソンを初めて使うと、多くの人が6秒の短さに驚くと思います。
日本語を見てから、単語を思い出して、文法を確認して、完璧な英文を作ろうとしていると、あっという間に時間が過ぎます。
正直に言うと、初心者にとって6秒は楽ではありません。
最初は答えられなくても、全然おかしくありません。
けれど現実問題、英会話では、相手がこちらの頭の中で英文が完成するまで待ってくれるとは限りません。
会話では、完璧な英語をじっくり組み立てるよりも、知っている表現を使ってまず返す力が必要になります。
トーキングマラソンの6秒は、正確な英文を1回で当てるための制限時間ではありません。
「英語を考えてから言う」のではなく、「英語で返す」ことに慣れるための負荷です。

最初から6秒で答えられなくても大丈夫です。
大事なのは、答えを見て終わることではなく、
「ああ、ここではこう言えばいいのか」と理解した表現を、
もう一度自分の口で言ってみることです。
少し急かされるくらいの練習だからこそ、オンライン英会話や海外旅行で英語が必要になったとき、「知っているのに出てこない」を減らしていけます。
瞬間英作文だけではない|パターンプラクティスで応用力も育つ
トーキングマラソンは、6秒で英語を返す瞬間英作文だけのアプリではありません。
言えなかった表現を、少し言葉を変えながら練習するパターンプラクティスもあります。
たとえば、
That sounds easy.
簡単そうですね。
という表現を学んだら、
That sounds good.
よさそうですね。
That sounds like fun.
楽しそうですね。
のように、同じ型を使った別の表現にも触れていきます。
これがあることで、「That sounds easy.」という1文だけを丸暗記するのではなく、That sounds ~ という型そのものが少しずつ使えるようになります。
英会話で本当に役立つのは、覚えた例文をそのまま再現する力だけではありません。
知っている型を使って、少し言い換えたり、別の場面に応用したりする力も必要です。
トーキングマラソンは、瞬間英作文とパターンプラクティスを組み合わせることで、フレーズ暗記で終わらない会話の土台を作ってくれます。
🤓 実際に使って感じた|トーキングマラソンは「ザ・英会話」の練習

最近の英会話アプリには、AIとの自由会話、キャラクターとの会話、細かい分析機能、発音評価など、たくさんの機能があります。
便利なアプリは多いですし、自由に話す楽しさもあります。
ただ、英会話を始めたばかりの人にとっては、「自由に話してください」と言われること自体が難しい場合もあります。
何を話せばいいのか。
どう切り出せばいいのか。
相手に何か聞かれたら、どう返せばいいのか。
そんな状態で自由会話を始めると、英語以前に会話の入り口で止まりやすくなります。
トーキングマラソンは、そうした人にとっての「ザ・英会話」の練習です。
会話の流れがあり、相手のセリフがあり、自分が返す番が来る。
まずは、聞かれたことに英語で返す。
その基本を何度も繰り返せます。
派手な演出や機能の多さよりも、英語を口から出す土台を作ることに重点を置いたアプリだと感じました。

AIと自由に話す前に、まずは「聞かれたことに英語で返す」練習をしたい人向けです。
👍 オンライン英会話をしたいけれど、うまく話せない人にもおすすめ

トーキングマラソンは、オンライン英会話と競合するサービスというより、オンライン英会話を活かすための準備になるアプリです。
オンライン英会話では、講師と実際にやり取りできる一方で、会話中に沈黙してしまうこともあります。
「言いたいことはあるのに英語が出てこない」
「講師が待っていると思うと焦る」
「レッスン後に、言えなかったことばかり思い出す」
こうした経験がある人は少なくないでしょう。
トーキングマラソンなら、予約は必要ありません。
講師のスケジュールに合わせる必要もなく、相手を待たせる気まずさもありません。
短いスキットから、好きな時間に何度でも練習できます。
オンライン英会話に進む前に、よく使う返答や会話の型を口に入れておけば、レッスン中に「何も言えなかった」で終わる回数を減らしやすくなります。
トーキングマラソンとオンライン英会話の役割の違い
| 学習方法 | 得意なこと |
|---|---|
| トーキングマラソン | ひとりで会話の型を練習する・瞬発力をつける・発話量を増やす |
| オンライン英会話 | 実際の相手と会話する・質問する力をつける・自分の話題でやり取りする |
英会話を始めたばかりの人は、どちらか一方だけを選ばなければいけないわけではありません。
まずトーキングマラソンで「返す練習」を重ねてから、オンライン英会話で実際の会話に挑戦する。
この組み合わせは、英語を話すことへの抵抗を下げたい人におすすめです。
⚠️ 発音添削を最優先したい人には、少し物足りないかも

トーキングマラソンには音声認識によるフィードバックがあります。
自分の発話が大きく通じているか、狙った表現を言えているかを確認しながら進められるため、ひとりで練習する際の目安になります。
また、AIフラッシュトレーニングでは、回答への評価や解説も受けられます。
ただし、発音の細かな癖まで徹底的に見てほしい人には、物足りなさを感じるかもしれません。
たとえば、
- r と l の違いを細かく直してほしい
- 母音や子音ごとの発音方法を学びたい
- アクセントやイントネーションまで詳しく添削してほしい
- 自分の発音の弱点を継続的に分析してほしい
という人は、発音添削に強いアプリや、発音専門の教材を併用したほうがよいでしょう。
トーキングマラソンは、発音矯正を主目的にしたアプリではありません。
あくまで、会話の流れの中で英語を返すこと、知っている表現を口から出すことに重点を置いたアプリです。
💰トーキングマラソンは高い?オンライン英会話と比べると考え方が変わる

トーキングマラソンは、格安の英語学習アプリとは言えないかも知れません。
- 1カ月プランは月額4,378円(税込)
- 1年プランは年額36,696円(税込)
- 月あたり3,058円(税込)
です。
買い切りの単語帳アプリや無料の英語学習コンテンツと比べると、気軽に払える金額ではないと感じる人もいるでしょう。
ただ、オンライン英会話と比べると見え方が変わります。
オンライン英会話は、講師と話せることが最大の魅力です。その一方で、予約が必要だったり、決まった時間を確保したり、レッスン中に十分話せなかったと感じたりすることもあります。
トーキングマラソンは、講師との会話はできません。
しかし、予約なしで、好きな時間に、短時間でも、何度でも声を出して練習できます。
「今日は25分のレッスンを受ける時間はないけれど、5分だけならできる」
という日でも続けやすいのは大きなメリットです。
オンライン英会話の前に話す準備をしたい人、レッスン以外の発話量を増やしたい人にとっては、単なるアプリ代ではなく、会話の自主トレ環境にお金を払う感覚に近いでしょう。
あわせて読みたい
トーキングマラソンの料金の妥当性・無料版・3日間体験の違いをこちらの記事で詳しくまとめています。

🔰初心者がトーキングマラソンを続けるコツ

トーキングマラソンを始めたばかりの頃は、言えない表現が多くて当たり前です。
最初から正解を連発することを目標にすると、6秒の制限が苦しく感じやすくなります。
初心者は、次のように使うと続けやすいでしょう。
1日1スキットから始める
最初からたくさん進めようとしなくて大丈夫です。
短いスキットを1つだけでも、実際に声に出して終えることを優先しましょう。

面白くなって、次々やってみたくなるのもわかるのですが、
学習したスキットを何度も何度も練習すると効果が実感しやすいと思います。
言えなかった表現を「失敗」と考えない
言えなかった表現こそ、次に覚えるべき表現です。
答えを見て「知らなかった」で終わらせず、声に出して数回言ってみるだけでも変わります。
1回で完璧に言おうとしない
会話で使えるようになるまでには、何度か同じ表現に出会う必要があります。
最初は聞き取れなかったり、答えられなかったりしても問題ありません。
同じ型を別の場面で見かけたときに、「あ、前にも出た」と気づけるようになることが大切です。

結局は反復練習が一番効果的です。
AIフラッシュ機能を最大に活用するといいと思いました。
オンライン英会話の前に使う
オンライン英会話を受ける予定がある日は、その前に1スキットだけ進めるのもおすすめです。
英語を話すモードに切り替わりやすくなり、レッスンの最初の緊張を少し和らげられます。
まずは3日間の無料体験で、6秒の感覚を試してみよう

トーキングマラソンには、3日間の無料体験があります。
無料体験中は有料版の機能を試せるため、実際にスキットを進めながら、自分に合うかどうかを確認できます。
無料体験終了後に自動で有料契約になることはありません。
だからこそ、まずは「6秒の圧が自分には無理かも」と想像だけで判断せず、実際に数日使ってみるのがおすすめです。
初めは、どんな英会話アプリでも少し緊張します。
英語で答える画面が出た瞬間に、「いや、急に本番が始まったな」と思うかもしれません。
でも、何本かスキットを進めるうちに、前は言えなかったフレーズが口から出る瞬間があります。
そのときに、英語をただ覚えるのとは違う、「会話で使えるようになってきた」感覚が出てきます。
よくある質問
- Qトーキングマラソンは英語初心者でも使えますか?
- A
使えます。ただし、単語や文法を一から学ぶ教材というより、知っている英語を口から出す練習に向いたアプリです。中学英語の基礎を学びながら、話す練習を始めたい人にも向いています。
- Qトーキングマラソンの6秒は初心者には難しいですか?
- A
最初は難しく感じる人が多いでしょう。ただし、1回で正しく言えることが目的ではありません。答えられなかった表現を練習し、会話の中でもう一度使ってみることで、少しずつ返答の型を増やしていけます。
- Qトーキングマラソンはオンライン英会話の代わりになりますか?
- A
講師と自由に会話するオンライン英会話の代わりにはなりません。ただし、オンライン英会話の前に、会話でよく使う表現や返答の型をひとりで練習するには向いています。
まとめ|トーキングマラソンは、英会話を始める前の人にもおすすめ
トーキングマラソンは、英語をゼロから教えてくれるアプリではありません。
その代わり、「知っているのに言えない」「オンライン英会話で固まる」「自由会話の前に準備したい」という人に、英語を口から出す回数を作ってくれます。
6秒で返す練習は、最初は難しく感じるはずです。
ただ、その少しの負荷があるからこそ、英語を考えてから言うのではなく、英語で返す感覚を育てやすくなります。
キクタン英会話ベースの頻出フレーズを、会話の流れの中で使い、パターンプラクティスで応用する。
トーキングマラソンは、フレーズを暗記して終わらせず、実際の会話で使える形に近づけていくアプリです。
オンライン英会話を始めたいけれど、まだ人と話す自信がない人。
英語のフレーズを知っているだけで終わらせたくない人。
予約なしで、ひとりで英会話の自主トレを始めたい人。
そんな人は、まず3日間の無料体験で、トーキングマラソンの「話す練習」を試してみてください。


