節分は、日本人にとってはおなじみの行事ですが、いざ英語で説明しようとすると意外と詰まるものです。
「鬼は外、福は内って英語でどう言う?」「恵方巻のルール、どこまで説明すればいい?」と迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、節分(Setsubun)を英語で自然に説明するための基本フレーズから、
2026年の最新情報(恵方)、さらにSNSや英会話ですぐ使える実践表現までをまとめました。
単なる直訳ではなく、
「なぜそうするのか」「どういう意味を持つ文化なのか」まで伝えられる表現を中心に紹介しているので、
ブログ・SNS・英会話など、さまざまな場面でそのまま使える内容になっています。
1. 「節分」の基本概念を英語で伝えよう
まずは、節分が何であるかを1〜2文で説明できるようになりましょう。
基本の1文
Setsubun is a traditional Japanese festival to celebrate the beginning of spring.
(節分は、春の始まりを祝う日本の伝統的な行事です。)

Q:節分って、英語の単語はないの?
A:節分にぴったり当てはまる英語の単語はありません。
そのため、英語では “Setsubun” と日本語のまま呼び、
「どんな行事なのか」を英語で説明するのが一般的です。
補足の知識
「節分」という言葉自体は「季節の分かれ目(seasonal division)」を意味します。
The word “Setsubun” literally means “seasonal division.” It marks the day before the first day of spring according to the old Japanese lunar calendar.
(節分という言葉は文字通り「季節の分かれ目」を意味します。旧暦における立春の前日を指します。)
2. 「豆まき」を英語で実況解説!
豆まきを説明する際、重要になるのが「なぜ豆を投げるのか」という目的の表現です。
必須英単語
- Roasted soybeans:炒った大豆
- Warding off evil spirits:邪気を追い払う(魔除け)
- Drive away:追い出す
- Good fortune:幸運
実践フレーズ
We throw roasted soybeans while shouting, “Demons out! Luck in!” (Oni wa soto! Fuku wa uchi!).
(「鬼は外!福は内!」と叫びながら炒った大豆を投げます。)
The beans represent purifying the home and driving away evil spirits to welcome luck for the new year.
(豆は家を清め、新しい年の幸運を迎え入れるために邪気を追い払うことを象徴しています。)
学習ポイント
「〜するために(to + 動詞)」や「〜を象徴する(represent)」といった表現を使うと、日本文化の深みが伝わりやすくなります。
3. 2026年の恵方は?「恵方巻」のルールを説明
近年、海外でも「Sushi Roll」として馴染みがあるため、恵方巻の説明は非常に盛り上がります。
2026年の恵方
今年の恵方は「南南東」です。英語では方位を組み合わせて表現します。
The lucky direction for 2026 is South-Southeast.
恵方巻の3つのルールを英語で説明
学習者の方が説明しやすいよう、箇条書きのフレーズを用意しました。
- Eat in silence
- You must eat the entire roll in complete silence, otherwise your luck might escape.
- (完全に沈黙して食べなければなりません。さもないと運が逃げてしまいます。)
- Face the lucky direction
- You should face the year’s “lucky direction” while eating.
- (食べている間は、その年の「恵方」を向く必要があります。)
- Eat the whole roll at once
- Don’t cut the roll! Eating it whole symbolizes not cutting your ties or your good fortune.
- (太巻きを切ってはいけません!丸ごと食べることは、縁や運を切らないことを象徴しています。)
4. 英語学習者が間違いやすいポイント
文化の違いを説明する際に、気をつけたい英語表現のコツをまとめます。
「鬼」は “Demon”? “Ogre”?
日本の「鬼」は西洋の “Demon”(悪魔)とは少しニュアンスが異なります。
- Demon: 邪悪な精神、悪魔的存在。
- Ogre: 民話に出てくる角が生えた怪物。日本の鬼を説明するなら、“Japanese ogre-like creatures called Oni” と補足すると、より正確なイメージが伝わります。

Ogreの発音は、カタカナで「オウガ」と読むのが近いです!最後は「レ」ではなく、喉の奥を鳴らすような「ガ」で終わるのがポイント。ぜひ声に出して練習してみてくださいね。
『鬼滅の刃』の影響で、今は “Demon” という言葉が「日本の鬼」として定着しつつあります。
でも、節分の鬼と何が違うのでしょうか?
| 呼び方 | イメージ・ニュアンス | 主な例 |
| Ogre (オウガ) | 物理的な怪物。 角、牙、筋肉質な体、金棒を持っている。 | 節分の鬼、桃太郎の鬼 |
| Demon (ディーモン) | 超自然的な悪。 元人間だったり、邪悪な力を持っていたりする。 | 鬼滅の刃 (Demon Slayer) |
なぜ『鬼滅』は “Demon” なのか?
『鬼滅の刃』に登場する鬼は、もともと人間であり、特殊な能力(血鬼術)を使い、精神的な「業」を背負っています。西洋でいう “Demon”(邪悪な存在・悪魔) の定義に近いため、この単語が採用されました。
節分の鬼はどっち?
節分で追い払うのは、災害や病気などの「邪気」の象徴です。
ビジュアル(角やパンツ)を説明するなら Ogre ですが、追い払うべき「悪い存在」として語るなら Demon と言ってもいいでしょう。
「福」の言い換え
“Happiness” も間違いではありませんが、節分の文脈では “Good fortune” や “Good luck” の方が「運気が上がる」というニュアンスに近く、自然です。
5. 【コピペOK】SNSで使える節分投稿テンプレート
最後に、今日から使える英語メッセージを紹介します。
パターンA:豆まきをした時
“Did Mamemaki (bean-throwing) tonight to kick out the bad vibes and welcome spring! Happy Setsubun! 👹🫘”
(悪い空気を追い出して春を迎えるために、今夜は豆まきをしたよ!ハッピー節分!)
パターンB:恵方巻を食べる時
“Enjoying Ehomaki (lucky sushi rolls) facing South-Southeast in total silence. May this year be filled with happiness! 🍣✨”
(南南東を向いて、静かに恵方巻を楽しんでいます。今年が良い一年になりますように!)
まとめ:文化を伝えることは最高の英語学習
節分のような伝統行事を英語で説明しようとすると、「自分の文化をどう言語化するか」という思考プロセスが発生します。これは、単なる暗記よりもはるかに高い学習効果があります。
2026年の節分は、ぜひ “South-Southeast” を向いて、学んだフレーズを口にしながら(食べ終わってから!)楽しんでみてくださいね。


