「本気で英語を話せるようになりたい。でも、英会話スクールに通っても結局続かなかった……」
そんな経験をしたビジネスパーソンが、次の選択肢として検討するのが英語コーチングです。
一方で、調べてみると受講料は3ヶ月で50万円以上。
「正直、高すぎない?」
「英会話と何が違うの?」
と感じるのは、ごく自然な反応でしょう。
結論から言うと、英語コーチングは英語を教わる場所ではありません。
自学自習の生産性を極限まで高め、学習を“やり切らせる”ためのサービスです。
本記事では、まず英語コーチングの正体を整理したうえで、
戦略が真逆とも言える2社──
- 「授業はいらない」プログリット
- 「授業こそ命」トライズ
この2社を比較しながら、
どんな人に、どちらが向いているのかを冷静に解説します。
そもそも英語コーチングとは?解像度を上げる「4つの正体」
英語コーチングを正しく理解するためのキーワードは、「自習のマネジメント」です。従来のスクールが「英語という知識を教える場所」なら、コーチングは「英語を習得するための自学自習を最後までやり抜かせる場所」です。
具体的に何をするのか、その内容は大きく分けて以下の4つの柱で構成されています。
① 科学的根拠に基づいた「現状分析」
まず、「第二言語習得論」に基づき、あなたの英語力の弱点を科学的に特定します。
リスニングが苦手な原因が「音そのものが聞き取れない(音声知覚)」なのか、「意味を処理するスピードが遅い(意味理解)」なのかをテストで可視化。1,000以上の教材から、あなたに最適な組み合わせを提案します。
② 徹底した「進捗管理」と「伴走」
一人では挫折しがちな自学自習を、専任コンサルタントが毎日サポートします。チャット等での学習報告を義務化し「サボれない仕組み」を構築。シャドーイングの録音データを毎日添削するなど、プロのフィードバックが24時間体制で入ります。
③ 「生活習慣」の再設計
忙しい社会人が毎日2〜3時間の学習時間を確保できるよう、通勤時間や昼休みなどの隙間時間を含めた分単位のスケジュールをコンサルタントと共に組み上げます。
④ 週1回の面談と確認テスト
週に一度、学習の質を確認。英単語や口頭英作文のテストを行い、成果を定量的に把握します。テスト結果や仕事の忙しさに合わせて翌週のプランを微調整し、メンタル面もサポートします。
【特別解説】多忙な社会人が「1日3時間」を捻出する極意
「3時間なんて物理的に無理だ」と思う方にこそ、コーチングの真価があります。彼らは根性論ではなく、「生活構造の改革」で時間を生み出します。
- ① 「朝」に8割を詰め込む
プログリットやトライズの成功者に共通しているのが、「朝型へのシフト」です。
夜は残業や誘惑がありますが、朝は誰にも邪魔されません。朝5時に起床し、出社前の2〜2.5時間を英語に充てる。仕事が始まる前にその日のノルマをほぼ終えてしまうのが鉄則です。 - ② 「隙間時間」のパズル
「移動時間はすべてシャドーイング」「昼休みの15分は単語」といった具合に、隙間時間を完全にルール化します。これだけで机に向かわずとも1日1時間以上を稼げます。 - ③ 学習の「歯磨き化」
「朝起きたらまずアプリを開く」といった行動を、歯磨きと同じレベルで習慣化します。意志の力を使わず、無意識に体が動く状態までコンサルタントが常にリマインダーを投げてきます。

結局は生活管理なの?と感じる方もいらっしゃるでしょう。
一流のアスリートが徹底した生活管理をしているのはなぜか?と置き換えると納得いくかと思います。
【2026年最新】プログリット vs トライズ 比較早見表
まずは、両極端な2社の基本スペックを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | プログリット (PROGRIT) | トライズ (TORAIZ) |
| 学習コンセプト | 「自習効率」に全振り | 「学習総量」に全振り |
| レッスンの有無 | なし(自習のみ) | あり(週3回ネイティブと実戦) |
| レッスンの実態 | 外部オンライン英会話を推奨※ | 自社の専属ネイティブ講師が担当 |
| 標準的な期間 | 3ヶ月(短期集中) | 12ヶ月(1年間の長期伴走) |
| 主要AIアプリ | スピフル、ディアトーク | トラビット(TORAbit) |
| 受講料目安 | 約63.3万円〜(3ヶ月/入会金込) | 約134万円〜(12ヶ月/1年) |
| 給付金制度 | 対象(最大10万円) | 対象(最大10万円) |
※重要:プログリットの受講料について
プログリット自体の受講料にオンライン英会話代は含まれません。英会話実践が必要な場合、別途、外部サービス(DMM英会話等)との契約(月額約3,500円〜10,000円)が必要になります。
「授業はいらない」自習効率の極み:プログリット(PROGRIT)
プログリットの最大の特徴は、「英語を教えるレッスンを一切行わない」ことです。
なぜ「授業をしない」のか?
プログリットは、「日本人が英語をできないのはアウトプット不足ではなく、圧倒的なインプット量と正しい自習(脳の筋トレ)が足りていないから」と定義しています。
中途半端なレッスンに時間を使うなら、その分をシャドーイングや口頭英作文に充て、「自走できる力(自分で伸ばす体質)」を3ヶ月で叩き込むのがプログリットの美学です。
合理性の極致:レッスンの外部委託
英会話実践が必要な場合、プログリットは自前で講師を抱えず、外部のオンライン英会話(DMM英会話等)の活用を指示します。
「餅は餅屋」の考えで、リーズナブルな価格帯のインフラを活用し、コーチはその「レッスンの密度を10倍にする」指導に特化します。
最新のAIツール
- スピフル: スピーキングをAIが即時に添削。
- ディアトーク: 対人不要で24時間AIと英会話練習。
「授業こそ命」学習総量の極み:トライズ(TORAIZ)
プログリットが「最短の型」なら、トライズは「英語漬けの環境」を買う場所です。
「1年で1,000時間」という圧倒的な物量
日本人が英語を習得するには合計2,200時間必要だと言われます。義務教育分を除いた残り1,000時間を、1年かけて完遂させるのがトライズです。
驚異の学習継続率91.6%を支えるのは、週3回のネイティブ講師による実戦レッスン。自習で蓄えた知識を、すぐにレッスンという「本番の試合」で試すサイクルを1年間回し続けます。
最新のAIツール:トラビット(TORAbit)
特許取得済みのAIアプリが24時間体制でシャドーイングを精密採点。人間による添削を待つ時間をゼロにし、1,000時間の山を登る質を劇的に高めています。

目的に応じて受講期間は変更できます。
長い!と感じるかもしれませんが、現実的な想定だと思います。
短期間で達成できる目標は少し限定的になりがちです。
給付金と保証:失敗できない人のためのセーフティネット
どちらも安くはない投資ですが、厚生労働省の「一般教育訓練給付制度」を活用すれば、実質負担を大きく減らせます。
- プログリット: 主力の「ビジネス英会話3ヶ月プラン」等が対象。修了後に最大10万円が受給可能です。
- トライズ: 業界最多水準のコースが対象。1年間の長期コースでも、条件を満たせば最大10万円の還付が受けられます。
両社とも「30日間全額返金保証」があるため、自分に合わないと感じた際のリスクヘッジも万全です。

給付金制度、返金保証の条件や申し込みの流れの詳細も無料カウンセリンでしっかり確認するといいと思います。厚生労働省の解説ページはこちらから。
まとめ:あなたは「最短の型」か「最強の環境」か
- プログリット
→ 短期で学習の型を作り、自走したい人向け - トライズ
→ 1年かけて環境ごと英語漬けになりたい人向け
どちらが正解という話ではありません。
自分の性格と生活に合うかどうかが、最重要です。
まずは「無料カウンセリング」で現在地を知る
英語コーチングは、いきなり申し込むものではありません。
本来は、
- 今の英語力で
- 何が足りていないのか
- 何を、どれくらい、どんな順番でやるべきか
をプロに診断してもらう場です。
プログリット、トライズともに、
入会前に無料カウンセリングを実施しています。
高額なサービスだからこそ、
まずは自分の現在地を正確に知ることから始めてみてください。


