TOEICで高得点を取ったのに「思ったように英語が話せない…」と悩んでいませんか？その原因と、今日からできる解決策を紹介します。
なぜTOEIC高得点でも話せないのか？
一番の原因はアウトプット不足です。TOEICはリスニングとリーディングの試験で、話す力は直接評価されません。そのため、勉強が「インプット中心」になりがちで、実際に英語を話す経験が不足してしまうのです。
さらに、次の2つが話せない原因につながることがあります。
- 心理的な壁：完璧に話そうとするあまり、口ごもってしまう
- 話す機会の不足：学んだ知識を使う場がない
話せるようになるための第一歩は「声に出す」
解決のカギは、声に出す習慣をつけることです。インプットした知識をアウトプットにつなげる練習が欠かせません。次の方法を試してみましょう。
- シャドーイング：英語音声を聞きながら真似して話す練習法です。リスニング力とスピーキング力が同時に鍛えられます
- 独り言トレーニング：身の回りのことを英語で話す癖をつけると、言いたいことがスムーズに浮かぶようになります
- オンライン英会話の活用：自宅で気軽に話す練習ができます
- 英会話カフェ：実践の場としておすすめです。気軽な雰囲気の中で話すことに慣れましょう
シャドーイング
プロの通訳が行う訓練として知られていますが、いきなりプロレベルなものから取りかかると挫折してしまいがち。自分のレベルにあったものを選ぶことが重要です。
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独り言トレーニング
思ったことを英語にして口に出すというトレーニングです。パッとセンテンスが構成できるようになるにはしばし考えながら行うので学習の速度はゆっくり目。自分で考えながら英語脳を鍛えていくので長期的にみると強い実践力が養えます。
始めはテンプレートを使って行なったシャドーイングで身につけたフレーズなどを実際の場面で言えるようになるように努力してみるといいですね。
オンライン英会話の活用
シャドーイングで言えるようになったフレーズを実際にオンライン英会話で使って練習していきます。生の講師とはまだ緊張してしんどいと思ったらAI英会話で会話を続ける練習をしてみましょう。
AI英会話の注意点
シャドーイングではほぼ完璧にできるし、AI英会話でも問題なく会話は続く、なのにオンライン英会話（人間の講師）だとどうしてもしゃべれないという問題の裏には「まちがえたくない」という恐れが潜んでいます。自分はTOEICで高得点だから間違えてはいけないというプレッシャーが自分をしゃべれなくしてしまっている場合もあります。
英会話講師はあなたのスピーキング力をジャッジしません。完璧を目指さず間違えても気にしない気持ちでやるのが一番です。
英会話カフェ
オンライン英会話に慣れてきたら実際に英会話をしてみましょう。周りに人がいるから緊張するかもしれませんが、気軽な雰囲気で英語をしゃべることに慣れるには最適です。
TOEICの知識をスピーキングに活かすコツ
TOEICで得た知識は、スピーキングの土台として活用できます。具体的には次の点が役立ちます。
- リスニングの「反応力」を活かす：リスニングで鍛えた耳の力を、会話の「聞き返し」に応用すると効果的です
- TOEICの語彙やフレーズを「話し言葉」に転用する：覚えた表現をそのまま使うのではなく、シンプルに言い換えながら使うのがコツです
まとめ
TOEIC高得点は、スピーキング力を高めるための強力な土台です。あとは「声に出す」練習を積み重ねることで、話せる力が着実に身についていきます。まずは今日から、声に出してみることから始めてみましょう！
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