いや、そこは経験を表す現在完了形でしょ?
初心者さんだけでなく、
中級者さんでも見られる「文法を用いた表現の欠如」。
中学校で習う簡単な文法を使ってしゃべると、
言っていることをスッとかんたんにはっきりと想像してもらえるって知ってました?
それだけ文法は大事なんです。
とはいえ、英語の文法を完全に理解し、使いこなすのはなかなかハードルが高いですね。
なので、管理人とりしまが「使いこなしたいかんたんな中学英語文法」を3つご紹介します。
この3つをマスターすると表現が一気にネイティブスピーカーに近づきます。
そこまで難しいものではないのでぜひ次のレッスンに試してみてください。
初心者さんに安心の日本語解説でわかりやすい!
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完了形
have/has + 過去分詞(過去形にするときはhaveを過去形にします)
日本人の鬼門、完了形。
日本語にはこの概念がないので理解するには
よくタイムチャートが用いられています。
ここではあえて時制軸のチャートは使わず、
オンライン英会話で見られる
「こんな時に使う」というケースを紹介します。
〜したことがある(経験)
経験を語る時に使う代表的な用法。
- I have been to Europe.(ヨーロッパに行ったことがある)
- She has never eaten natto before.(彼女は納豆を食べたことがない)
- I’ve never heard of it.(聞いたことないよ)
おそらくこれが一番マスターしやすい完了形の表現でしょう。
〜するべきだった(後悔・自責の念)
後悔や自責の念を伝えるだけではありません。
相手を責めない「〜してくれたらよかったのに」の表現もこれでOKです。
※責める時も同様ですので声の調子で判断しましょう。
- Mary should have doublechecked the documentation before submitting it to HR department. (メアリーは人事に書類を提出する前にダブルチェックするべきだった)
- I should have done it.(やっときゃよかった)
- You should have called me! I could have come! (電話してくれたらよかったのに!来れたのに)
過去進行形
was/were + 動詞 ing
〜していた(過去の進行している動作)
なぜかみんな躓く過去進行形。
現在進行形を過去に移行しただけです。
オンライン英会話のレッスン中で主に使うのは過去形です。
動作を進行形にするだけで様子が瞬時に眼に浮かぶのがわかりますよね。
- I was sleeping when you called me.(電話くれた時寝てたよ)
比較級・最大級
形容詞+er than / more 形容詞 than
より〜、もっと〜(増し)
とりしまが在米中よく思ったのが、
会話のそこらじゅうに比較級が散りばめられていることです。
人かな?とも思いましたが、
仕事上たくさんの人と会っていたのでやっぱりそうです。
比較級を散りばめることで
ものすごく自然な表現で多くの情報を伝えられるので試してみてください。
than以降を省略することも多々あります。
- I’ve been busier lately.(最近(前と比べて)忙しい)
こうすることで前よりも
もっと忙しくしていることがスッと想像できると思います。
彼らはいつも何かと比べているのでしょうか?
一番〜(強調したい時)
the 形容詞+est / the most 形容詞
特にアメリカ人は「the best ever!」が大好きです。
何でもかんでも、すごく良ければ「the best ever!」です。
※多分女性の方が言う頻度が高いかな
強調したい時には大袈裟に感じても最大級を使うと雰囲気が出て自然です。
嘘はつきたくない、と思ったら「one of the 〜est」としてもいいでしょう
おすすめの参考書
「意味順」式で中学英語をやり直す本
中学英語があやふやな人、文法用語が苦手な人におすすめです。
ブロックを使って構成要素を説明しているのでセンテンスの成り立ちが可視化できて理解にカンタン。
真・英文法大全
スタディサプリやオンライン英会話【hanaso】
でお馴染みの関先生の文法の参考書は秀逸です。
900ページあるこの参考書は英文法の辞書と言っても過言ではありません。
英文法を深く掘り下げたい人におすすめです。
2冊について詳しくまとめているのでこちらもどうぞ。
まとめ
これが言えるとオンライン英会話中表現が豊かになるぞ、という英文法を3つ紹介しました。
- 〜したことがある、〜するべきだったの完了形
- 〜していたの過去進行形
- もっと〜、一番〜の比較級と最大級
いずれも基本中の基本。
けれど現場で多くの人が支えていないので残念に思います。
少し気に留めていれば絶対に使いこなせるようになります。
間違ってもいいんです、負けずにトライし続ければマスターできますよ!
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