「夫の駐在が決まったけれど、英語に自信がなくてどうしよう…」
そんな不安を抱えながら、語学学校に通うべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
当サイト運営者とりしまも在米中、初めて語学学校に通った経験があります。英語力に不安を感じていたので、「これで英語力アップが期待できるかも」と考えていました。
しかし、実際に通ってみても、駐在妻にはほとんど会わなかったのです。
もちろん、語学学校が悪いわけではありません。授業の内容は充実しており、きちんと取り組めば英語力も上がります。それでも、今思えば、語学学校は駐在妻の生活スタイルや優先順位とは少しずれているのかなぁと考えます。
多くの駐在妻は、必要最低限の英語を使いながら、現地での生活や子育て、駐在仲間との情報交換を優先する傾向があります。語学学校で同じペースで学ぶよりも、「自分に一番必要な実践的な英語」を選んで学ぶ方が効率的かもしれません。
この記事では、私の在米体験をもとに、語学学校に行くか迷っている駐在妻向けに、効率的で現実的な英語の学び方をご紹介します。語学学校に行くかどうかの判断の参考にしてみてください。
駐在妻が語学学校に行かない理由
駐在妻の多くは、語学学校に通うことよりも、日常生活で本当に必要な英語を効率的に身につけることや、駐在仲間との情報交換を優先する傾向があります。
もちろん、語学学校で学ぶメリットもありますが、滞在期間や子育て、家庭中心のライフスタイルによっては、必ずしも最適とは限らないかもしれません。
ここから、具体的に駐在妻が語学学校に行かない理由を見ていきましょう。
1. 日常で必要な英語だけで生活できる
駐在妻にとって、英語は「日常生活で困らないレベル」があれば十分です。
スーパーでの買い物、病院での予約、学校での簡単な会話…実際に日常で使うフレーズを覚えるだけで生活は回ります。語学学校で文法や会話を網羅的に学ぶよりも、自分に必要なフレーズを優先して覚える方が効率的です。
例えば、スーパーで「これ何ドルですか?」「袋は要りますか?」と聞く、病院で「子供が熱があります」「予約を変更できますか?」と伝える、学校で「担任の先生と面談したい」と相談する、など。こうしたシーンで使えるフレーズを重点的に学ぶ方が、実際の生活には直結します。
2. 駐在妻仲間との情報交換が優先
多くの駐在妻は、生活や育児、現地情報を駐在仲間から得ることを大切にしています。
学校や習い事の情報、子供の教育、病院や買い物の便利情報など、リアルな生活情報を駐在仲間との会話で自然に学ぶことができます。
日常会話の中で、「現地で使える表現」や「困った時にどう伝えるか」をリアルに学べるのもメリットです。
語学学校に通っていても、このような情報は得にくく、駐在妻仲間とのネットワークで自然に覚える方が効率的な場合があります。
3. ライフスタイルやライフステージが合わない
語学学校には幅広い年齢層やバックグラウンドの生徒がいます。しかし、駐在妻は短期間の滞在で子育てや家庭中心の生活をしていることが多く、授業の時間や内容が合わないこともあります。無理に通うより、自分の生活ペースに合わせて学ぶ方がストレスも少なく、続けやすいのです。
例えば、授業時間が子供の送り迎えと重なったり、長時間座って学習するのが難しかったりする場合、効率的に英語力を伸ばすには別の方法を選ぶ方が現実的です。

やはり語学学校に通う生徒は将来英語を使って進学や就職を目的にしている人なので
駐在妻とは興味のあることや話題が合わない事があると思います。
これはどちらが良い悪いではなく、それぞれライフステージが違うだけです。
とりしまが出会った数人の駐在妻も「正直真面目に学習する気持ちはない」「子供のことや自分の生活に直結してることが大事」と正直に伝えてくれました。
4. 必要に応じて個別サポートを受ける選択肢もある
もし「子供の学校で先生と話したい」「病院で自分の体調を説明したい」「現地で友達を作りたい」といった具体的な場面で英語を使う必要がある場合は、駐妻向けの英語コーチングが役立ちます。生活シーンに特化したカリキュラムで、週1回のオンラインセッションやLINEチャットで質問できるので、短期間で実践力を伸ばすことができます。

たとえば、英語コーチングでは、子供の担任の先生との面談を想定したフレーズを練習したり、病院で使う表現の確認をしたりと、駐妻の日常に即した学習が可能です。自分の生活に合わせて学べるので、語学学校に通うよりも効率的に英語力を身につけることができます。
語学学校が合う駐在妻もいる
もちろん、語学学校がぴったり合う駐在妻もいます。たとえば、英語を学ぶこと自体が趣味であったり、新しい人脈を作りたいという目的がある場合です。
授業を通して、同じクラスの生徒と交流したり、先生からフィードバックをもらったりすることで、英語学習のモチベーションを維持できます。
語学学校に行くかどうかは、駐在妻それぞれのライフスタイルや目的次第。
全員に必須というわけではなく、自分の生活や学習の優先順位に合わせて選ぶことが大切です。
効率的な英語の学び方
- 日常生活で英語を使う
スーパーや病院、学校などで必要なフレーズを実際に使うことが、一番の実践練習になります。日々の生活で少しずつ英語に触れるだけでも、自然とフレーズや表現が身につきます。 - 駐在妻仲間との会話で学ぶ
駐在仲間との情報交換も、英語の学びの場になります。生活情報や子育ての悩みを共有する中で、「本当に必要な表現」を覚えられます。 - オンライン学習・少人数レッスン
自宅で参加できるオンライン英会話や少人数レッスンもおすすめです。時間を有効活用でき、生活スタイルに合わせて学習できます。 - AI英会話アプリの活用
最近はAI英会話アプリも人気です。特に「スピーク」は、ネイティブが使う自然な表現を学べるので、日常生活や子供の学校で使えるフレーズを効率的に身につけられます。アプリを使えば、隙間時間に繰り返し練習することも可能です。 - 必要な時に頼れる駐妻向け英語コーチング
生活に直結した英語を短期間で習得したい場合は、駐妻専門の英語コーチングも選択肢になります。子供の学校や病院で使うフレーズに特化したカリキュラム、週1回のオンラインセッション、LINEでの質問対応など、実践的な学習が可能です。

「学校で子供がトラブルになった時、英語で対応できなかった…」
「病院に電話するのも緊張する…」
そんな日常の不安をサポートしてくれるのが、駐妻向けの英語コーチングです。
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まとめ
駐在妻として海外生活を送る中で、語学学校に通うのが必ずしもベストとは限りません。生活スタイルや優先順位、学びたい内容によって、最適な方法は人それぞれです。
- 日常で必要な英語を実践的に学ぶ
- 駐在妻仲間との情報交換で自然に覚える
- オンライン学習や少人数レッスン、AIアプリを活用する
- 必要に応じて駐妻向け英語コーチングで効率的に学ぶ
どの方法も、目的や生活に合わせて柔軟に選ぶことが大切です。語学学校に行くかどうか迷っている方も、自分に合った学び方を見つけることで、海外生活をより安心して、より楽しむことができます。