オンライン英会話の現場で、こんな生徒さん(佐藤さん・仮名)を見かけます。
英語ができないわけではありません。
TOEICは800点台後半。
資料も書けますし、メールも問題なくやり取りできます。
プレゼンも、準備さえすればきちんとこなせます。
それでも会議で、
“Any thoughts?”
と振られた瞬間、言葉が止まります。
頭の中では、日本語がはっきり鳴っています。
「方向性はいい。でもコスト感が甘い。」
「一旦、様子を見たい。」
「その前提は少し楽観的だ。」
言いたいことは、ちゃんとあるのです。
けれど口から出てくるのは、
“I think it’s important…”
違います。
それではありません。
正しい英語かもしれませんが、
自分の言葉ではないと、ご本人が一番わかっています。
辞書を引けば出てくるかもしれません。
翻訳アプリに入れれば、それらしい英文も返ってくるでしょう。
でも、それでは間に合わないのです。
求めているのは、
検索して見つける英語ではなく、
瞬間で出せる、自分の英語。
松竹梅で言うと竹です。
右肩上がりで推移しています。
手堅くいきましょう。
厳しい見通しです。
こうした日本語では自然に使っている表現を、
英語でも同じ感覚で出せるようになりたい。
だから「瞬間英作文」にたどり着きます。
けれど、
自分が一生使わない例文をいくら繰り返しても、
会議の一言は変わりません。
必要なのは、
自分が本当に言いたいことを材料にした瞬間英作文です。
この記事は、
英語をうまくなりたい人のためではありません。
自分の言葉で、英語を話したい人のための記事です。
なぜ、英語で言いたいことが出てこないのか
こうした生徒さんに共通しているのは、
英語力そのものが足りないわけではない、という点です。
単語も知っています。
文法も理解しています。
聞けば内容も取れています。
それでも止まる。
理由はシンプルです。
練習してきた英語と、実際に使いたい英語が一致していないからです。
瞬間英作文というと、
“I went to the zoo.”
“This restaurant is famous.”
のような例文を素早く言えるようにする訓練を思い浮かべる方も多いでしょう。
もちろん、それも大切です。
しかし、会議で必要なのは
「動物園に行った話」ではありません。
- 方向性は良いが前提が甘い
- その見通しはやや楽観的だ
- まず論点を整理したい
- 一旦様子を見たい
- 手堅く進めたい
こうした、自分が普段仕事で使っている日本語です。
ここがズレている限り、
どれだけ“正しい英語”を積み上げても、
会議の一言は変わりません。
辞書では出る。でも、それでは足りない
「コスト感が甘い」はどう言いますか。
辞書を引けば、単語は見つかります。
翻訳アプリに入れれば、それらしい英文も出てくるでしょう。
たとえば、
The assumptions are too optimistic.
これは自然な英語です。
問題は、ここからです。
それを“知っている”ことと、
それを“瞬間で出せる”ことは、まったく別です。
検索して作った英語は、
頭の中で一度翻訳を挟みます。
会議では、その0.5秒が命取りになります。
だから必要なのは、
検索力ではなく、再現力と瞬発力。
自分の言いたい日本語を、
自然な英語の構造で持っている状態です。
意味のある瞬間英作文の本質とは
瞬間英作文とは、
例文を速く言えるようになることではありません。
本質は、
自分の言葉を、自然な英語の形で瞬間的に再現できるようにすること。
たとえば、
「方向性はいいが、コスト感は甘い。」
これをそのまま暗記するのではなく、
- まず立場を示す
- そのあとで留保を置く
- 問題点を具体化する
という“構造”ごと身体に入れていきます。
Directionally, I agree, but the cost assumptions seem overly optimistic.
こうした表現を、自分の言葉として回していく。
これが、佐藤さんに必要な瞬間英作文です。
だからこそ、自分の言葉を材料にする
既存の英語学習教材にある例文は、悪くありません。
ただし、それは万人向けです。
佐藤さんが本当に繰り返すべきなのは、
- 松竹梅で言えば竹です
- 右肩上がりで推移しています
- 手堅くいきましょう
- 厳しい見通しです
- 一旦様子を見ましょう
といった、自分が仕事場で日常的に使っている表現です。
自分の言いたいことを材料にして、
それを自然な英語に整え、
瞬間で出せるまで回す。
この設計があって初めて、
会議の一言が変わります。
では、どう練習すればいいのでしょうか
答えは、意外とシンプルです。
自分が実際に使う日本語を材料にして、
それを自然な英語に整え、
瞬間で出せるまで回す。
これだけです。
たとえば、
「一旦、様子を見たい。」
これを英語でどう言うか。
辞書を引くのではなく、
まず自分の意図を整理します。
- 今すぐ決めたくない
- 情報が足りない
- リスクを見極めたい
その構造を英語にすると、
I’d prefer to wait and see for now.
I’d like to gather a bit more data before deciding.
こうした“自然な形”になります。
そして、それを
自分の言葉として反復する。
これがあなたが取り組みみたい瞬間英作文トレーニングです。
しかし、ここで多くの人が止まります
自分の言いたい日本語を、
自然な英語に整えるところで詰まるのです。
「それがわからないから困っている。」
ここが最大の壁です。
AI英会話コーチングアプリスマイルゼミ ENGLISHという選択肢
AI英会話コーチングスマイルゼミ ENGLISHは、
既存の例文をただ回す教材ではありません。
AIコーチとの対話を通じて、
自分が本当に言いたい日本語をもとに、
それをリアルタイムで自然な英語表現へと整え、
そのままあなただけの教材へと変換する。
従来の例文暗記型ではなく、
「自分の思考」を素材にトレーニングする
次世代型のAI瞬間英作文アプリです。

そして、その英文を
- 音声で確認し
- 構造ごと理解し
- 何度も瞬間で出せるように回す
ここまで一連でできる。
つまり、
「検索して終わり」ではなく、
「再現できるまで練習できる」仕組みです。
佐藤さんやあなたに必要なのは、
テンプレで用意された例文英語ではありません。
自分の言葉を、自然な英語で出せる状態です。
そのための瞬間英作文を、
“自分仕様”で回せるかどうか。
ここが、学習の分かれ道になります。
スマイルゼミ ENGLISHでの学習フロー
では、実際にどう使うのか。
ポイントはひとつです。
自分の言いたい日本語から始めること。
① まず、日本語をそのまま出す
たとえば会議前に、こう整理します。
- 方向性はいいが、コスト感は甘い
- 一旦様子を見たい
- 手堅く進めたい
- 見通しは厳しい
ここで大切なのは、
“きれいな英語”を考えないことです。
まずは、日本語のままでいい。
あなたが普段使っている日本語を、そのまま材料にします。
② 自然な英語に整える
スマイルゼミ ENGLISHでは、
その日本語をもとに、AIによって生成された自然な英語表現が提示されます。
たとえば、
「方向性はいいが、コスト感は甘い。」
↓
Directionally, I agree, but the cost assumptions seem overly optimistic.
ここで重要なのは、単なる直訳ではないという点です。
- 立場を示す
- 留保を置く
- 問題点を具体化する
という構造ごと提示されます。
佐藤さんはここで初めて、
「ああ、こういう順番で言えばいいのか」と理解します。
③ 構造を“分解して固める”
次に行うのが、瞬間英作文としての反復です。
ただ暗記するのではありません。
一文をチャンクに分けて、
そのまま固めます。
Directionally, I agree, but the cost assumptions seem overly optimistic.
まずは前半。
Directionally, I agree,
口が迷わず動くまでこれを何度も発話しまし。
次に後半。
but the cost assumptions seem overly optimistic.
そして最後に全文を一気に発話して仕上げます。
これを繰り返すことで、翻訳を挟まずに構造が出る状態を作ります。

ただ発話するだけでなく、瞬発力を養うためにタイマーがついています。
パッと英語を出すために必要な外圧もあるので効果的に学習できます。
センテンスは書けるのにしゃべれない方にはこのような圧も必要だと思います。
④ 会議で使う
すると、会議で振られたとき、
“Any thoughts?”
頭の中で日本語を組み立てなくても、
Directionally, I agree, but…
が先に出ます。
そのあとに具体を乗せる。
ここまで来て初めて、
「瞬間英作文が機能した」と言えます。
なぜこの流れが重要なのか
辞書や翻訳アプリは、
“答え”をくれます。
しかし、答えは再現性を保証しません。
スマイルゼミ ENGLISHの設計は、
- 自分の言葉を材料にする
- 自然な形に整える
- 構造ごと反復する
ここまでを一連で行えることにあります。

だからこそ、
“知っている英語”が
“出せる英語”に変わります。
終わりに
“Any thoughts?”
一瞬、空気があなたに向きます。
頭の中で日本語を組み立てません。
口が先に動きます。
Directionally, I agree, but the cost assumptions seem overly optimistic.
間を置かず、続けます。
I’d prefer to take a more conservative approach for now.
部屋が静かになります。
「That’s a fair point.」
議論が、あなたの一言から動きます。
TOEICの点数は変わっていません。
特別な単語を覚えたわけでもありません。
ただ、
自分が言いたかった日本語を、
構造ごと英語で持てるようになっただけです。
検索しなくてもいい。
翻訳を挟まなくてもいい。
あなたの言葉が、そのまま英語で出てくる。
その状態を、想像してみてください。
会議で黙らない自分。
同期を見てため息をつかない自分。
「日本語なら一瞬なのに」と思わない自分。
英語ができる、ではなく。
自分の言葉で、英語を話している自分。
そこまで行くかどうか。
あとは、あなた次第です。


