>>話題のAI英会話アプリSpeakは初心者向け?レベル解説
本ページはプロモーションが含まれています

やる気に頼らない英語学習|三日坊主を卒業する考え方

やる気に頼らない英語学習|三日坊主を卒業する考え方 日本人講師のホンネ

新しい年が始まると、「今年こそ英語を頑張ろう」と思う方は多いと思います。
毎年同じ決意をしているのに、なぜか三日坊主で終わってしまう。そんな経験がある人も少なくないでしょう。

もしそうだとしても、それはあなたの意志が弱いからではありません。
むしろ、多くの人が「モチベーションに頼る学習」を前提にしていること自体が、つまずきの原因になっています。

やる気がある日は頑張れる。
やる気が出ない日は何もできない。

この仕組みで学習を続けようとする限り、英語が続かないのはある意味当然です。

この記事では、あえて
「モチベーションを捨てる」
という少し逆説的な視点から、英語学習を見直してみたいと思います。

一歩引いて、感情ではなく仕組みで考える。
2026年は、気合よりも冷静さで英語と向き合ってみませんか。

なぜモチベーションに頼ると続かないのか

「モチベーションが高ければ続く」
この考え方は、とても自然に聞こえます。

実際、やる気があるときは勉強がはかどりますし、集中力も高まります。
問題は、その状態が長く続かないという点です。

モチベーションは、感情や体調、環境に大きく左右されます。

  • 仕事が忙しい
  • 寝不足
  • 人間関係のストレス
  • 天気が悪い
  • なんとなく気分が乗らない

こうした要素は、私たちの生活から完全に排除することはできません。
特に社会人になると、「毎日同じコンディション」という日はほとんど存在しなくなります。

つまり、
モチベーションを前提にした学習設計そのものが、現実と合っていない
のです。

それでも私たちは、「やる気が出ない自分」を責めがちです。
「意志が弱い」「続かない性格だ」と思ってしまう。

でも冷静に考えてみると、
不安定なものをエンジンにして走ろうとしている方が、無理があります。

やる気はあってもいい。
ただ、やる気を当てにしない

ここが、続く人と続かない人の大きな分かれ目です。

とりしま
とりしま

日本人の英語がしゃべれない理由によく挙げられるのが「必要性のなさ」。
必要に駆られないからやらない、も、モチベーションが原動力になっています。
留学・ワーホリ、海外出張、海外移住など英語学習を駆り立てる理由は様々ですが、
そこは一旦感情を切り離して「私は英語学習を生活の一部にする」と考え直してみませんか?

続く人は「やる気」をどう扱っているか

英語学習が長く続いている人を見ると、「モチベーションが高い人」に見えるかもしれません。
しかし実際には、続いている人ほど、やる気を重要視していないことが多いです。

彼らがやっているのは、とてもシンプルなことです。

  • やる気があっても、なくても、同じ行動をする
  • 気分に関係なく、同じタイミングで学習する
  • 「今日はやる気がないからやめる」という判断をしない

つまり、意思決定を減らしているのです。

例えば、歯磨きを思い浮かべてみてください。
「今日はやる気があるから歯を磨こう」と考える人はいません。
朝起きたら、夜寝る前に、ほぼ自動的に歯を磨きます。

英語学習も、これと同じ位置に置いてしまう。
これが、習慣化の正体です。

ポイントは、「頑張る」ことではありません。
生活の流れの中に組み込むことです。

  • 朝起きてSNSをチェックする前に、1分だけ英語アプリを開く
  • 通勤中は、内容を理解しようとせず英語音声を流す
  • 夜、ベッドに入る前に単語を1つだけ見る

これらはすべて、やる気があってもなくてもできる行動です。
なぜなら、すでにある行動にくっついているからです。

「やる気ゼロの日」を前提に設計する

英語学習が続かない人の多くは、
「調子がいい日の自分」を基準に計画を立てています。

  • 1日1時間勉強する
  • 毎日必ずレッスンを受ける
  • 週に何本も動画を見る

これらは、余裕がある日ならできるかもしれません。
しかし、忙しい日や疲れている日には、一気にハードルが高くなります。

そして、できなかった瞬間にこう思います。

「今日はできなかった」
「もうダメだ」

この時点で、学習は止まりやすくなります。

そこで必要なのが、
「やる気ゼロの日専用の設計」です。

おすすめなのは、あらかじめ学習を2段階に分けておくことです。

  • 最低限メニュー
  • 余裕がある日のフルメニュー

最低限メニューは、驚くほど小さくて構いません。

  • 単語を1つ見て三回声に出す/呟いてみる
  • 英語音声を30秒流して意味を考えてみる
  • アプリを開いて〇〇日連続おめでとうのポップアップを見て少し考える

これくらいで十分です。

重要なのは、
「今日は最低限を守った」と言える状態を作ることです。

1分で終わっていい。
むしろ、1分で終わらせていい日があるからこそ、続きます。

とりしま
とりしま

英語学習アプリの中には1日何分レッスンがしたいか選べるものもあります。
最短のものを選んで始めてみるのも一つの案です。
ポイントは、毎日英語学習をするという習慣を確立することです。
確立すれば、しないとモヤモヤ感が湧いてきます。
やる気のない日のモヤモヤを解消するために最低限メニューを持っていると安心ですね。

「続けない勇気」が学習を救う

ここで、少し意外に聞こえる話をします。

英語学習を続けるためには、
続けない勇気」も必要です。

どういうことかというと、
「今日はここで終わりにする」と決める力です。

多くの人は、
「せっかく始めたから、もう少しやらなきゃ」
「中途半端はよくない」
と思いがちです。

しかし、この考え方が負担を増やします。

今日は最低限だけやった。
それで終わり。

この判断ができる人ほど、翌日また戻ってきます。

英語学習は、1回で何かを成し遂げるものではありません。
続いている「回数」の積み重ねが、あとから効いてきます。

英語で「三日坊主」は何という?

日本語の「三日坊主」はとても便利な言葉ですが、
英語にはまったく同じ一語の表現はありません。

ただし、意味として近い言い方はいくつかあります。

よく使われるのが、次のような表現です。

  • give up easily(すぐ諦める)
  • can’t stick with things(物事を続けられない)
  • lose motivation quickly(すぐやる気を失う)

例えば、こんな言い方ができます。

I tend to give up easily when it comes to studying English.
(英語の勉強になると、すぐ諦めてしまいがちです)

また、少しカジュアルに言うなら、

I start things but don’t keep going.
(始めるけど、続かないんです)

という言い方も自然です。

英語では「三日坊主」という性格を一言で断定するよりも、
「続かない行動」を説明する表現が好まれます。

そして実は、この記事で触れてきた
「モチベーションに頼らない学習」は、
まさに give up easily にならないための考え方でもあります。

モチベーションを捨てた先に残るもの

モチベーションに頼らない学習を続けていると、少しずつ変化が起こります。

まず、気分の上下に振り回されなくなります。
「今日はやる気がない」という理由で、自分を責めることが減ります。

次に、
「英語を続けている自分」
という感覚が残ります。

これは、テストの点数やレベルよりも大きな財産です。

自信は、結果から生まれると思われがちですが、
実際には「続いている事実」から生まれることが多いものです。

  • 今日も少し触った
  • 今週も完全には途切れなかった
  • 先月よりも英語に触れる回数が増えた

こうした小さな積み重ねが、
「自分は続けられる」という感覚につながっていきます。

まとめ|今日は1分でいい

英語学習が続かないのは、意志の問題ではありません。
モチベーションに頼る設計をしていることが原因です。

やる気はあってもいい。
ただし、信頼しすぎない。

代わりに、

  • 生活の流れに組み込む
  • やる気ゼロの日を前提にする
  • 最低限で終わっていいと決める

この考え方を取り入れてみてください。

今日やることは、1分で構いません。
それができたら、今日は合格です。

明日も同じ。
それで十分です。

※この記事であげた最低ラインの学習内容は1分以上かかると思います。

とりしま

オンライン英会話で日本人講師として活動中。TESL保有。
私自身、英会話力を身につけるまでにかなり時間がかかりました。
語学留学→現地採用→アメリカで起業と、試行錯誤の連続。
今は“地球のどこか”で、同じように悩む大人の英語学習をサポートしています。
2025年には英検準1級(1か月準備)に合格。世界遺産検定4級も取得。
好きなワインはジンファンデル。血液型はA型です。
現在は、第三か国語としてトルコ語もゆるく学習中です。

とりしまをフォローする
日本人講師のホンネ
とりしまをフォローする
タイトルとURLをコピーしました