「スピークって難しそう…」
「初心者でも使えるの?」
そんな不安を抱えている方は、多くありません。
AI英会話アプリの中でもスピークは、“発話中心”という特徴ゆえに
「英語ができる人向けなのでは?」と思われがちです。
しかし実際は、英語レベルA1(初心者)から十分に楽しく使える設計になっています。
この記事では、スピークが採用しているレベル体系をわかりやすく整理し、
特に読者が気になる “初心者レベル(A1)がどのくらい話せればOKなのか” を丁寧に解説します。
さらに、スピークの最もやさしいレッスンがどんな流れなのかも再現し、
「これならできそう!」と安心できるようにイメージを固めてもらいます。
スピークのレベル体系は4段階。初心者~上級者まで幅広く対応

Speak(スピーク)では、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に合わせてレベルが設定され、
大きく4つのカテゴリーに分かれています。
| レベルカテゴリー | レッスン例 | CEFR目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 初級コース | 超初級 Part1, Part2、初級 | A1 | 自己紹介や簡単な受け答えができるようになる。中学英語に自信がなくてもOK。 |
| 基礎コース | 基礎 Part1, Part2 | A2 | 旅行・食事・買い物など日常会話が可能に。短い文章で意思が伝えられる。 |
| 中級コース | 中級 Part1〜3 | B1 | 自分の考えを述べたり、症状説明など応用的な会話が可能。 |
| 中上級・上級コース | 中上級、上級(外資系英語など) | B2 | 抽象的・専門的なトピックまで扱える。英語を日常で使う層向け。 |
この表を見ると、
「A1?A2? 自分がどこに当てはまるかわからない…」
と思うかもしれません。
そこで、次の章では スピークの“初心者(A1)”とは実際どんな力なのか を、
読者のイメージが爆上がりするレベルで具体的に紐解きます。
スピークの「初心者(A1)」はこのくらい話せれば十分です

結論から言うと、スピークの初心者レベル(A1)は…
✔ 中学1年生レベルの超基本的な英文が言えればOK
✔ 文法の正確さより「意味が伝わるか」が重視される
✔ 単語が出てこなくてもAIがヒントをくれる
✔ 長い文章を作る必要は一切なし
ほんとうに、このくらいの感覚で大丈夫です。
たとえば、A1レベルの学習者が言えれば十分とされる例はこんなものです。
■ スピークが想定するA1レベルの例文
- I’m Keiko.
- I’m from Osaka.
- I like coffee.
- I work at a hospital.
- Can I have water?
- Where is the station?
- I want this one.
- It’s cold today.
つまり、
「be動詞」+「一般動詞の基本」+「短い名詞」
の3つが扱えれば、初心者コースはスイスイ進めます。
英検でいえば 5級〜4級レベル。
英語から少し離れていた方でも、思ったよりハードルが低いと思えるはずです。
「スピークは難しそう…」と感じる人が多い理由
スピークは初心者も対象にしているのに、
「難しそう」という印象が広まっています。
それには理由があります。
❗難しそうに見える理由
- 画面のUIがスタイリッシュで“中級者っぽい”
- フリートーク機能が前面に出ている
- 外資系ビジネス英語などB2向けの教材が目立つ
- AI講師が最初からずっと英語で話してくる
- サンプル動画のAI講師がガチネイティブすぎて何が何だかわからない
これ、初心者からすると軽く心が折れるポイントです。
でも安心してほしいのは、
初心者コースは画面に出る英文も短く、AIの誘導がとても丁寧だということ。

再生速度を変えることが可能なので聞き取れる速度でやってみてください。
一発で聞き取れてなくても問題なしです!
スクリプトを見ながら何度も聞いて少しずつ聞き取っていきましょう。
英語特有の発音や音がつながって聞こえるリンキングに慣れていくと聞き取れるようになってきます。
発音が気になる人は、英語のスクリプトを読み上げるよりも、聞こえたままを真似してください。
スピークの一番やさしいレッスンを再現してみた(A1・超初級Part1)
スピークのレッスンは、
①動画でインプット → ②短いドリル → ③AIロールプレイで実戦
の3段階構成になっています。
ここでは、実際の超初級(A1)コースの雰囲気をそのまま感じられるよう、
レッスンの流れをイメージしやすく再現します。
【STEP1】ネイティブ動画でウォームアップ
画面にはネイティブ講師のショート動画が流れます。
講師:
“Let’s learn how to introduce yourself today.”
動画は10~20秒ほどで、
英語の速度変更や字幕の切り替え(英語⇄日本語)も可能。
ここで「今日練習するフレーズの型」を掴みます。
【STEP2】ドリル(パターンプラクティス)で短文を反復
動画で出てきた例文を、まずはそのまま言ってみます。
AI:
“Say: I’m Keiko.”
あなた:
“I’m Keiko.”
AI:
“Great! Nice and clear.”
もし間違えると…
あなた:
“I Keiko.”
AI:
* I’m Keiko.
← あなたの発話の横に**「*」マーク付き修正**が出るだけ。
会話は止まらず、そのまま進められます。
プレッシャーゼロの訂正が、初心者に優しいところ。
【STEP3】Q&A形式で自然な受け答えに拡張
次は質問に答える練習に入ります。
AI:
“What’s your name?”
あなた:
“I’m Keiko.”
AI:
“Good job!”
AI:
“Where are you from?”
あなた:
“I’m from Nagoya.”
ここも短文のみでOK。
AIはあなたの答えを聞き取り、“伝わったかどうか”を評価してくれます。
【STEP4】短文をつなげる“ミニ応用”
スピークが優れているのは、
「2つの文をつなげて言ってみよう」という軽い負荷を自然にかけてくるところ。
AI:
“Now say this in one go:
‘I’m Keiko. I’m from Nagoya.’”
あなた:
“I’m Keiko. I’m from Nagoya.”
AI:
“Perfect! That’s natural.”
これができれば、もうA1卒業レベル。
※長い文章を作る必要は一切ありません。
【STEP5】ロールプレイで“会話っぽさ”を体験
学んだフレーズを、ちょっとだけ実戦形式で使います。
AI:
“Nice to meet you, Keiko! What do you like to do?”
あなた:
“I like coffee.”
AI:
“Me too! Coffee is great.”
ここでも単語+簡単な文法だけで余裕。
聞き取れなければ——
“一度ゆっくり聞きたい” → 再生速度を遅くする
“意味が分からない” → ヒントボタン
で解決できます。
まとめ:超初級レッスンで求められるのは“短文だけ”
この流れで分かるように、A1レベルで必要なのはたった3つ。
✔ 短文をそのまま言う
✔ 少し言い換える
✔ 2文をつなげて言う
これだけできれば、スピークの初心者コースは楽勝です。
英文を自分で組み立てる必要はまだありません。
“英語を話す体”を作るための、優しいウォーミングアップの段階です。
スピークは発話初心者に向いているアプリなんです。
こっそり上達しよう!
初心者がスピークを楽しく続けるコツ
スピークは「毎日小さく話す」ことで上達が早くなるアプリです。
特に初心者には、次のコツが効果的です。
✔ まずは動画レッスンで“文型の型”をつかむ
英語で説明されるけれど、内容はとても短いので安心してOK。
✔ フリートークは最初は1〜2分で十分
「Hello. I’m ○○.」
「I’m practicing English today.」
言えたらもう100点。
✔ 分からなくても止まらない
“One more time, please?”
“Slower, please.”
この2つさえ言えれば会話は続く。
✔ 完璧な英語を話す必要は全くない
スピークのAIは“ネイティブより丁寧な指摘”をすることで有名。
間違っても怒られないし、否定されることもありません。
こんな人はスピークの初心者レベルがピッタリ
- 中学英語がなんとなく頭に残っている
- 文法は苦手だけど話す練習はしたい
- オンライン英会話は緊張する
- 英検3級〜準2級あたりの人
- AI相手なら間違えても気まずくない方がいい
特に
「英語は理解できるのに、話す時だけ口から出ない」
という人には、スピークは効果が出やすいタイプのアプリです。
まとめ:スピークの初心者レベルは“思っているよりずっと優しい”
スピークは見た目こそ“上級者アプリ”ですが、
その実、初心者A1レベルから楽しめる構造になっています。
✓ 短文が言えればレッスンは成立する
✓ 2文つなげられたら立派なA1卒業
✓ 動画レッスン→短い発話→やさしいフィードバックで進む
✓ 完璧な文法は不要
✓ AIが丁寧に言い換え・訂正してくれる
つまり、
「中学英語を忘れていても、1日5分からAI英会話が楽しめる」
スピークのレベルは幅広いですが、
初心者向けのパートはとても親しみやすく、
英語を“話す”ことのハードルを一気に下げてくれます。
もし少しでも気になっていたなら、
ぜひ一度A1コースから始めてみてください。
きっと「話せるかも…!」という手応えがつかめるはずです。



