バレンタインデーといえば、日本では女性が男性にチョコレートを贈る日として有名ですよね。しかし、アメリカでは少し違います。実は、アメリカではチョコレートを含むお菓子全般を“candy”と呼ぶことがあるんです。この文化の違いを知ると、英語の新しい一面に気づけるかもしれません。
今回は、アメリカのバレンタイン文化や“candy”という言葉の使われ方、さらにイギリスとの表現の違いをチェックしてみましょう。
アメリカのバレンタイン文化
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アメリカのバレンタインデーは、恋人同士だけでなく、家族や友達同士でも愛や感謝を伝え合う日として広く祝われています。プレゼントの定番は以下のようなものです:
- Chocolates(チョコレート)
- Flower bouquets(花束)
- Handwritten cards(手書きのカード)
「チョコレートを贈る」という点では日本と似ていますが、アメリカでは性別に関係なく贈り合います。さらに面白いのは、これらのお菓子やプレゼント全体を“candy”という言葉で総称する場合があることです。
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とはいえ、2月14日(もしくは直近の週末)はレストランはカップルでにぎにぎです
アメリカ英語での“candy”の使われ方
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アメリカ英語では、“candy”は単なる「飴」ではなく、以下のようなお菓子全般を指します:
- チョコレート
- グミ
- ガム
- キャンディ(いわゆる飴)
たとえば、バレンタインのプレゼントについてこう言われることがあります:
- “I got her some candy for Valentine’s Day!”(バレンタインにキャンディをあげたよ!)
この場合、箱に入ったチョコレートが含まれていることも珍しくありません。日本の感覚で「キャンディ=飴」と捉えていると、少し混乱するかもしれませんね。
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上の例文でhimじゃないの?と思った人、まだまだ日本バレンタインです
イギリス英語との違い:”candy” vs “sweets”
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一方、イギリス英語では「キャンディ」という言葉はほとんど使われません。代わりに、お菓子全般を指す言葉として**”sweets”**が使われます。
たとえば、アメリカではこう言います:
- “I gave her a box of candy.”(キャンディの箱をあげたよ。)
しかし、イギリスではこうなります:
- “I gave her a box of sweets.”(お菓子の箱をあげたよ。)
このように、同じ英語でも国によって言葉の使い方が変わるのはとても興味深いですね。
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とりしまが在住していたカリフォルニア州発のSee’s Candyはチョコレート屋さんです
バレンタインに使える英語表現
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ここで、バレンタインに役立つ英語表現をいくつかご紹介します。
- “Happy Valentine’s Day!”(ハッピーバレンタイン!)
- “Will you be my Valentine?”(私のバレンタインになってくれる?)
- “I got you a box of candy.”(お菓子の箱を用意したよ。)
- “I love you to the moon and back.”(月まで行って戻ってくるくらい愛してる。)
これらを使えば、英語でもバレンタインの気持ちをしっかり伝えることができますよ。
結び:文化の違いを楽しもう!
バレンタインデーの過ごし方や言葉の使い方は国によってさまざまです。アメリカで“candy”がチョコレートを含むお菓子全般を指すように、言葉の違いには文化が反映されています。こうした違いを学ぶことで、英語の理解がより深まるだけでなく、異文化への興味も広がります。
次のバレンタインは、ぜひ英語の表現や文化の違いに注目しながら楽しんでみてくださいね!