幼い頃から英会話を習い、英語が大好き。発音もきれいで、先生との簡単な会話も楽しめる。
それなのに、初めて受けた英検5級に不合格。そんなケースもあります。
英会話で身につけた英語力と、英検で合格点を取るために必要な力は、必ずしも同じではありません。
そこで保護者が悩むのが、子どもの英検対策をどこまで家庭で教えるかという問題です。
「英語は少しわかるけれど、子どもに教えるのは難しい」
「参考書を買ったのに、なかなか勉強してくれない」
「英検対策のために塾まで必要なの?」
当ブログ運営者とりしまはオンライン英会話講師として英検対策を担当するなかで、こうした家庭学習の難しさを感じてきました。
結論から言うと、親が英検の勉強をすべて教える必要はありません。
大切なのは、家庭で教えられること、子ども自身に任せること、専門講師に相談したいことを分けることです。
この記事では、小学生の英検対策で保護者ができるサポートを整理し、独学・英会話・英検専門塾の違いについて解説します。
小学生の英検対策、親はどこまで教えるべき?
小学生が初めて英検に挑戦する場合、教材選びから勉強時間の確保まで、保護者がサポートする場面は少なくありません。
特に低学年では、子どもだけで学習計画を立て、毎日実行するのは難しいこともあります。だからといって、英語の問題を一つひとつ解説し、間違いをすべて直してあげる必要はありません。
まずは、親が教えることと、見守ることを整理してみましょう。

親が教えること・見守ること・専門家に任せること
| 学習場面 | 親ができること | 専門講師に任せられること |
|---|---|---|
| 単語学習 | 単語クイズや復習に付き合う | 必要な語彙と学習量の設定 |
| 文法 | 子どもの疑問を聞く | 理解度に合わせた説明 |
| 問題演習 | 取り組んだ範囲を確認する | 間違えた原因の分析 |
| 学習計画 | 勉強時間の確保を手伝う | 受験日から逆算した計画作成 |
| 学習の継続 | 声かけや進捗確認 | 学習状況に応じた計画の調整 |
| 英検の出題対策 | 過去問を一緒に確認する | 級別の出題傾向に沿った指導 |
もちろん、保護者が英語を教えられるのであれば、家庭で教えること自体に問題はありません。
ただし、子どもが理解できているかどうかを確認しながら進めることが大切です。
答えを教えることと、子どもが自分で正解にたどり着けるようにすることは、別だからです。
親が英語を理解していても、教えるのは別の話
例えば、次のような簡単な英会話です。
Do you like ice cream?
(アイスクリームは好きですか?)
これに対する答えは、
Yes, I do.
(はい、好きです)
英語を学んだことがある保護者なら、自然に答えられるでしょう。
しかし、小さな子どもは、質問に出てきた you が、答えるときには I に変わることを理解できていない場合があります。
質問する人と答える人が変われば、「私」と「あなた」の立場も入れ替わります。
日本語では主語を省略しても会話が成り立つことが多いため、この違いに戸惑う子どももいるでしょう。
また、英検5級レベルで学ぶ三人称単数現在形も同様です。
例えば、
- I play tennis.
- You play tennis.
- She plays tennis.
大人なら「三人称単数現在形だから動詞にsをつける」と説明できるかもしれません。
しかし、子どもはそもそも「三人称」とは何なのか理解できていないことがあります。
そんなときに文法用語を繰り返し説明しても、なかなか伝わらないでしょう。
まずは「私・あなた・それ以外の一人」という関係を、身近な人物を使って説明する方が理解しやすい場合もあります。
英語の答えがわかることと、子どもがどこでつまずいているのかを理解して教えることは、別の能力です。

文法用語は英語を体系的に理解するうえで便利ですが、小学生には理解度に合わせて少しずつ教えていくことが大切です。
親が説明に困ったときは、無理にその場で解決せず、先生に質問するために疑問を残しておく方法もあります。
英会話が得意な小学生でも英検に落ちるのはなぜ?

幼児期から英会話を習っている子どもが、小学生になって初めて英検を受験するケースもあります。
英語の歌やゲームに親しみ、先生の質問にも自然に答えられる。発音もきれいで、英語を話すことに抵抗がない。
こうした経験は、英語学習の大きな強みです。
しかし、英会話が得意だからといって、英検の問題が解けるとは限りません。英検には出題範囲や問題形式があり、受験する級に合わせた対策が必要だからです。
幼児英会話と英検では求められる力が違う
| 英会話で身につけた力 | 英検で必要になる力 |
|---|---|
| 英語を聞いて反応する | 問題文を理解して正解を選ぶ |
| 単語を聞いて意味がわかる | 文字で書かれた単語を読める |
| フレーズを自然に使う | 語順や文法を理解する |
| 会話の流れから意味をつかむ | 選択肢の違いを判断する |
| 楽しく英語でやり取りする | 試験時間内に問題を解く |
特に、耳から英語を覚えてきた子どもは、知っている単語でも文字で見るとわからないことがあります。また、会話では自然に使えている表現でも、文法問題として出題されると戸惑う場合もあるでしょう。
これは、それまでの英会話学習が無駄だったということではありません。
英会話で培った力を、英検の得点につなげるための練習が必要なのです。
英検5級でも文法とリーディングの対策が必要
英検5級は、中学初級程度を目安とする試験です。
一次試験では、リーディングとリスニングの2技能が評価されます。任意でスピーキングテストも受けられますが、5級の級認定はリーディングとリスニングの結果で決まります。
つまり、発音がきれいで英語を話すのが得意でも、英文を読む力が不足していれば合格が難しくなる場合があります。
また、基本的な語順、疑問文、三人称単数現在形などの理解も必要です。
初めて英検を受ける場合は、まず過去問を確認し、リスニングとリーディングのどちらに課題があるのかを見極めましょう。
小学生の英検対策|家庭学習で親ができる4つのサポート
英検の家庭学習では、親が問題の解き方をすべて教えるよりも、子どもが自分で学習を進められるようにサポートすることが大切です。
具体的には、次の4つを意識してみましょう。
1.学習時間と取り組む内容を具体的に決める
「今日は英検の勉強をしよう」と言うだけでは、何から始めればよいのかわからない子どももいます。
例えば、次のように取り組む内容を具体化します。
- 月曜日:単語10個を復習する
- 火曜日:問題集を2ページ解く
- 水曜日:リスニングを10分練習する
- 木曜日:間違えた問題を復習する
- 金曜日:単語の確認テストをする
※学習計画の一例です。実際の学習量は年齢や英語力に合わせて調整してください。
大切なのは、勉強時間を長くすることよりも、子どもが取り組める内容にすることです。
2.答えを教える前に、子どもの考えを聞く
問題を間違えたとき、すぐに正解を教えるのではなく、「どうしてこの答えを選んだの?」と聞いてみましょう。
単語の意味がわからなかったのか、問題文を読み間違えたのか、文法を理解していなかったのか。
間違えた理由によって、必要な対策は異なります。
また、子ども自身が考える時間を残すことも大切です。
3.わからなかった問題や質問を残しておく
英語が得意な保護者でも、すべての質問に答えられるとは限りません。無理に説明しようとせず、わからなかった問題をノートや付箋に残しておくのもよい方法です。
「ここがわからなかった」「この問題は自信がない」と記録しておけば、後から先生に質問する際にも役立ちます。
子どもの疑問をその場ですべて解決することだけが、親の役割ではありません。
4.正解数だけでなく、学習の進み具合を確認する
英検に向けた学習では、正解数や模試の得点が気になるものです。
しかし、毎日の家庭学習では、計画どおりに取り組めたかどうかも確認したいところです。
例えば、予定していた単語を復習できたか、間違えた問題を見直したか、わからない部分を質問として残せたか。結果だけでなく、学習の過程にも目を向けることで、子どもが取り組みを続けやすくなるでしょう。
参考書を買っても勉強が進まない|講師が感じた家庭学習の難しさ

とりしまはオンライン英会話講師として英検対策を担当するなかで、生徒さんにおすすめの参考書を紹介することがあります。
保護者様が購入してくださっても、次のレッスンで確認すると、ほとんど取り組めていないことがありました。
参考書は手元にある。何を勉強すればよいかも伝えている。
それでも、学習が進んでいないのです。
こうした経験から、教材を用意することと、実際に学習を継続することは別の課題だと感じています。
特に小学生の場合、勉強する内容がわかっていても、一人で計画的に進めることが難しいケースもあります。
一方で、保護者が毎日細かく指示したり、勉強を監督したりするのも簡単ではありません。
大切なのは、子どもの年齢や学習状況に合わせて、無理なく継続できる方法を考えることです。必要であれば、学習計画や進捗管理を専門家に任せることも選択肢になります。
小学生の英検対策は塾なしでもできる?独学・英会話・専門塾を比較
小学生の英検対策に、必ずしも塾が必要なわけではありません。
英検の参考書や過去問は充実しているため、家庭で計画的に勉強できるのであれば、独学でも合格を目指せます。
ただし、現在の英語力、目標級、試験日までの期間によって、必要なサポートは異なります。
独学・一般的な英会話・英検専門塾の違い
| 比較項目 | 家庭での独学 | 一般的な英会話 | 英検専門の個別指導 |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 教材を使った自主学習 | 英語を使う力の向上 | 英検合格に向けた対策 |
| 英検の出題傾向 | 家庭で確認 | コースによる | 級別に対応 |
| 教材選び | 保護者・本人 | サービスによる | 学習状況に合わせて選定 |
| 学習計画 | 家庭で作成 | サービスによる | 個別に作成 |
| 質問・添削 | 家庭で対応・別途相談 | コースによる | 指導内容に応じて対応 |
| 進捗管理 | 家庭で確認 | サービスによる | サービスによって対応 |
英会話教室では、聞く・話す力や英語への親しみを育てられます。
一方、英検専門塾では、出題傾向や評価基準に合わせて、合格に必要な技能を重点的に指導します。
どちらが優れているということではなく、学習の目的が異なります。
塾が必要かどうかは、家庭で難しい部分から判断する
例えば、次のような場合は独学でも進めやすいでしょう。
- 子どもが自分で問題集に取り組める
- 保護者が無理なく学習状況を確認できる
- 英検の過去問で合格に必要な力が身についている
- 試験日まで十分な学習期間がある
一方、参考書を買っても勉強が進まない、間違えた原因がわからない、受験日まで時間がないといった場合には、専門的なサポートを検討する価値があります。
英検合格に向けて、家庭では難しい部分をどこまで専門家に任せるか。
それが塾選びの判断基準になるでしょう。
スタスタLIVE英検|専門講師が指導と学習計画を主導
スタスタLIVE英検は、英検5級から1級までに対応する、オンライン個別指導塾です。

英検の出題傾向に合わせたマンツーマン授業に加え、学習計画の作成や進捗管理までサポートしています。
小学生向けの公式サイトでは、授業と計画運用は講師側が主導し、家庭には進捗共有の確認と簡単な声かけをお願いする方針が説明されています。
つまり、保護者が英検対策のすべてを教えるのではなく、専門講師と家庭で役割を分担する仕組みです。
英検の過去問と答案から課題を分析
スタスタLIVE英検では、同じ運営会社が提供する英検学習支援Webアプリ「スタスタApps」を活用しています。
過去問を解いて自己採点し、大問・部・評価観点ごとの結果や答案をもとに、つまずいている部分を確認します。
英語が得意でも、英検の問題形式に慣れていない子どもはいます。
まずは現在の実力を確認し、何を優先して勉強する必要があるのかを明確にします。
授業と家庭学習の計画を講師が主導

スタスタLIVE英検では、目標級や受験日、現在の英語力に合わせて学習計画を立てます。
単語、音読、リスニング、問題演習などを、子どもが取り組める1日単位の課題に分けて進めるのが特徴です。
また、英検特有の問題形式や文法の理解が難しい場合には、担当講師による個別指導を受けられます。
保護者が英語を理解していても、教え方に悩む場面はあるでしょう。
そのような場合に、専門講師へ質問や指導を任せられる点はメリットです。
保護者は進捗の確認と簡単な声かけを担当
スタスタLIVE英検の小学生向けプランでは、学習計画や授業を講師が主導し、保護者には家庭での進捗確認や声かけをお願いしています。
公式サイトでは、本人向けの学習課題と、保護者向けの進捗・家庭でのサポート内容を分けて共有する仕組みも紹介されています。
| 担当 | 主な役割 |
|---|---|
| 子ども | 問題演習・単語学習・復習・質問 |
| 保護者 | 学習記録の確認・声かけ・困っていることの共有 |
| 担当講師 | 英検指導・課題分析・学習計画・進捗調整 |
保護者は、子どもの英語の質問にすべて答える必要はありません。
その代わり、学習が進んでいるか、困っていることがないかを確認し、必要な情報を講師と共有します。
親が英語を教える負担を減らしながら、子どもの学習を支えられることが、この仕組みの特徴です。
※指導・添削・質問対応・進捗管理の範囲は、受験級やコースによって異なります。
小学生の合格事例と保護者の声
公式サイトでは、小学生の英検合格事例と保護者の声が紹介されています。
例えば、小学5年生が初めての英検に挑戦し、2か月で5級・4級に合格した事例があります。保護者様は、指導のわかりやすさに加え、毎日の単語学習とリスニング練習が役立ったと評価しています。

また、別の小学5年生の事例では、教材選びや学習方法について具体的な助言を受け、4か月で4級・3級・準2級に合格しています。この事例では授業56回とコーチング5回を受けており、相応の学習量を確保していた点にも注目したいところです。
こうした体験談からは、子どもに英語を教えることだけでなく、何をどのように勉強するかを具体化することの大切さが伝わります。
※いずれも公式サイトに掲載された個別の合格事例です。同じ期間・学習量で合格できることを保証するものではありません。
無料カウンセリングで家庭の役割と学習計画を確認

スタスタLIVE英検では、入会前に無料カウンセリングを受けられます。
初めて英検を受験する小学生の場合、何級から始めるか、どの教材を使うか、毎日どのくらい勉強すればよいかも相談できます。
また、保護者が家庭でどのようなサポートをすればよいのかも確認できます。
合格プラン提案書で確認したいこと
無料カウンセリング後には、相談内容に基づいた「合格プラン提案書」が作成されます。
入会を決める前に受け取れる、学習方針と受講内容を検討するためのPDFです。
| 確認項目 | 保護者が確認したい内容 |
|---|---|
| 目標級 | 何級から受験するのが適切か |
| 受験日 | いつまでに合格を目指すか |
| 現在の課題 | 語彙・文法・読解・リスニングなど |
| 家庭学習 | 毎日どのくらい勉強する必要があるか |
| 講師の指導 | どの部分を専門講師に任せるか |
| 保護者の役割 | 何を確認し、どう声をかけるか |
| 費用 | 受講期間・コース・料金 |
公式サイトでは、小学5年生が英検3級を目指す架空モデルの合格プラン提案書も公開されています。
※見本は架空のモデルケースです。実際の受講生の成果や合格保証を示すものではありません。
受講を決める前に、家庭でできることを整理する
英検の個別指導を受けるかどうかは、料金だけでなく、家庭でどこまで学習を進められるかによっても変わります。
独学で十分に取り組めるなら、無理に塾を利用する必要はありません。
一方、英検の出題傾向に合わせた対策が難しい、参考書を買っても学習が進まない、保護者が指導や管理を担うのが難しいといった場合には、専門塾のサポートが役立つ可能性があります。
スタスタLIVE英検では、無料カウンセリングで学習方針を相談し、合格プラン提案書を確認してから受講を検討できます。
子どもの英検対策をどこまで家庭で進め、どこから専門講師に任せるか。まずは無料相談で整理してみてはいかがでしょうか。
小学生の英検対策についてよくある質問
- Q英語が苦手な親でも、子どもの英検対策をサポートできますか?
- A
はい。保護者が英語を教えられなくても、学習時間の確保や進捗確認、声かけなどでサポートできます。
わからない問題は無理に教えず、疑問を記録して先生に相談する方法もあります。
- Q小学生の英検5級は塾なしでも合格できますか?
- A
英検5級は中学初級程度を目安とした試験で、独学でも合格を目指せます。
ただし、英語の経験や学習習慣には個人差があります。過去問を解いて現在の実力を確認し、家庭だけで必要な対策を進められるか判断しましょう。
- Q英会話教室に通っていれば、英検対策は必要ありませんか?
- A
英会話教室で身につけたリスニング力や会話力は強みになりますが、英検の出題形式に合わせた対策は別に必要な場合があります。
特に、英語を聞いて理解できても、英文を読むことや文法問題を解くことに慣れていない子どもは、リーディング対策を確認したいところです。
- Q親が問題の答えを教えてもいいですか?
- A
家庭で教えること自体に問題はありません。
ただし、すぐに正解を伝えるより、まず子どもがどこまで理解しているのかを確認しましょう。説明が難しい場合は、疑問を残して専門講師に相談する方法もあります。
- Q英検専門塾に入れば、親は何もしなくても大丈夫ですか?
- A
いいえ。授業や計画作成を講師に任せても、家庭での学習時間の確保や声かけなど、保護者の協力が必要になる場合があります。
スタスタLIVE英検では、講師と家庭で役割を分担しながら学習を進める方針です。
まとめ|親がすべて教えなくても、子どもの英検学習は支えられる
小学生の英検対策では、保護者が教材を選んだり、勉強を手伝ったりする機会もあるでしょう。
しかし、英語が得意な親でも、子どもの理解度に合わせて教えることは簡単ではありません。
また、幼児期から英会話を習っている子どもでも、英検の問題形式や文法に戸惑うことがあります。
大切なのは、親が英語を教えられるかどうかではなく、子どもが理解し、自分で学習を進められる環境を整えることです。
家庭では、学習時間の確保、進捗確認、声かけなどをサポートし、専門的な指導が必要な部分は講師に任せる方法もあります。
スタスタLIVE英検は、英検に特化した個別指導に加え、学習計画や進捗管理までサポートするオンライン塾です。
まずは無料カウンセリングで、家庭でできることと専門講師に任せることを整理してみましょう。


