「英語を話せるようになりたいけど、なかなか学習が続かない…」
そんな悩みを抱えている皆さん、AI英会話アプリ「スピーク」の広告を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。スマホ1つでいつでもどこでもAIと英会話ができる手軽さから、今最も注目を集める英語学習アプリの一つです。
「本当にAIと話すだけで英語力は伸びるの?」
「料金は高い?」
「実際使っている人の評判はどうなの?」
そう思って、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
当メディア管理人とりしま自身、新しい英語学習法を常に探している英語学習ブログの運営者として、このスピークを実際に使ってみました。良い評判も、正直な「イマイチ」な点も、すべてひっくるめて、忖度なしでレビューしていきます。
この記事を読めば、オンライン英会話講師目線でのレビューと、それがあなたの英語学習に本当に役立つのかが分かります。ぜひ、最後まで読んで、スピークを始めるべきかどうか判断する参考にしてください。
【結論】スピークは「どんな」初心者に向いている?
結論として、スピークは英語を話すことに抵抗がある初心者には非常におすすめです。
その最大の理由は、AIが相手なので、間違いを気にせず気楽に練習できるからです。
人間を相手にすると「間違えたら恥ずかしい」と不安になりがちですが、スピークでは誰にも気兼ねなく、好きなだけアウトプットの練習ができます。
これが、初心者が最初に乗り越えるべき「英語を話すことへの恐怖心」を和らげるのに非常に役立ちます。
しかし、英語学習の基礎の基礎から学びたい人には、あまり向いていません。スピークはスピーキングに特化しているため、体系的な文法や単語学習はできません。もし中学レベルの文法や単語に全く自信がないのであれば、まずは別の教材で基礎固めをする方が挫折しにくいでしょう。
スピークの「良い評判」からわかる4つのメリットととりしまの体験談

ここからは、スピークの具体的なメリットを、利用者の声と当メディア管理人とりしまの体験談を交えてご紹介します。
1. AIが話し相手だから、いつでも気軽に練習できる
英会話スクールやオンライン英会話は予約が必要ですが、スピークは24時間365日、好きな時に好きなだけ話すことができます。深夜に突然「英会話の練習をしたい!」と思っても、誰にも気兼ねなくアプリを開けるのは大きなメリットでした。
2. リアルタイムのフィードバックが超便利
話した内容に対してAIがリアルタイムでフィードバックをくれるのは、スピークの大きな強みです。特に、発音の矯正機能は驚くほど優秀で、なぜ自分の発音が通じなかったのかがその場で分かります。独学では見逃しがちな弱点を効率的に改善できると感じました。

とりしまは発音に問題がないので友達でテストしてみました。
音素レベルの細かいフィードバックではありませんが、
日本人あるあるのRとLの区別や主要母音の矯正にはお役立ちです。
発音にコンプレックスのある人は是非試してほしいアプリです。
なぜならこれはYouTuberのだいじろーさんやネイティブのように発音しなくても通じるんだよ、と教えてくれる素晴らしいツールだからです。
スピークの広告を見て、「え、あんなもんでいいの?」と思った人もいると思います。
あんなもんでいいんです。
3. フリートーク機能が想像以上に優秀
フリートーク機能は、テーマを自由に決めてAIと会話ができる機能です。これが想像以上にクオリティが高く、人間と話す予行練習として非常に役立ちました。AIが自然な質問で会話を広げてくれるので、自然なキャッチボールの練習ができました。
4. コスパが良い
オンライン英会話に比べ、料金がかなり抑えられています。例えば、プレミアムプランは年額19,800円(月額換算で1,650円)で、AI相手に無制限でアウトプット練習ができます。カフェ1杯分の値段でこの練習量が確保できるのは、間違いなくコスパ最強と言えるでしょう。
利用者が感じる「イマイチな評判」と3つのデメリット
どんなサービスにもデメリットは存在します。ここでは、正直な「イマイチな評判」を3つまとめました。
1. AIの聞き取り間違いがある
AIの音声認識は非常に高性能ですが、時々、こちらの発音をうまく聞き取ってくれないことがあります。完璧な認識を期待しすぎると、少しストレスを感じるかもしれません。ただし、ほとんどの場合は正しく認識してくれます。

厳しいかもしれませんが、あなたの発音が「かなりオフ」の可能性もあります。
そして、忘れてはいけないのは、スピークだけではありませんが、AIとのリアルタイムなやり取りをする場合、安定したインターネット環境は必須です。
2. 人間との会話のような「深み」はない
スピークは、あなたの英語力を向上させるための「学習パートナー兼講師」です。
そのため、人間を相手にしたような、感情やニュアンスをくみ取った深いコミュニケーションは期待できません。
「AIも学習して変わるのでは?」と思うかもしれませんが、AIはあくまで入力された情報をデータとして処理し、最適な学習効果が得られるような返答を返してくれます。
だからこそ、スピークはスピーキングの「練習相手」として割り切る必要があります。リアルな人間との会話の楽しさや緊張感を求めるなら、オンライン英会話など別の選択肢も視野に入れるべきでしょう。

とはいえ、そんなつっけんどんな相手ではないので安心してください。
3. アウトプット以外の学習は弱いと感じることも
スピークはスピーキングに特化しているため、体系的な文法やリーディング学習には向いていません。ただし、ネイティブ講師のビデオレッスンやAIチューターといった「話すためのインプット」機能は充実しています。
あくまでアウトプットに特化し、そのために必要なインプットもできるアプリと理解しておくと良いでしょう。

【スピフルと比較】料金やPC対応は?結局どっちが良いの?
AI英会話アプリを調べていると、よく名前が挙がるのが成田修造さんもおすすめの「スピフル」です。ここでは、料金やPC対応など、両者を比較して、あなたがどちらを選ぶべきかお伝えします。
項目 | スピーク | スピフル |
主な特徴 | スピーキングに特化。AIとのフリートークや様々なシチュエーションレッスンが充実。 | スピーキングに加えて、発音や単語、文法も体系的に学べるレッスン形式。 |
料金 | 年額税込19,800円 (月額換算で1,650円)から | 年額税込45,980円 (月額換算で3,831円) |
フリートーク | 〇(AIとテーマを自由に決めて無制限に会話) | ×(レッスン形式の中でフリートーク練習) |
PC対応 | ×(スマホアプリのみ) | 〇(PCでも利用可能) |
得意な人 | すでに基礎知識があり、とにかくたくさん話してアウトプット量を増やしたい人。 | 英語学習の基礎から固めたい人。何から始めていいかわからない初心者や、単語や文法も同時に学びたい人。 |
どちらを選ぶべき?
- スピークがおすすめな人
- すでにある程度の単語や文法を知っていて、「とにかく話す機会がほしい!」と思っている人。
- フリートークで自由に会話する練習をしたい人。
- 仕事の専門分野など、特定のテーマについて自由に話す練習をしたい人。
- スピフルがおすすめな人
- 基礎からしっかり学び直したいと考えている初心者。
- スピーキングだけでなく、単語や文法も並行して学習したい人。
- PCで学習したい人や、レッスン形式で着実に学習したい人。
まとめ:スピークは「こんな人」におすすめ
ここまでスピークのメリット・デメリット、そしてスピフルとの比較を見てきました。
結論として、AI英会話アプリ「スピーク」は、以下のような人におすすめできるサービスです。
- 英語学習の初心者で、人前で話すことに抵抗がある人
- ある程度の英語知識はあるが、話す機会がなくて困っている人
- 忙しくて、まとまった学習時間が取れない人
最後に、どんなに良いレビューを読んでも、実際に自分で試してみなければ分からない部分もあります。スピークには無料体験期間が用意されているので、まずは気になる点を自分で確かめてみるのが一番です。
この記事が、あなたが次のステップに進むための手助けになれば幸いです。
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