最初は、よくあるAI英会話アプリのひとつだと思っていました。
テンプレ通りに英語を復唱して、「Great!」って言われて終わるやつ。
ところが、有料版に切り替えた瞬間、世界が変わりました。
決められたフレーズを言うだけじゃなくて、“自分の言葉で話さなきゃ進まない”英会話RPG。
ただの練習じゃない。AIとの対話の中で、英語の引き出しを試され、自然さを添削され、
「あ、これ本当に“話す練習”になってる」と思えた数少ないアプリでした。
今回は、そんな SayWow(セイワオ)の有料版を実際に使ってみた体験レビューをお届けします。
テンプレを超えて“本気で喋る練習”をしたい方は、ぜひ読んでみてください。
SayWow(セイワオ)ってどんなアプリ?

**SayWow(セイワオ)**は、AIと会話しながら英語を学べる“英会話RPGアプリ”です。
特徴的なのは、ただのAIチャットではなく、クエスト形式でストーリーを進めながら「話す練習」を積むという点。
ユーザーはゲームの主人公のように、場面設定のある英会話に挑戦しながら、実践的な英語表現を身につけていきます。
会話はテンプレの復唱からスタートしますが、すぐに「自由練習」へ。
そこでは、ストーリーに沿って自分の言葉でタスクを達成する必要があり、脱線しない限り表現は自由。
しかもAIが返してくる応答も、こちらの発話内容に合わせて変化します。
また、発話内容はすべて記録され、添削やログ確認が可能。
発音ミスや不自然な表現、どもりまで検出し、より自然な言い回しに最適化してくれるのも大きな特長です。
一言でいえば、“自分の英語が実際どこまで通用するか”を試せるアプリ。
英語中級者以上で「ただの暗記や復唱じゃ物足りない…」という人には、特に刺さる設計になっています。
SayWow(セイワオ)有料版で何が変わる?無料版との違いと注意点
まず大事なことを先にお伝えします。
SayWow(セイワオ)は、アプリをダウンロードすると、チュートリアルが1回できます。
最初の“雰囲気を知る”ためのデモプレイが一度用意されている、という形式。
(※この導入チュートリアルを実際に体験したレビューはこちらの記事で紹介しています)
本格的にクエストをプレイしたい場合は、プラン選択後に“無料トライアル(7日間)”をすることになります。
つまり、アプリの本当の実力は、有料版に登録してから分かる設計になっています。
とはいえ、無料体験期間中に解約もOK。
料金プランをわかりやすく表にしてみました。
プラン | 料金(税込) | 内容 |
---|---|---|
月額プラン | 3,000円/月 | 毎月自動更新。全機能利用可。 |
年額プラン | 15,000円/年(約1,250円/月) | 長期でお得。全機能利用可。 |
無料体験 | 7日間 | 初回登録時に全機能が使える。 |
では、その有料版ではどんなことができるようになるのか?
主な違いは以下の3点です:
✅ 1. クエスト数の制限が解除される
有料版ではすべてのクエストに無制限で挑戦可能。
難易度も1〜4まであり、自分のレベルに合わせてチャレンジできます。
✅ 2. 添削フィードバックが全文表示される
発音ミス・不自然な表現・構文の乱れなどをAIが自動で検出。
有料版では全文の発話ログ+添削済み英文が表示され、学びに直結します。
✅ 3. セリフの記録&マイフレーズ集が使える
話した内容はすべて記録され、ピックアップしたセリフを画像化してフレーズ帳のように保存可能。
使える表現を“自分の言葉”として身につけていけるのも魅力です。
👉使えば使うほど明らかになってきたSayWowの全機能を徹底解説!詳しく知りたい人はこちらから。
ここからは、実際に私が有料版で難易度3のクエストに挑戦した体験談をお届けします。
「英語を話せるようになりたい」と思っている中級者にこそ、このアプリの凄さが伝わるはずです。
実際にSayWow(セイワオ)有料版を使ってみた感想(クエスト難易度3)
私が挑戦したのは、「社長の二つの顔」というタイトルのクエスト。
ネットで知り合った相手との出会いをカフェで予定していたけれど、急な予定変更で会えずじまい。
その直後、なんと同じカフェで自分の会社の社長にバッタリ遭遇――という、意外すぎる展開から始まります。
あれ、社長ってこんな感じだったっけ…?
オンラインで見る姿とはまるで別人のような印象に、戸惑いながらのやりとりが始まります。
このシナリオでは、次の3つのタスクを英語で自然に伝える必要があります:
- 相手もここでコーヒーを飲んでいるのか尋ねる
- オンラインとオフラインでこんなに印象が違うことに困惑する
- すぐ会社に戻ると伝える

テンプレの復唱練習のあとに始まるのが、“自由練習”パート。
ここで、自分の言葉を使って会話を進め、上記のタスクを自然に盛り込んでいく必要があります。
台本どおりじゃなくてもOK。でも不自然な言い回しや噛み、どもりなどはしっかり拾われて添削が入るんです。

発話内容はすべて文字起こしされ、添削された文は最適化された自然な英文としてフィードバックされる。
それを確認しながら、「あ、こう言えばよかったのか」と自分の引き出しをブラッシュアップできる構造。
「喋ったことがそのまま学びになる」ってこういうことか、と思いました。
💡 小さな発見が、学習をもっと面白くする
このクエストをプレイしていて、後から気づいた仕掛けがもうひとつ。
タスク(=ゴール)をすべて達成するまでに許されている会話のやり取りの回数が決まっているんです。
私がプレイしたときは「9ターン以内」。
制限時間ではなく、制限回数でゴールにたどり着くという、ちょっとした緊張感。
「どう言えばスマートにゴールにたどり着けるか」を考えるようになって、英語の選び方にも自然と意識が向きました。
さらに、クエスト後には自分でゴール(タスク)を追加して、復習の難易度を上げることも可能。
「このセリフも大事だな」「この表現、次こそスムーズに言いたい」
そう思ったら、そのままマイ復習課題に設定できる設計が天才的です。
SayWow(セイワオ)はこんな人におすすめ
SayWow(セイワオ)は、「英語のテンプレを復唱するだけじゃ物足りない」という方に、強くおすすめできるアプリです。
特に、こんな人にはピッタリです:
- ✅ 英語の基礎はあるけど、会話が広がらないと感じている中級者
- ✅ フリートークはまだ怖いけど、テンプレだけじゃ退屈という人
- ✅ 自分の“英語の引き出し”がどれだけ通用するか試したい人
- ✅ 自然な英語表現を、実際に話しながら覚えたい人
- ✅ 学習をゲーム感覚で進めたいタイプの人
逆に言うと、「英語は本当にゼロからです!」という超初心者の方には少しハードルがあるかもしれません。
でも、“英語で話すって、こういうことなんだ”をリアルに体験できる貴重なアプリです。
まとめ:テンプレ卒業の一歩先へ。SayWow(セイワオ)の本気が光る有料版
正直、最初は「テンプレ練習+AIの軽いやりとり」くらいに思っていました。
でも、有料版を使ってみて分かったのは、このアプリ、ユーザーを“喋らせる仕掛け”が本気で作り込まれてる。
- クエストで話す内容は自分の英語力で構築する
- ゴール(タスク)達成のために、限られたやり取りの中で考えて話す
- 会話が記録され、添削・最適化される
- 自分だけの復習フレーズ集が作れる
これはもう、AI英会話というより“会話型トレーニングRPG”です。
英語を“話せるようになりたい”なら、SayWowはその一歩先を体験できるアプリだと感じました。