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重さの単位「パウンド」はなぜ「LB」と書くの?

Did you know?! 英語の豆知識
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英語で重さの単位「パウンド(pound)」を表記するとき、なぜか”lb”という略が使われます。この表記、初めて見ると少し不思議ですよね。「lb」はどこから来たのでしょうか?

この記事では、その由来と英語学習者が知っておくと便利な豆知識を紹介します。

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「lb」の語源はラテン語!

実は「lb」という略は、ラテン語のlibra(リブラ)に由来しています。「リブラ」は、天秤や重さを意味する言葉でした。古代ローマでは、物の重さを測るために「リブラ」という単位が使われており、これが現在の「パウンド」の起源となりました。

ラテン語の影響は中世ヨーロッパ全体に広がり、度量衡(ものの長さや重さを測る基準)の一部として取り入れられました。その結果、英語でも「リブラ」に由来する”lb”がパウンドの略として残ったのです。

とりしま
とりしま

星座の「天秤座」も英語ではLibraと呼ばれます。この共通点を覚えておくと、「lb」の由来を忘れにくくなりますね!
ちなみにGoogleのAIのGemini(ジェミニ・英語発音はジェミナイ)は双子座、スポーツ飲料のAquarius(アクエリアス)は水瓶座です。

現代での使い方

現在、「パウンド(pound)」はアメリカやイギリスで重さを測る単位として広く使われています。特にアメリカでは、食品や体重を量る際に欠かせない単位です。たとえば、

  • 1 pound = 16 ounces(オンス)

という関係があります。スーパーで「a pound of apples」と書かれていたら、約0.45kgのリンゴが1ポンド分だと覚えておきましょう。

また、アメリカ以外でも「パウンド」を使う国があります。たとえば:

  1. イギリス
    イギリスでは公式にはメートル法が導入されていますが、日常生活では「パウンド」がまだ広く使われています。特に市場やスーパーマーケットで肉や野菜の重さを測るときに使われることが多いです。
  2. カナダ
    カナダも公式にはメートル法を採用していますが、アメリカとの近さから、ポンドが非公式に使われる場面があります。
  3. リベリアとミャンマー
    これらの国では、ヤード・ポンド法(Imperial System)を使用しているため、ポンドが公式な単位として使われています。

英語学習ポイント

英語で「パウンド」を使った表現はたくさんあります。以下のフレーズを覚えておくと、日常会話や映画の中で見かけたときに役立つでしょう。

  • a pound of apples(リンゴ1パウンド)
  • pound for pound(同じ条件なら/同等で比較すると)
  • lose a few pounds(数キロ痩せる)

さらに、「lb」がラテン語由来であることから、他のラテン語起源の英単語もチェックしてみましょう。例えば:

  • “etc.”(et cetera:その他)
  • “i.e.”(id est:つまり)
  • “e.g.”(exempli gratia:例えば)

これらの略語も、ラテン語が英語に与えた影響の一部です。

とりしま
とりしま

これらの略語はビジネスシーンでもよく登場します

豆知識:通貨の「ポンド」との違い

イギリスでは、通貨の「ポンド(pound)」も使われます。この記号「£」は、ラテン語のlibraの頭文字Lをもとにデザインされています。つまり、重さのパウンドと通貨のポンドは、どちらも同じ語源を持っているのです。こんな豆知識を知っていると、英語の世界がさらに面白く感じられますね!

まとめ

「パウンド(pound)」を表す略「lb」は、古代ローマのラテン語libraに由来していることがわかりました。また、アメリカ以外でもイギリスやカナダ、リベリアなどで「パウンド」が使われていることも面白いポイントです。そして、アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いも、英語学習者にとって興味深い発見でしょう。

次にスーパーマーケットや体重計で「lb」を見たとき、この歴史と豆知識を思い出してくださいね!英語の背景を知ることで、単なる記号や言葉ももっと楽しく覚えられるはずです。

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