USCPA(米国公認会計士)の学習を始めたいけれど、
「どの講座を選べばいいの?」
「アビタスってよく聞くけど実際どうなの?」
と迷っていませんか?
本記事では、日本でUSCPA講座を提供する主要4校(アビタス・CPA会計学院・TAC・大原)を徹底比較。
教材・講義・サポート・費用の4つの軸から分析し、短期合格を目指すならどこが最適かを解説します。
結論|最短でUSCPAに合格したいなら「アビタス」が最もおすすめ

結論から言えば、USCPAを最短ルートで合格したい人はアビタス一択です。
理由は簡単で、以下の4点が特に学びやすさと安心感の面で際立っているからです。
- 合格実績No.1(日本のUSCPA合格者の約9割がアビタス出身)
- 教材・講義が初学者に最適化
- 5年の長期サポート期間
- リスキリング補助金+合格お祝い金で実質20万円台

「アビタスでなければ途中で挫折していた」という声も多く、
教材・講師・サポートの三拍子が揃っている安心の老舗予備校です。
USCPA講座主要4校を比較
USCPA講座を提供する日本の主要スクール4校を一覧で比較してみましょう。
| 予備校 | 教材 | サポート期間 | 特徴 | 合格お祝い金 |
|---|---|---|---|---|
| アビタス | オリジナル教材(日本語+英語) | 5年 | 合格実績No.1・短期合格向け | 最大20万円 |
| CPA会計学院 | U World問題集 | 2年(延長可) | 新設校・BARのみ選択可能 | 10万円 |
| TAC | Becker問題集 | 3年 | 黒板講義で網羅的・理論派向け | なし |
| 大原 | Roger教材 | 非公開(要確認) | 英語が得意な人向け | なし |
💡サポート期間とは?
サポート期間とは、「講義動画の視聴」や「質問受付」「単位試験サポート」が受けられる期間を指します。
USCPAは長期戦になりやすいため、サポートが短いと受験途中で期限切れになるリスクがあります。
そのため、アビタスの5年サポートは大きな安心材料です。
比較① 教材のわかりやすさと効率性
USCPA試験は範囲が広く、独学では全体像をつかみにくい資格です。
そのため、教材の構成や使いやすさが短期合格の鍵になります。
ここでは、各校が採用しているテキスト・問題集・教材方針の違いを見ていきましょう。
アビタス|日本語テキスト×英語問題集で初学者にもやさしい
📘 教材の特徴
- テキストは日本語でわかりやすく、問題集は日本語併記の英語版で構成。
- 図解が豊富で、要点がコンパクトにまとまっている。
- 読み間違えやすい英語表現も日本語で補足されており、初学者でも安心。
🔄 最新情報への対応
- AICPA(米国公認会計士協会)やNASBAが発表する最新の試験情報をいち早く教材に反映。
- 出題傾向や制度変更にも柔軟に対応できる体制が整っている。
- 教材の更新スピードが早く、常に最新バージョンで学習できる。
AICPAとは?
AICPA(American Institute of Certified Public Accountants)とは、
USCPA(米国公認会計士)試験を主催する米国公認会計士協会のことです。
このAICPAが、出題範囲・試験形式・採点基準などを定めています。
つまり、AICPAの発表する情報を正確に反映できるかどうかが、
「教材の質」と「合格スピード」を左右する重要ポイントになります。

“AI CPA”と混同されることがありますが、AI(人工知能)とは無関係です。
AICPAは100年以上の歴史を持つ、アメリカ最大の会計士団体です。おすすめです。
👥 向いている人
- 会計初心者・英語初級者。
- スキマ時間を使って効率よく学びたい人。
- 日本語で理解しながら、少しずつ英語に慣れていきたい人。
✅ 他校との比較ポイント
- アビタスは全科目対応(BAR・ISC・TCP)で、自由度が高い。
- 教材のわかりやすさ・最新性・合格実績の3点がバランスよく揃っている。
- 短期合格を目指すなら最も効率的な選択肢。

アビタスは「初学者にもやさしく、常に最新情報にアップデートされている」安心の定番。
USCPA合格への最短ルートを走りたい人に最もおすすめです。
TAC|Becker教材が使えるがボリュームが多い
📘 教材の特徴
- 世界的に有名なBecker教材を採用。
- 出題範囲を網羅しており、内容の正確性と信頼性が高い。
- 一方でボリュームが非常に多く、すべて終えるには根気が必要。
⚠️ 注意点
- 英語教材が中心のため、初学者にはややハードルが高い。
- 時間管理と自己学習力が求められる。

2025年春からAI翻訳が導入されて言語の壁が解消されました。
とはいえ、AI翻訳もまだ完璧ではありません。
一定の英語力がなければ正しく翻訳されているかの確認に時間を食うかもしれません。
👥 向いている人
- 英語で学ぶことに抵抗がない人。
- 短期合格よりも高得点合格を狙いたい人。
- 理論をしっかり理解しながら学びたいタイプ。
CPA会計学院|BAR科目限定で選択肢が狭い
2024年からUSCPA試験制度が変わり、必須3科目(FAR・AUD・REG)に加え、
選択科目1科目(BAR・ISC・TCP)を自由に選べるようになりました。
ただし、CPA会計学院ではBAR(Business Analysis and Reporting)の教材のみ提供されており、
以下の点に注意が必要です。
📘 特徴と制約
- 教材はオリジナルテキスト+U World問題集(英語)を使用。
- BAR科目専用教材のみで、ISC・TCPの教材は未対応。
- そのため、受講生は実質的にBARしか選べない。
- 途中で「別科目に切り替えたい」と思っても対応できないケースがある。
📊 科目選択の現状と合格率
- BARの合格率:約34%
- TCP(Tax Compliance and Planning)の合格率:約72%
- この差から、「BARで始めたがTCPに変えたくなった」という声もある。
👥 向いている人
- 費用を抑えて受講したい人
- BAR科目一本で挑戦しても問題ない人
⚠️ 注意したい点
- 科目選択の自由がないため、途中で方向転換がしにくい。
- 試験制度変更時などに柔軟に対応しづらいリスクがある。
✅ 他校との比較ポイント(アビタスとの違い)
- アビタスはBAR・ISC・TCPすべてに対応。
- 教材はAICPA(米国公認会計士協会)発表の最新情報を随時反映。
- 試験改定や傾向変化にも柔軟に対応でき、長期学習でも安心感が高い。

CPA会計学院は「コスパ重視・BAR固定派」には良い選択ですが、
短期合格と柔軟性を両立したい人には、全科目対応のアビタスが現実的で安心な選択肢です。
大原|Roger教材採用で上級者向け
📘 教材の特徴
- Roger(米国教材)を使用。講義レジュメは日本語で補足。
- 会計・税務の専門内容を英語で直接学べる点が強み。
- 英語の原文に触れながら学びたい人に適している。
⚠️ 注意点
- 英語中心のため、一定の語学力が前提。
- 初学者には難易度が高く, 学習効率よりも内容理解重視。
- USCPA専用講座としては、他校ほどの実績情報が少ない。
👥 向いている人
- 英語力が高い中上級者。
- 海外会計実務にも関心がある人。
- 理論派で腰を据えて学びたいタイプ。
✅ 他校との比較ポイント(アビタスとの違い)
- アビタスは日本語×英語のバランス教材で初学者にも対応。
- 大原は完全英語ベースで、実務英語を重視する人に向く。
- 「効率重視」ならアビタス、「英語慣れ」なら大原が好相性。

大原は英語力を活かしたい人には最適ですが、
初学者や短期間で合格を目指す人は、アビタスの方が効率的です。
比較② 講義の質と講師陣のレベル
教材をそろえるだけでは合格できません。
実際に理解を深め、苦手を克服するにはどんな講師から学ぶかが大きなポイントです。
各校の講師の質や講義スタイルを見ていきましょう。
アビタス|講師全員がUSCPA合格者
- 講師全員が現役のUSCPAホルダー。
- 短いユニット(スモールユニット®方式)でスキマ時間でも学習可能。
- 日本語解説で、会計初心者でも理解しやすいと評判。
CPA会計学院|一部講師はUSCPA非保持者
- 一部講師が資格未取得のケースあり。
- 会計基礎知識がないと講義内容が難しく感じるという声も。
TAC|分野別専門講師が担当する王道スタイル
- 各分野ごとに専門講師が担当。
- 黒板講義形式で、じっくり理論を学びたい人に向いている。
- オンデマンド視聴も可。
大原|資格学校としての安定感
- 公認会計士講座などで培ったノウハウがあるが、USCPA専門ではない。
- 英語教材のため、理解には一定の語学力が必要。
比較③ サポート体制と学習フォロー
USCPAは長期戦になりやすい資格試験です。
途中でモチベーションを維持し、迷わず進むためには、学習サポートやフォロー体制がどれだけ整っているかが重要になります。
各校のサポート期間・質問対応・進捗管理など、受講後の安心感につながる部分を見ていきましょう。
- アビタス: サポート期間5年。単位試験がスムーズに通過できる仕組みがあり、受講生専用ポータルで質問・進捗管理も可能。
合格後も「USCPA+」「MBA基礎」「就活サポート」など特典あり。 - CPA会計学院: 2年サポート(延長有)。新設校のためノウハウが発展途上。単位試験の合格がやや難しいとの声。
- TAC: 3年サポート。単位試験が最も難しく、本試験に進むまで時間がかかる傾向。
- 大原: サポート期間非公開。英語教材中心で個別対応は限定的。
比較④ 費用・補助金制度の違い
費用面は「どの講座を選ぶか」を決めるうえで欠かせないポイントです。
ただし、単純に価格だけを見るのではなく、補助金やキャッシュバックの対象になるかどうかも大きな差になります。
特に注目したいのが「リスキリング補助金」。これは受講後に転職やキャリアアップに成功することで支給される制度です。
つまり、転職支援・キャリアフォロー体制が整っているスクールほど、実際に補助金を受け取りやすいということ。
この点で、比較③で紹介したようにキャリア支援プログラム(USCPA+・就活サポート)を持つアビタスは非常に強みがあります。
学習から合格、その先のキャリア形成まで一貫してサポートしてくれるため、リスキリング補助金の恩恵を最大限に活かせる環境が整っています。
| 学校 | 通常価格 | リスキリング補助金 | 合格お祝い金 | 教育訓練給付制度 |
|---|---|---|---|---|
| アビタス | 約40万円台 | 最大50万円補助 | 社会人20万/学生15万 | 対応 |
| CPA会計学院 | 約35万円台 | 対象外 | 10万円 | なし |
| TAC | 約40万円台 | 対象外 | なし | 対応 |
| 大原 | 約35万円台 | 対象外 | なし | 不明 |
結論|あなたに合うUSCPA講座はこれ!
| タイプ | おすすめ講座 | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者・短期合格を狙う人 | アビタス | 合格実績・教材・サポートが圧倒的。初学者向け構成。 |
| 会計知識あり・コスパ重視派 | CPA会計学院 | 価格重視でスタートしたい人におすすめ。 |
| 英語力が高い・理論派タイプ | TAC/大原 | 英語教材や本格講義スタイルが合うタイプ。 |
とりしまの考察

USCPA取得に限らず、社会人が新たに資格を取得する時に直面するのが「勉強する時間の確保」。
日々の仕事や生活に追われて、「まとまった時間」がなかなか確保しにくいのが現実です。
週末に絶対取り組もうと計画を立てても、急な仕事の処理に追われたり、家族や付き合い、疲れた、と、コミットしたくてもできない、と思っていた方がいいかもしれません。
もちろん、自分の時間が管理できなくてUSCPAになれるか!と叱咤が飛ぶかもしれません。けれど自分ではコントロールできない状況も発生するでしょう。
学習スタイルは人様々。完全に網羅して試験に臨みたい人もいるでしょう。しかし、とにかく資格を取得してベースを作るために転職して学習したことがフレッシュなうちにどんどん活用していく、それができるのが短期で合格可能なアビタスだな、と思います。
誤解を恐れずに申し上げると、試験というものは「あなたにその業務ができるかどうかの最低ラインチェックのためのもの」ととりしまは考えています。ですから、試験合格して終わりではなく、そこから始まるのです。
実際のリアルな業務は試験の問題よりも困難なものもあるでしょう。え、こんなの習ってない、と困惑することもあるでしょう。それは至極当たり前であって、持っている知識と経験で解決していくしかないと思うのです。ですから、資格習得にあまり時間をかけずに短期で資格を取得、転職サポートも強いアビタスがおすすめしたい、これがとりしまの考察です。
迷ったらまず資料請求から!無料で比較して後悔ゼロに
USCPA講座はどれも決して安くはありません。
しかし、「安さだけで選ぶ」ことが最も高くつく失敗になりがちです。
- アビタス・CPA会計学院はWeb資料請求無料
- オンライン説明会では直接質問もOK
- 補助金・お祝い金制度の詳細も確認可能
まずは2〜3校の資料を取り寄せて比較し、自分に合った環境で学習を始めましょう。
まとめ|短期合格を目指すならアビタス一択!
USCPAは、資格そのものよりも「どの予備校で学ぶか」で合否が大きく分かれます。
教材の質・講師の経験・サポート期間を総合的に見ても、アビタスの優位性は圧倒的です。
🎯 合格までの最短距離を走るなら、今が始めどき。
補助金を活用して、実質20万円台でUSCPAを目指しましょう。


