60万円。
決して安くはない金額です。
USCPA(米国公認会計士)を目指すと決めたあなたは、もう本気で行動しようとしています。
けれど、その第一歩で多くの人が悩むのが——
「どのスクールを選べば後悔しないか」
という点です。
USCPA講座を提供するスクールは複数ありますが、
特に名前が挙がるのが アビタス(Abitus) と TAC(資格の学校TAC)。
どちらも実績があり、社会人から学生まで幅広い層が受講しています。
ただ、比較してみると料金も教材も学習スタイルも大きく違います。
アビタスは約60万円台の受講料で、
一方のTACはキャンペーン次第で30万円台からスタート可能。
価格差はあるものの、「安い方が良い」とは限りません。
受講期間・講師・教材・サポート体制——。
それぞれの特徴を理解せずに選ぶと、
せっかくの投資が「合わなかった」「続かなかった」と後悔につながることもあります。
この比較記事では、そんな不安を持つあなたのために、
アビタスとTACの違いを、料金・講師・教材・サポート・キャリア支援まで徹底的に整理。
さらに、「自分にはどっちが合うのか」が分かるように、タイプ別の選び方も紹介します。
高い授業料を払うなら、絶対に後悔したくない。
本当に“価値ある選択”をしたい。
そんなあなたのために、この記事が判断の道しるべになれば幸いです。
USCPA講座比較|アビタス vs TACの違いを一覧でチェック
ここからは、USCPA講座の代表的な2校であるアビタスとTACの違いを、
一目でわかるように一覧表でまとめました。
両校とも合格実績や講師の質に定評がありますが、
「料金」「サポート」「教材のスタイル」など、実際に比べてみると方向性が異なります。
まずは全体像をつかみ、自分がどのポイントを重視したいのかを整理してみましょう。
USCPA講座比較:アビタス vs. TAC
比較項目 | アビタス (Abitus) | TAC (資格の学校TAC) |
---|---|---|
実績・信頼性 | 創業30年。国内合格者の約90%を占める圧倒的な実績。合格者数を公表している唯一のスクール。 | 合格実績は非公表。NASBAが合格者数を公開していないため正確な把握は不可。代わりに合格者の声を多数掲載。 |
学習期間 | 業界最長5年間の受講期間。学習目安は1年半〜2年。学生パックは3年。 | 総合本科生(Plus)コースは3年間視聴可能。他校と比べて制限が少なく、最新講義を継続受講できる。 |
料金 | 624,800円(税込)〜。大学生向け割引パックあり。 | 396,000円(税込)〜。キャンペーン利用で30万円台スタートも可能。 |
教育訓練給付金 | 一般教育訓練給付制度対象。給付金10万円あり。 | 一般教育訓練給付制度対象(指定コース)。アビタス資料では「他校に給付金なし」との表記あり。 |
リスキリング支援(還付要件) | 条件が緩く、修了試験合格のみで支給対象。制限時間なし・選択問題形式。 | 要件が厳しく、4科目80%以上視聴+修了試験75%以上で合格。試験時間2時間。 |
教材・学習方式 | スモールユニット方式®(1単位20〜60分)。インプット+アウトプットを効率的に反復。テキストは日本語ベース+英語併記。 | TACオリジナル教材+Becker教材を併用。「試験に出るところだけ」を厳選。合格点75点に対し85点カリキュラムを設定。 |
デジタル学習 | eラーニング/Webプラクティス/電子テキストアプリなど独自開発ツールが豊富。 | Beckerオンライン演習ソフトを採用。2025年5月からAI翻訳・日本語解説機能を搭載。 |
講師 | 全員USCPA合格者。講師歴10年以上の実務家が中心。 | Becker教材に精通した講師陣。アビタス資料では「USCPA未合格者による講義がある場合も」との記載あり。 |
英語力目安 | TOEIC400〜500点レベルから合格可能。日本語ベース教材で英語に不安があっても安心。 | 初学者向けに『英文会計入門』付属。**英語が苦手でも始めやすい。 |
単位取得 | カリフォルニア州立大学(CSUEB)提携。最短1ヶ月で24単位取得可。 | ブラッドリー大学単位認定試験(ピアソンVue社監督)。公正・確実な単位認定を実施。 |
新試験制度対応 | 業界最速で新試験教材リリース。選択科目(3科目)にも完全対応。 | 新カリキュラムVer7.0導入。「Hybrid講義(REG+TCP)」で2ヶ月短縮可能。 |
学習サポート | USCPAホルダーによる個別学習相談(業界唯一)。質問教室・Web質問・スタディグループ・出願支援すべて無制限。 | 3年間講義見放題+質問メール+自習室無料開放。専門スタッフによる個別相談も可能(予約制)。 |
キャリア支援 | USCPA専門キャリアコンサルタントが無料支援。BIG4監査法人など転職実績多数。合格後、副業参画も可能。 | ライセンスサインサポート(ワシントン州)あり。キャリア支援実績は非公開。 |
🎓アビタス(Abitus)の特徴と強み

💡1.国内合格者の約90%を占める圧倒的な実績
アビタスは、創業30年を超えるUSCPA専門スクール。
国内合格者の約90%がアビタス受講生という圧倒的な実績を誇ります。
USCPA合格者数を公表している唯一のスクールであり、
その透明性と信頼性が、長年の受講生から支持される理由です。
多くの社会人・学生が「初めてUSCPAに挑戦するならアビタス」と選ぶ背景には、
単なる合格率ではなく、継続できる仕組みと徹底サポートがあるからです。
📚2.効率重視の「スモールユニット方式®」で忙しい社会人も続けやすい
アビタスの学習スタイルは、独自のスモールユニット方式®。
1ユニット(講義)は20〜60分と短く設計されており、
スキマ時間に少しずつ進めることができます。
インプット(講義)とアウトプット(問題演習)をセットで繰り返す構成なので、
短い時間でも学習効果を最大化。
「1日1ユニット」などのペースで学べるため、
仕事や家庭と両立しながら着実に合格を目指せます。
教材も特徴的で、日本語ベース+英語併記。
TOEIC400〜500点レベルからでも理解できるよう設計されており、
英語に不安がある受講生でも安心して学習を進められます。
🧑🏫3.全講師がUSCPAホルダー。実務経験豊富なプロによる指導
アビタスの講師陣は、全員がUSCPA合格者。
さらに、講師歴10年以上のベテランが中心で、
監査法人や外資系企業での実務経験を持つ講師が多いのが特長です。
また、単に講義を行うだけでなく、
USCPAホルダーによる個別学習相談(カウンセリング)が受けられるのも大きな強み。
「理解できなかった論点」や「学習スケジュールの悩み」などを、
実際の合格者に直接相談できるのはアビタスならではです。
講師全員が受験の苦労を知っているからこそ、
受講生一人ひとりに寄り添ったアドバイスが可能です。

どのような資格試験にしろ、実際に試験を受験して合格した人から講義受けることで試験に合格する対策が無駄なく効率よく受けることができます。
💻4.eラーニング・問題演習アプリなどデジタル学習が充実
アビタスでは、学習の利便性を高めるために独自のデジタルツールを多数導入しています。
- eラーニングシステム:オンライン上でいつでも講義を視聴可能
- Webプラクティス:PCやスマホから問題演習
- 電子テキストアプリ:教材をスマホやタブレットにダウンロードして閲覧可能
通勤・出張中でも学習できる環境が整っており、
「いつでも、どこでも、少しずつ」進められる点が社会人に支持されています。
🏫5.カリフォルニア州立大学との提携による最短1ヶ月の単位取得
USCPA受験に必要な単位を取得するには、通常は大学や通信講座で時間がかかります。
アビタスでは、カリフォルニア州立大学イーストベイ校(CSUEB)と提携しており、
最短1ヶ月で出願に必要な24単位を取得可能です。
また、ライセンス(資格登録)に関する手続き支援や出願カウンセリングも充実。
ライセンス取得後は、BIG4監査法人や外資系企業へのキャリア支援も無料で受けられます。
「合格したら終わり」ではなく、“合格後のキャリアまでつながるサポート”がアビタスの真価です。
まとめると:アビタスは「信頼と継続」を重視する人に最適
アビタスは、
「英語に不安があるけれど、本気でUSCPAを取りたい」
「忙しくても隙間時間を利用して学習を続けたい」
という人に最もフィットするスクールです。
圧倒的な合格実績とサポート力で、
“安心して投資できるスクール”を探している人におすすめできます。
💼TAC(資格の学校TAC)の特徴と強み

🧠1.世界最大級のBeckerと提携。AI対応で進化した本格派教材
TACの最大の特徴は、米国Becker社のオンライン教材との連携にあります。
Beckerは、世界中のUSCPA受験生が利用する教材で、
全米優秀合格者(Elijah Watt Sells Award)の90%以上が使用しているほどの信頼ブランド。
TACでは、このBeckerオンライン演習ソフトを日本の受講生向けに導入し、
2025年5月からはAI機能(問題文翻訳・日本語解説)も追加されました。
従来は英語教材に抵抗を感じていた人も、
AI翻訳を活用することで理解しやすく、
「英語の壁」を感じにくい設計になっています。
また、Beckerの演習問題は本試験形式とほぼ同じ構成で、
本番環境に近いシミュレーション練習ができるのも大きなメリット。
「実践力を鍛えたい」「試験慣れしたい」人に向いています。
⏰2.Hybrid講義で学習期間を短縮。最短で合格を目指す効率設計
TACでは、2025年度から新カリキュラム「Ver7.0」を導入。
特徴的なのが、Hybrid講義(REG+TCP)という新形式です。
これは、重複する内容を効率化することで、
従来よりも学習期間を約2ヶ月圧縮できる仕組み。
社会人や学生でも、短期集中で一気に合格を狙えるよう設計されています。
加えて、TACの講義はオンライン・通学のどちらにも対応しており、
3年間の受講期間中は最新講義を繰り返し視聴可能。
一度申し込めば、カリキュラム改訂後の講義も無料で見直せるため、
「途中で試験制度が変わった」「ブランクが空いた」場合でも安心です。
📚3.合格点+αを狙うカリキュラム設計
TACのUSCPA講座は、合格点75点に対して85点取得を目指す余裕ある設計。
「試験に出るところだけ」を厳選しながらも、
背景理解を重視する講義スタイルが特徴です。
講師陣は会計士・USCPA・MBA保持者など多彩で、
Becker教材に精通しており、試験傾向を熟知。
「どの問題を重点的に解くべきか」「どの項目が落とし穴か」など、
戦略的な学習法を身につけたい人に最適です。
また、初学者向けに『英文会計入門』が付属しており、
簿記3級程度の知識からでも段階的に理解を深められます。
💻4.充実したフォロー体制と学習環境
TACは大手資格スクールらしく、サポート環境の充実度も高いです。
- 質問メール制度:受講期間中、いつでも講師に質問可能
- 自習室の無料開放:全国のTAC校舎で利用可(予約制)
- 個別相談(カウンセリング):学習計画や出願に関する相談もOK
さらに、継続再受講制度があり、
受講期間(3年)終了後も割引価格で再受講できる仕組みが用意されています。
「仕事の都合で中断しても再挑戦できる」点が安心材料です。
🎓5.ブラッドリー大学との提携による信頼性の高い単位認定
USCPA受験には出願資格として「会計・ビジネス関連単位」が必要です。
TACでは、ブラッドリー大学(米国)の単位認定試験プログラムを導入。
第三者機関であるピアソンVUE社が試験を監督しているため、
公正かつ確実な単位認定が可能です。
試験形式はオンライン受験で、
「日本にいながら米国大学の単位が取得できる」仕組みを実現しています。
まとめると:TACは「短期集中で結果を出したい人」に最適
TACは、
「まとまった時間を確保することでできるだけ早く合格したい」
「実践的に学んで、試験対応力を高めたい」
「AIや英語教材を活用して効率的に進めたい」
という人にぴったりのスクールです。
Beckerとの提携で本格的な教材を使いつつ、
AI翻訳やHybrid講義で学習をスピードアップ。
“短期間で成果を出す”ことに特化した合理派スクールと言えます。
🧭英語・学習スタイル・キャリア支援で見る!自分に合うスクールはどっち?
USCPA講座を選ぶうえで大切なのは、
単に「どちらが安いか」ではなく、
「自分の英語力・生活リズム・学習スタイルに合っているか」です。
ここでは、アビタスとTACの違いを読者のタイプ別に整理しました。
あなたの状況に近いのはどちらか、チェックしてみましょう。
🔍タイプ別比較表:アビタス vs TAC
比較ポイント | アビタス (Abitus) | TAC (資格の学校TAC) |
---|---|---|
英語レベルの目安 | TOEIC400〜500点レベルからOK。日本語ベース教材で英語が苦手でも理解しやすい。 | 英語教材中心だが、AI翻訳+日本語解説機能あり。TOEIC600点以上が理想。 |
学習スタイル | 20〜60分単位の「スモールユニット方式®」。隙間時間に学べる長期継続型。 | Hybrid講義で短期集中。3年見放題+最新講義に更新対応。 |
講師・サポート体制 | 全講師USCPA保持者。個別学習相談は何度でもOK。安心感と丁寧な指導。 | 質問メール・自習室開放・再受講制度など、学習インフラが充実。 |
教材の特徴 | 日本語+英語併記テキスト。初心者向けに図解が豊富。 | 世界標準のBecker教材。AI翻訳付きで実戦形式に強い。 |
キャリア支援 | USCPAキャリア専門コンサルが無料支援。BIG4など転職実績多数。 | ワシントン州ライセンスサポートあり。転職支援実績は非公表。 |
学習期間の目安 | 約1.5〜2年(受講期間5年)。無理なく続けたい人向け。 | 約1〜1.5年(受講期間3年)。短期集中で結果を出したい人向け。 |
受講料(税込) | 約62万円〜(給付金対象・学生割引あり) | 約39万円〜(キャンペーンで30万円台可) |
向いているタイプ | 英語が苦手でもコツコツ続けたい社会人。安定した学習環境を重視する人。 | 英語に抵抗がなく、最短合格を狙いたい人。効率・スピード重視の人。 |
💬タイプ別アドバイス
🩵こんな人にはアビタスがおすすめ
- 英語が苦手で、基礎から丁寧に学びたい
- 仕事・育児などでまとまった時間が取りづらい
- 一人で勉強するのが不安で、講師や仲間と相談しながら進めたい
- 「長期的にじっくり合格を目指したい」タイプ
→ 信頼・安心・継続重視派にぴったり。
“受講生の90%がアビタス出身”という実績も心強いポイントです。
💼こんな人にはTACがおすすめ
- 英語教材にも抵抗がなく、スピーディーに学びたい
- Becker教材で実戦的に力をつけたい
- 「まず合格!」を最優先にしたい
- 全国の校舎やオンライン環境を活用したい
→ 短期集中・結果重視派におすすめ。
AI翻訳対応のBecker教材が、効率的な学習を支えます。
✨まとめると:迷ったら“英語力”と“学習時間”で選ぼう
どちらもUSCPA合格を目指すうえで信頼できるスクールですが、
選ぶポイントはシンプルです。
🔹 英語に不安がある → アビタス
🔹 短期集中で効率を重視 → TAC
最終的に合格へたどり着くためには、
「教材や講師の質」だけでなく、
“続けられる環境”を選ぶことが何より重要です。
🏁まとめ|「どちらが正解か」より「自分が続けられるか」で選ぼう
アビタスもTACも、どちらも日本で長くUSCPA教育を支えてきた信頼あるスクールです。
どちらを選んでも、きちんと学べば合格に必要な知識と実力は十分に身につきます
ただし——最も大切なのは、「自分が続けられる環境かどうか」。
たとえば、
- 忙しい中でもコツコツ進めたい人には「スモールユニット方式®」のアビタス
- 短期間で一気に突破したい人には「Hybrid講義」のTAC
というように、ライフスタイルや性格で最適なスクールは変わります。
受講料やシステム面だけで判断するよりも、
「自分がどんな学び方なら続けられるか」をイメージして選ぶことが、
最終的な合格への最短ルートです。
📘どちらも資料請求は無料。迷うなら“行動しながら比較”がおすすめ
迷っているうちに、試験制度が変わることもあります。
USCPAの出願要件や試験範囲は定期的に更新されるため、
「最新の講座情報を入手すること」も立派な第一歩です。
- アビタス:教材・講義の見本動画、単位取得プログラム詳細などが無料でもらえる
- TAC:Becker教材の体験デモ、AI翻訳機能の紹介資料あり
まずは両方の資料を取り寄せ、
実際の教材イメージや講師サポートの雰囲気を確認してみましょう。
💬最後にとりしまからひとこと
どちらを選んでも、あなたの努力は無駄になりません。
重要なのは「合格する環境」を選ぶこと。
USCPAという資格は、英語+会計の両スキルを証明する世界基準の資格です。
あなたがその第一歩を踏み出した瞬間から、
すでにキャリアの未来は動き出しています。
🪶次にすべきこと:
- アビタス・TACの資料を取り寄せて最新情報を比較
- 無料説明会またはオンラインガイダンスに参加
- “自分が続けられそう”と感じた方を選ぶ
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