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「梅雨はありますか?」を英語で尋ねる!世界の雨季事情と会話フレーズ

Did you know?! 英語の豆知識
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日本の梅雨は、毎年6月から7月にかけて訪れる湿気の多い季節ですが、世界には梅雨に似た時期が存在する国もたくさんあります。もし外国や英会話レッスンで「梅雨はありますか?」と尋ねたら、どのように英語で表現するのでしょうか?

この記事では、「梅雨はありますか?」を英語でどう尋ねるか、そして世界の雨季事情についても紹介します。さらに、海外の雨季に関する実際の会話で使えるフレーズもお届けしますので、次回の会話で自信を持って使えるようになりますよ!

梅雨は英語でどう尋ねる?使えるフレーズを紹介

「梅雨はありますか?」という質問を英語で尋ねる際、いくつかの表現方法があります。特に、熱帯や亜熱帯の地域では、梅雨に似た雨季があるため、以下のフレーズが役立ちます。

1. “Do you have the rainy season?”

このフレーズは、シンプルで直接的に「梅雨はありますか?」を尋ねる方法です。特に熱帯やアジアの地域で「雨季」のことを尋ねる際に使います。

  • 例文:
    • Do you have the rainy season in your country?
      (あなたの国にも梅雨がありますか?)

2. “Is there a monsoon season?”

「Monsoon(モンスーン)」という言葉を使うことで、インドやフィリピンなどのモンスーンを経験する国々でよく使えるフレーズです。モンスーンシーズンは梅雨に似た気候を伴いますが、強い風と雨を特徴としています。

  • 例文:
    • Is there a monsoon season where you live?
      (あなたの住んでいる場所にはモンスーンの季節がありますか?)

3. “Do you get a wet season?”

「Wet season」は、「湿気の多い季節」として理解されることが多い表現です。特に、東南アジアなどの地域で使われます。

  • 例文:
    • Do you get a wet season in your country?
      (あなたの国には湿気の多い季節がありますか?)

世界の雨季事情

日本の梅雨は、湿気の多い季節で特に6月から7月にかけて日本を覆いますが、世界には梅雨に似た季節が存在する地域もあります。これらの地域では、雨季(またはモンスーンシーズン)によって特徴的な気候が支配しており、梅雨とよく似た季節があることがわかります。

1. モンスーン(Monsoon)

モンスーンは、アジアやアフリカの熱帯地域でよく見られる季節風による雨季を指します。特にインドやフィリピンでは、モンスーンシーズンが梅雨に似た役割を果たしています。モンスーンの時期には、強い雨とともに風も強くなるため、梅雨よりも激しい天候になることがあります。

  • 例文:
    • The monsoon season brings heavy rainfall and strong winds to Southeast Asia.
      (モンスーンシーズンは東南アジアに豪雨と強風をもたらす。)

2. Wet season(湿気の多い季節)

「Wet season」は、アフリカや中南米、東南アジアなどの熱帯地域における雨季を指す表現です。梅雨に似た季節で、長期間にわたって降水量が増加する時期を意味します。日本の梅雨と同じように、湿度が高くなるのが特徴です。

  • 例文:
    • In many countries in Africa, the wet season brings much-needed rain for agriculture.
      (アフリカの多くの国々では、湿気の多い季節が農業に必要な雨をもたらす。)

3. Dry season(乾季)と雨季(Wet season)のサイクル

熱帯地域では、乾季(Dry season)と雨季(Wet season)がはっきりと分かれています。乾季は、ほとんど雨が降らず、乾燥した気候が続く時期です。対して、雨季では連日雨が降ることが多く、湿気が高くなります。

  • 例文:
    • In the Philippines, the dry season is from December to May, while the wet season lasts from June to November.
      (フィリピンでは乾季は12月から5月まで、雨季は6月から11月まで続きます。)

日本の梅雨と他の国々の雨季との違い

日本の梅雨と、外国の雨季にはいくつかの違いがあります。たとえば、梅雨は日本独特の湿気を伴った連続的な雨季ですが、海外の雨季は気候や降水量、期間が異なる場合が多いです。ここでは、梅雨と他の国々の雨季の違いをいくつかのポイントで見ていきましょう。

1. 梅雨の特徴:湿気とジメジメ感

日本の梅雨は、湿度が非常に高く、空気がジメジメしているのが特徴です。梅雨の期間中、日差しが少なく、連日降るような雨が続きます。湿気が高いため、カビや不快感も伴います。日本人は、梅雨の期間を非常に嫌がることが多いですが、その一方で農作物にとっては重要な時期でもあります。

  • 例文:
    • The rainy season in Japan is known for its high humidity and persistent rain.
      (日本の梅雨は高い湿度と続く雨で知られています。)

2. モンスーン(Monsoon)の特徴:強い風と激しい雨

モンスーンの特徴は、日本の梅雨とは異なり、風が強く、豪雨を伴うことが多いです。モンスーンシーズンでは、雨が非常に強く、一気に降ることが特徴です。特にインドやフィリピンでは、風と一緒に強い雨が降り、時には洪水を引き起こすこともあります。

  • 例文:
    • The monsoon brings intense rainfall and strong winds that can cause flooding in some areas.
      (モンスーンは激しい降雨と強風を伴い、一部の地域では洪水を引き起こすことがあります。)

3. Wet season(湿気の多い季節)の特徴:降水量の増加

湿気の多い季節(Wet season)は、日本の梅雨とは少し異なり、長期間の降水量増加が特徴です。例えば、アフリカや中南米では、湿気の多い季節が1ヶ月以上続くこともあり、降水量が急激に増えます。湿度が高く、夜間でも雨が続くため、日本の梅雨に似た気候が続くことがあります。

  • 例文:
    • In Africa, the wet season brings heavy rainfall that is crucial for agriculture.
      (アフリカでは湿気の多い季節に農業にとって重要な豪雨が降る。)

4. Dry season(乾季)と雨季(Wet season)のサイクル:明確な区別

多くの熱帯地域では、乾季と雨季が非常に明確に区別されています。乾季(Dry season)は雨がほとんど降らない時期で、湿気が低く、日差しが強くなります。雨季(Wet season)は、反対に長期間の降水を伴い、湿気が高くなります。このサイクルが毎年決まっているため、気候の変動が比較的予測しやすいという特徴があります。

  • 例文:
    • In tropical countries, the dry season and wet season are clearly defined, with distinct differences in rainfall and temperature.
      (熱帯地域では乾季と雨季が明確に分かれ、降水量と気温に顕著な違いがあります。)

英会話で使える梅雨に関連する単語集

梅雨の季節にぴったりな英語表現を学んで、英会話で使える単語を増やしましょう!こちらの単語集では、Monsoonをはじめ、湿気に関連する英単語を紹介します。

Monsoon

モンスーン(季節風)、モンスーンによる雨季を指します。特にフィリピンやインドなどのアジアの地域で使われる言葉です。

  • 例文:
    • The monsoon season brings heavy rains to the Philippines.
      (モンスーンの季節はフィリピンに豪雨をもたらします。)
とりしま
とりしま

社会の時間で習ったモンスーン。
欧米の人にはあまり馴染みのない言葉なので、梅雨をMonsoonと表すとWhat’s Monsoon?と聞かれるかもしれません。

Humid

湿気の多い、蒸し暑い。梅雨の時期には湿気が特に高くなるため、使える単語です。

  • 例文:
    • It’s so humid today, I can barely breathe!
      (今日はとても湿気が多くて、息ができない!)

Damp

湿った、ジメジメした。湿気がこもっている感じの表現にぴったりです。

  • 例文:
    • The clothes are still damp after the rain.
      (雨の後、服はまだ湿っている。)

Heavy rain (豪雨)

豪雨や大雨を意味するフレーズです。梅雨時期に強い雨が降ることを表現します。

  • 例文:
    • We had heavy rain last night, and the streets are flooded.
      (昨晩、豪雨があって、街の通りは冠水しています。)

Puddle (水たまり)

水たまり、雨が降った後にできる小さな水の溜まりを指します。

  • 例文:
    • Watch out for puddles on the sidewalk! You might get your shoes wet.
      (歩道に水たまりがあるから気をつけて!靴が濡れるかもしれないよ。)

Mold (カビ)

梅雨時に湿気が多いため、カビが生えやすくなります。英語では「mold」と言います。

  • 例文:
    • There is mold growing on the wall because of the humidity.
      (湿気のせいで、壁にカビが生えている。)

Dehumidify(除湿する)

「Dehumidify」は、湿気を取り除く、または除湿するという意味です。エアコンや除湿機が湿気を取る際に使います。

  • 例文:
    • I need to dehumidify the room because it’s so damp.
      (部屋がとても湿っているから、除湿しないといけない。)

Dehumidifier(除湿機)

「Dehumidifier」は除湿機そのものを指します。梅雨時期に湿気を取り除くために使う機器です。

  • 例文:
    • We have a dehumidifier running in the living room to keep the air dry.
      (リビングに除湿機をかけて、空気を乾燥させています。)
とりしま
とりしま
Dehumidifier(除湿機)を完全に分解して説明

「Dehumidifier」は英語で「除湿機」を意味します。この単語を完全に分解すると、以下の部分に分けられます:

  • 1. De-(取り除く):接頭辞「De-」は、「取り除く」「除去する」などの意味を持っています。この接頭辞は、元々の状態から何かを取り除く、または変化させるという意味を加える役割をします。
    • : Dehumidify(湿気を取り除く)、Deodorize(臭いを取り除く)
  • 2. Humid(湿気が多い)Humidは、「湿気が多い」「湿度が高い」という意味の形容詞です。この部分は、元々の状態を指しており、湿気が高い状態を表しています。
    • : It’s so humid today!(今日はとても湿気が多い!)
  • 3. -ify(~にする):接尾辞「-ify」は、名詞や形容詞に付けて、「~にする」「~化する」という意味を加える接尾辞です。この接尾辞がついた単語は、あるものをその状態に変える動詞を作り出します。
    • : Clarify(明確にする)、Beautify(美化する)、Simplify(簡素化する)
  • 4. -er(~をする人やもの):接尾辞「-er」は、動詞に付けてその動作を行う人や道具を表す名詞を作ります。特に、何かを行う道具や機械を指す時に使われます。
    • : Teacher(教える人)、Writer(書く人)、Worker(働く人)

まとめると、

  • De-: 取り除く、除去する
  • Humid: 湿気が多い
  • -ify: ~にする、~化する
  • -er: ~をするもの(機器や道具)

Dehumidifier は「湿気を取り除く機械」という意味で、除湿機を指す英単語です。

It’s pouring. / It’s pouring down. (めちゃ雨が降ってる)

「It’s pouring」は、非常に強い雨が降っている時に使うフレーズ。「注ぐ」という意味の動詞で強い雨を表現するネイティブがよく使う言い方です。

  • 例文:
    • It’s pouring outside! I don’t think we’ll be able to go anywhere today.
      (外はめちゃくちゃ雨が降ってる!今日はどこにも行けないかも。)
とりしま
とりしま

ネイティブはよくIt’s a downpour.とも言います。

It’s raining cats and dogs (土砂降り)

「It’s raining cats and dogs」は、非常に強い雨を表す、ちょっとユニークでカジュアルな表現です。

  • 例文:
    • We can’t go out now. It’s raining cats and dogs!
      (今外に出られないよ。土砂降りだから!)
とりしま
とりしま

教科書や参考書などでお馴染みのこの表現。正直とりしまは会話で使われているのを聞いたことがありません。しかし、天気予報やちょっと詩的な表現をしたい小説の中で使われるのを目撃しました。
一回だけネイティブに言ったことあるんですが、ちょっとクスッと笑われた経験あり。
それ以来はIt’s pouring down.か、It’s coming down in buckets. (バケツで降ってくるように降っている)を使うようになりました。でも知ってるといいイディオムです(資格試験によく出ます)。

Storm (嵐)

アメリカでは「storm(嵐)」という表現がよく使われます。特に、強い雨を伴う嵐のことを「storm」と言うことが多いです。「Heavy rain」よりも、強い雨が予測される嵐のような状態には「storm」を使うことが一般的です。例えば、thunderstormrainstormという言い方がよくされます。

  • 例文:
    • We’re expecting a storm tonight with heavy rain and strong winds.
      (今夜は豪雨と強風を伴う嵐が予想されています。)
    • The storm knocked out the power for hours.
      (嵐のせいで何時間も停電した。)

Thunderstorm (雷雨)

雷を伴う雨を指す「thunderstorm」は、アメリカではよく耳にする表現です。雷と雨が一緒に降る状況を説明する時に使います。

  • 例文:
    • There was a thunderstorm last night, and it was so loud!
      (昨晩雷雨があって、すごく音が大きかった!)

Rainstorm (雨嵐)

「Rainstorm」は、強い雨と風を伴う嵐を指します。特に強い雨のみに焦点を当てる際に使われます。

  • 例文:
    • A rainstorm flooded the streets and caused traffic delays.
      (雨嵐で道路が冠水し、交通に遅れが出た。)
とりしま
とりしま

とりしまがいたカリフォルニア州は天候が良いので悪天候🟰stormにしてしまいがちです。

まとめ

「梅雨はありますか?」という質問は、英語で言うと「Do you have the rainy season?」や「Is there a monsoon season?」など、シンプルな表現で伝えることができます。海外では梅雨のような雨季が存在する国も多く、現地の気候について尋ねることは有益です。ぜひ、今回紹介したフレーズを実際の会話で活用してみてください!

とりしま

オンライン英会話で日本人講師として活動中。TESL保有。
私自身、英会話力を身につけるまでにかなり時間がかかりました。
語学留学→現地採用→アメリカで起業と、試行錯誤の連続。
今は“地球のどこか”で、同じように悩む大人の英語学習をサポートしています。
2025年には英検準1級(1か月準備)に合格。世界遺産検定4級も取得。
好きなワインはジンファンデル。血液型はA型です。
現在は、第三か国語としてトルコ語もゆるく学習中です。

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