「リゾートバイトって若い子のものじゃない?」
そんなイメージ、少なからずあるかもしれません。
でも実際には、40代以上の“経験豊富な大人世代”の応募が大きく増えているのをご存じでしょうか。
理由はとてもシンプル。
・住み込みで生活費がほぼゼロ
・観光地の空気を吸いながら働ける
・人間関係がリセットされ、心が軽くなる
・“第二の青春”のような新鮮な日々を送れる
こういった魅力が、今の40代・50代の価値観にぴったりハマっているからです。
この記事では、リゾートバイトダイブ
経由で働いた40代以上の実際の体験談をもとに、
鬼怒川温泉・奥飛騨温泉郷・乗鞍高原・湯河原温泉という4つのエリアにおける“リアルな生活”をまとめました。
さらに、実際にもっていって良かった持ち物リストもあります。
これ、どの地域で働くかによって大きく変わるので、非常に役立つはずです。
40代以上でリゾートバイトに興味のある方へ、「これで全体像がつかめる」という1本に仕上げています。
体験談① 鬼怒川温泉|「寮が快適すぎて外に出ない…そんな日もある」
鬼怒川で住み込み生活をした方の最初の言葉は、「とにかく寮が快適だった」。
エアコンによる乾燥は多少あったものの、
・部屋がきれい
・広さも十分
・住み心地がよく、変な騒音もなし
と、環境がとても整っていたそうです。
外に出なくても大丈夫な環境
特に印象的だったのは「外に出なくても大丈夫な環境」だったという点。
寮の目の前にコンビニがあり、ちょっとした買い物は即完了。
山奥とは違い、適度に栄えているので“初めてのリゾバ”でも安心度が高めです。
仕事は裏方の洗い場。
40代以降の応募者に人気の職種のひとつで、自分のペースで黙々と取り組めます。
「節約しながら働きたい」という目的の人が多いため、
ケトルやトースターを持ち込み、簡単な自炊でうまく生活費を抑えていたのも印象的でした。
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👉リゾートバイト体験談 Vol.383【鬼怒川温泉】
体験談② 奥飛騨温泉郷|「冬は厳しい。防寒と雪対策だけは絶対手を抜けない」
奥飛騨温泉郷は“冬の寒さが本気”という場所。
ここで働いた40代の方の体験談は、とにかく一言「寒い」。
でも、寮はとても良かったそうです。
・新しくて広い
・キッチン以外は部屋に全部そろっている
・暖房完備
・清潔で落ち着く空間
寮が整っていると、寒さのストレスは大きく軽減されます。
奥飛騨は北アルプスの山々に囲まれた“内陸型の豪雪ポイント”
奥飛騨が“とにかく雪深い地域”として知られているのは、地形そのものに理由があります。
奥飛騨温泉郷は、北アルプスの山々に囲まれた内陸型の豪雪ポイント。
冬になると、冷たい寒気が山にぶつかり、湿った空気が上昇しやすくなります。
この流れがそのまま雪雲をつくり、大量の雪となって降りやすい環境を生み出すのです。
さらに、
・標高1,000m以上の高地が多い
・気温が非常に低く、積もった雪が溶けにくい
という条件も重なり、結果として“雪が積みやすく、長く残る”という特徴がはっきり現れます。
こうした自然環境は厳しさもありますが、冬の奥飛騨ならではの静けさや美しさにもつながるため、
リゾートバイトで訪れる人にとっては特別な体験になるでしょう。
食事面はお弁当形式だったものの、揚げ物が多く体質に合わず、
「結果ほぼ自炊していた」という声もありました。
奥飛騨で働くなら、
・防寒対策
・食品の持ち込み
・調味料セット
は必須と考えて良いでしょう。
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👉リゾートバイト体験談 Vol.384【奥飛騨温泉郷】
体験談③ 乗鞍高原|「周りに何もない。でもその分“自然に包まれる生活”がある」
乗鞍高原のキーワードは「何もない」。
本当に、
・コンビニなし
・スーパーなし
・飲食店なし
・寮の周辺は完全に自然
という環境です。
そのため、40代で働いた方は
Amazon頼りの生活だったそうです。
必要なものはすべてオンラインで購入し、寮に送るのが一般的。
交通面も不便で、
寮から最寄りの街へ行くには「バス → 電車 → バス」と乗り継ぐ必要があり、
1回の買い物が半日仕事になることもあります。
ただしその分、自然のパワーは圧倒的。
乗鞍岳や高原に囲まれながらの生活は、
「人間関係リセットしたい」「人生の一時停止が欲しい」
という大人世代にはぴったりです。
乾燥機代を節約するために洗濯ロープを使ったり、
部屋履きとしてクロックスを使うなど、生活の工夫が随所にありました。
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👉リゾートバイト体験談 Vol.399【乗鞍高原】
体験談④ 湯河原温泉|「寮の床が硬すぎてエアーベッドを導入」
湯河原温泉も自然に囲まれたエリア。
こちらの体験者は40代後半の方で、住み込み生活の最初にぶつかったのは「床の硬さ」。
寮の布団が薄すぎて眠れず、
最終的にエアーベッドを通販で購入して解決したそうです。
こういうリアルな声こそ、体験談の強みですよね。
また、湯河原の寮周辺にもお店はほぼなく、
・最寄りのバス停まで徒歩10分
・そこから湯河原駅までバスで15分
・買い物はまとめ買い+大きめバッグ
という生活に。
職種は裏方の清掃業務。
「働く人も落ち着いていて、40代でも馴染みやすい雰囲気だった」
という声が印象的でした。
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👉リゾートバイト体験談 Vol.460【湯河原温泉】
40代以上がリゾートバイトに挑戦する理由
体験談全体を読み解くと、40代以上がリゾートバイトを選ぶ理由には共通点があります。
1. 生活費がかからないから貯金ができる
家賃・光熱費・食費が節約できるので、短期間でまとまった額を貯められます。
2. 環境を変えてリフレッシュしたい
地元から離れて“気分転換したい”“人生の次のステージへ進みたい”という理由が多い様子です。
3. 前職を辞めた後の空いた時間を活用
「次の仕事までの2ヶ月だけ」という使い方も多いです。
4. 新しい土地を見たい・旅したい
“旅+仕事”ができるのはリゾートバイトの大きな魅力と言えるでしょう。
5. 自分を磨きたい
人間関係・仕事・生活をまるっと変えることで、
どこか“人生の棚卸し”になるという声は特に40代以上に多かったです。
大人世代が選びやすい職種
40代の応募が多い職種は以下の通り。
・洗い場
・清掃(館内・客室)
・裏方作業
・調理補助
・レストランの配膳(経験者の場合)
「若い人と同じ動きは難しいかも…」と心配する人もいますが、
裏方は年齢の壁がほとんどありません。
負担の少ないポジションから始めて、
慣れたら趣味や得意分野に近い仕事に挑戦する人もいます。
ダイブのサポートはどう?体験談から見えるリアル

体験談から見えたダイブの特徴は次の4つ。
- 対応が早い
- トラブル対応もこまめ
- 担当者が丁寧
- 情報の正確さに多少ブレがあっても総合的には満足度が高い
「忘れ物に対応してくれた」
「勤務開始前の相談がしやすかった」
という声が複数出ていました。
40代以上にとって“安心して相談できる窓口”は重要ポイント。
ダイブはそこが強いという印象です。
住み込み生活の“快適さ”と“不便さ”
体験談をまとめると、生活の評価はこうなります。
快適さ
・寮が新しくてきれい
・生活費がかからない
・観光地で働くワクワク感
・人間関係がリセットされる心地よさ
不便さ
・山間部はとにかく買い物が不便
・寒冷地は防寒必須
・自炊できる設備がないと苦労する
・食品が合わず、結局自炊するケースも多い
この“良さと不便さのセット”をどう受け止めるか。
そこがリゾートバイトの向き不向きを決めます。
温泉地ごとの持ち物リスト(体験談ベース)
役に立つアイテムだけをまとめると以下の通り。
● ケトル(鬼怒川)
● トースター(鬼怒川)
● ハンガー(鬼怒川・乗鞍)
● お風呂セット(鬼怒川)
● パソコン(乗鞍→通販生活の必須)
● 洗濯ロープ(乗鞍)
● クロックス(乗鞍)
● 防寒具一式(奥飛騨)
● 雪道用長靴(奥飛騨)
● サングラス(奥飛騨→雪の反射対策)
● 大きめの買い物バッグ(奥飛騨)
● エアーベッド(湯河原→床が硬かったため)
● サロンシップ(湯河原→立ち仕事対策)
体験談ベースなので、説得力が段違いです。

まずみなさんが口を揃えて「ハンガーが必要です」と体験談に書いてらっしゃいます。
寮生活での洗濯物を干したり、細々としたものをかけたりスペース確保や整理整頓のためにもお役立ちアイテムです。
パソコンはなくてもスマホにアプリをダウンロードしておけば代替は可能ですね。
サングラスは日本の生活ではあまり馴染みのないものかもしれませんが、
雪からの照り返しはスキーやスノボ経験者ならお分かりでしょう。
ものすごく眩しいですよ!
上記のリストでもまだイメージがわかない方はダイブ担当者さんに質問してみましょう。
とりしまの考察

当ブログ運営者とりしま自身はリゾートバイトを経験したことはありませんが、40歳以上で環境を変えてキャリアチェンジをしたので、「人生のリセット」のためにリゾートバイトに挑戦する方々に共感を得ました。
様々なことで煮詰まった時、ちょっと環境を変えるだけで、見えていなかったものが見えてきたり、必要なものにさようならを言ったりと、レジャー目的ではない旅行にはメリットがあると考えます。
とはいえ、憧れの大自然に囲まれた環境、癒される温泉郷での勤務は少し非日常が味わえるチャンス。生活費もかからないので次のステージへの貯金も可能になります。
一方で、体験談のほとんどが「体を動かしたかった」ことを理由に裏方勤務を選んでいるようです。
長年のデスクワークで運動不足になりがちな勤務スタイルから健康志向な勤務スタイルにシフトしているようにも見受けられました。
ここでお届けした体験談は主に冬季の体験談ですが、夏季は石垣島が40代以上に人気のようです。寒いのが苦手でしたら夏季に避暑地としても人気な豪雪地帯リゾートで勤務してみてもいいかなとも思いました。
住み込みの寮の快適さは勤務地によって異なります。
リゾートバイトダイブでは一般的な寮生活
の画像を掲載しているので、応募する前にチェックしてみましょう。
さらに、ダイブは口コミを見ながら求人が探せるのであなたに合う勤務地がどうかがイメージ湧きやすいようになっています。
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この記事を通して伝えたいのはただひとつ。
40代からのリゾートバイトは“全然普通”で、“むしろ歓迎される”ケースも多い。
大人世代は
・コミュニケーションが落ち着いている
・責任感がある
・仕事の飲み込みが早い
など職場側にもメリットが大きいからです。
「若い人ばかりで浮かない?」
という不安もよく聞きますが、
実際の体験談では「歳の差はあっても問題なかった」という声がほとんどでした。
リゾートバイトは、
ただ働くだけでなく“環境を変えて人生を整える時間”にもなります。
もしあなたの心が少し動いたなら、
それはきっと“次のステージ”へ進むタイミング。
無理なく、背伸びしすぎず、
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