「英語アプリって結局どれがいいの?」
そう思ってGoogleやSNSで情報を探している方も多いのではないでしょうか。
最近はAI英会話アプリやシャドーイングアプリなど、英語学習アプリの種類がどんどん増えています。おすすめ記事をいくつか読んでも、
- AI英会話がいいと言われたり
- シャドーイングが効果的と言われたり
- 単語アプリを勧められたり
結局、「自分にはどれが合うの?」と迷ってしまうことも少なくありません。
実は英語アプリは、おすすめランキングよりも「カテゴリ」で選ぶと失敗しにくいと言われています。
英語学習アプリはそれぞれ得意分野が違います。
目的に合わないアプリを使ってしまうと、「続かない」「効果を感じない」といった原因にもなります。
そこでこの記事では、英語アプリをカテゴリ別に整理しながら、
- 英語アプリの種類
- どんな人に向いているのか
- 効果的な使い方
をわかりやすく解説していきます。
自分に合う英語アプリを見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
英語アプリは大きく5つの種類に分かれる
英語学習アプリは、主に次の5つのカテゴリに分かれます。
- ボキャブラリー・文法系
- リスニング・多読系
- シャドーイング・発音系
- AI英会話・スピーキング系
- 試験対策系
それぞれ目的が違うため、「おすすめアプリ」も人によって変わります。
例えば、
- 基礎をやり直したい人
- 英語を聞き取れるようになりたい人
- 会話力を伸ばしたい人
- TOEICや英検のスコアを上げたい人
では、選ぶべきアプリがまったく違います。
まずは、自分の目的がどこにあるのか整理することが大切です。
ちょこっとインフォ:最近の英語アプリはほとんどAIを使っています

ここで少し補足です。
最近の英語学習アプリは、AI英会話アプリでなくてもAIが使われていることがほとんどです。
例えば、
- 復習タイミングを自動で調整
- 苦手な単語を優先して出題
- 学習履歴から問題の難易度を調整
といったように、学習内容を自動で最適化してくれる機能が増えています。
つまり「AI英会話アプリ」と呼ばれるものは、
AIと会話することがメインのアプリという意味です。
実際には、単語アプリやシャドーイングアプリなどでもAIが使われていることが多く、
最近の英語アプリはAIを活用した学習サポートが標準になりつつあると言えるでしょう。
英語アプリの5つのカテゴリを解説
まずは、英語アプリのカテゴリごとに特徴を見ていきます。
ボキャブラリー・文法系アプリ
英語学習の基礎を作るアプリです。
主に
- 単語
- 基本文法
- 例文
を中心に学習します。
多くのアプリではクイズ形式やカード形式が採用されており、ゲーム感覚で学習できるのが特徴です。
最近は、AIが「忘れそうなタイミング」で復習を出してくれる機能も増えています。
これは心理学で知られる「忘却曲線」という考え方をもとにした仕組みです。人は時間が経つほど覚えた内容を忘れていくため、覚えた直後よりも、少し時間が経ってから復習する方が記憶に定着しやすいとされています。
そこで多くの英語アプリでは、「間隔反復(Spaced Repetition)」という方法が使われています。これは、忘れる直前のタイミングで復習を繰り返すことで、効率よく記憶を定着させる学習方法です。
最近のアプリはAIが学習履歴を分析しながら復習タイミングを調整してくれるため、ユーザーは「次に何を復習すればいいか」を自分で考えなくても、効率よく学習を続けることができます。

この仕組みはボキャブラリー・文法系アプリだけに限らず、ほとんどのアプリ設計に採用されています。
基礎から英語をやり直したい人には、このカテゴリが向いています。
リスニング・多読アプリ
英語を「聞く」「読む」量を増やすためのアプリです。
ニュースやストーリーなどを教材にして、英語に触れる時間を増やします。
スクリプト表示や辞書機能があるため、わからない単語をすぐ確認できるのも特徴です。
英語を習慣化したい人に向いています。
シャドーイング・発音アプリ
リスニングと発音を同時に鍛えるアプリです。
音声に続いて発音することで、
- 英語のリズム
- 音のつながり
- 発音
をトレーニングできます。
AIが発音をチェックしてくれるアプリも多く、客観的に自分の発音を確認できるのもメリットです。
AI英会話アプリ
近年急速に増えているのが、AIと会話できる英語アプリです。
AIキャラクターと会話しながら、
- 発話練習
- 英作文
- 会話トレーニング
ができます。
24時間いつでも練習できるため、英語を話す習慣を作りやすいのが特徴です。
試験対策アプリ
英検やTOEICなどの試験対策に特化したアプリです。
過去問や模試機能が搭載されているものも多く、短期間でスコアを上げたい人に向いています。
目的別おすすめ英語アプリの選び方
英語アプリは、目的によって選び方が変わります。
ここでは代表的なパターンを紹介します。
英語を話せるようになりたい人
英語を話す力を伸ばしたい場合は、AI英会話アプリがおすすめです。
AIと会話しながら練習できるため、
- 人と話す前の練習
- 毎日の発話トレーニング
- 英語に慣れる練習
などに役立ちます。
オンライン英会話は少しハードルが高いと感じる人でも、AI相手なら気軽に練習できるのがメリットです。
AI英会話アプリの代表例としては、次のようなものがあります。
Speak(スピーク)
AIと会話しながらスピーキングを練習できるアプリで、実際の会話に近い形で発話トレーニングができます。- スピークバディ
AIキャラクターと対話しながら英語を練習できるアプリで、初心者でも続けやすい設計になっています。
どちらも英語を「話す練習」を習慣化しやすいアプリとして人気があります。
発音やリスニングを強化したい人
英語を聞き取れるようになりたい人には、シャドーイングアプリが効果的です。
シャドーイングとは、お手本の音声を聞きながら、少し遅れて同じように発音するトレーニングです。
この練習を続けることで、
- 英語の音のつながり
- リズム
- 発音
を自然に身につけることができます。
シャドーイング系アプリの例としては、次のようなものがあります。
- TORAbit(トラビット)

AIによるシャドーイング添削機能があり、発音やリズムをチェックしながらトレーニングできます。英語の音に慣れたい人や、リスニング力を伸ばしたい人に向いています。
英語を基礎からやり直したい人
英語に苦手意識がある場合は、単語・文法アプリから始めるのがおすすめです。
語彙が増えるだけでも、英語の理解度は大きく変わります。
最近のアプリはAIが復習タイミングを管理してくれるものも多く、効率よく単語を覚えることができます。
英検・TOEICなど試験対策をしたい人
試験対策が目的の場合は、資格特化アプリを使うのが効率的です。
過去問分析や模試機能などが搭載されているため、スコアアップに特化した学習ができます。
昇進や進学など期限が決まっている場合は、こうしたアプリを活用すると効果的です。
英語アプリのおすすめ学習ロードマップ
英語アプリを効果的に使うには、ある程度の順番を意識すると学習が進みやすくなります。
ただし、ここで紹介するフェーズは必ずこの順番で進めなければいけないわけではありません。
例えば、
- 単語アプリで基礎を固めながら
- シャドーイングでリスニングを鍛える
といったように、フェーズ1とフェーズ2を同時に進める学習方法でも問題ありません。
むしろ英語学習では、インプットと音のトレーニングを並行して行う方が効率的な場合も多いです。
ただし、注意したいのは基礎を完全にスキップしてしまうことです。
単語や基本的な文法が不足していると、
- 聞き取れても意味がわからない
- 言いたいことが英語で出てこない
といった状態になりやすくなります。
そのため、英語を話す練習やリスニングのトレーニングをする場合でも、語彙や基礎表現の学習は並行して続けることが大切です。
ここでは、英語アプリを使った学習の目安として、3つのフェーズを紹介します。
フェーズ1:基礎を作る
まずは
単語・文法アプリ
で基礎を固めます。
語彙力が増えると、英語の理解度が大きく変わります。
フェーズ2:音に慣れる
次に
リスニング+シャドーイング
を取り入れます。
英語は、聞き取れる音しか話せないと言われています。
フェーズ3:話す練習
最後に
AI英会話
などでアウトプットを増やし、会話力を鍛えていきます。
AIなら何度間違えても気にせず練習できて安心です。

面倒だと思っても、基礎文法を知っておくと自分の言いたいことがちゃんと言えるようになるので頑張ってください。
英語アプリを続けるためのコツ
どんなアプリでも、続けなければ効果は出ません。
続けるためのコツを3つ紹介します。
アプリは3つまでにする
アプリを入れすぎると、通知が多くなりすぎてしまいます。
役割ごとに2〜3個に絞るのがおすすめです。

多くの英語アプリには無料版や無料体験期間があります。まずはそれらを活用しながら、使いやすさや学習スタイルが自分に合うアプリを選んでいくのがおすすめです。
スマホのホーム画面に置く
アプリはフォルダの奥に入れると忘れがちです。
ホーム画面の見える場所に置くと習慣化しやすくなります。
AIをコーチとして使う
AIは万能ではありませんが、学習ログを管理してくれる便利なツールです。
「専属コーチ」と考えると、学習を続けやすくなります。
英語アプリだけで英語は話せるようになる?
ここまで英語アプリの種類や使い方を紹介してきましたが、気になるのは
「英語アプリだけで英語は話せるようになるの?」
という点ではないでしょうか。
結論から言うと、英語アプリだけで十分という人は多くありません。
ただし、英語アプリには大きなメリットがあります。
それは、英語を話すための準備トレーニングができることです。
例えば、
- 単語アプリ → 語彙力を増やす
- シャドーイング → 音に慣れる
- AI英会話 → 発話練習
こうしたトレーニングを積み重ねることで、英語の基礎力が大きく伸びます。
そして、その状態でオンライン英会話などを始めると、
- 英語が出てこない
- 何を話せばいいかわからない
という状態になりにくくなります。
つまり英語アプリは、英会話のための「ウォーミングアップ」のような存在です。
いきなり人と話すのが不安な人ほど、アプリを使って発話練習をしておくと安心です。
英語学習では
インプット → トレーニング → 実践
という流れを作ることが大切です。
まずはアプリで練習して、慣れてきたらオンライン英会話(人間講師)に挑戦する。
この順番が、多くの学習者にとって続けやすい方法だと思います。
英語アプリは、この中のトレーニング部分を強化してくれるツールと言えるでしょう。
まとめ|自分の目的に合った英語アプリを選ぼう
英語アプリは主に次のようなカテゴリに分かれています。
- 英語を基礎からやり直したい人
→ ボキャブラリー・文法系アプリ - 英語を聞き取れるようになりたい人
→ リスニング系・シャドーイング系アプリ - 英語を話す練習をしたい人
→ AI英会話アプリ - 英検やTOEICなど試験対策をしたい人
→ 試験対策アプリ
英語学習では、今の自分に必要なカテゴリを選ぶことがとても大切です。
また、多くの英語アプリには無料版や無料体験期間が用意されています。まずはそれらを上手に活用して、自分に合うアプリを見つけていきましょう。
「これなら続けられそう」と思えるアプリを1つ選び、今日から少しずつ英語に触れてみてください。


