「この人、前に観た映画と全然しゃべり方が違う…?」
そんなふうに感じたことがあるなら、それはアメリカ英語とイギリス英語の違いかもしれません。
英語は発音や語彙が地域によって異なるだけでなく、
話す人の印象や、映画の世界観そのものまでガラリと変えてしまう力を持っています。
本記事では、映画の中で英語を使い分ける名俳優たちを紹介しながら、
アメリカ英語とイギリス英語の違いを“体感”できるシーンや作品を取り上げます。
英語の発音やアクセントの違いを学びたい方はもちろん、
「英語の違いがもたらす“空気感”ってなに?」と気になっていた方にもおすすめの内容です。
英語学習の参考として、そして映画の見方がちょっと変わるきっかけとして、ぜひ楽しんでください!
🏰 なぜファンタジーや歴史モノはイギリス英語なの?

「そういえば、ファンタジーとか歴史モノって、なんかみんな“上品な英語”を話してない?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
実はあの“上品さ”、**イギリス英語(ブリティッシュアクセント)**が使われているからなんです。
でも、映画を観ているときには、意外と気づかない人も多いかもしれません。
🏹 どうしてイギリス英語なの?
ファンタジーや歴史モノでイギリス英語が多く使われるのには、いくつか理由があります:
- 「伝統」「威厳」「神秘的な雰囲気」を出しやすい
- 中世ヨーロッパ風の世界観と相性がいい
- アメリカ英語だと“今っぽすぎる”印象になることも
🎥 例えば、こんな作品
- 『ロード・オブ・ザ・リング』
→ 舞台は中つ国。架空の世界だけど、登場人物はみんなイギリス英語。 - 『ハリー・ポッター』
→ イギリスが舞台。魔法やホグワーツの雰囲気に、ブリティッシュがぴったり。 - 『ゲーム・オブ・スローンズ』
→ 架空の王国が舞台。登場人物によってアクセントが違い、
王族や貴族=標準イギリス英語、庶民=地方訛りなど、細かな演出がされている。
🤔 じゃあアメリカ英語だと変なの?
『マイティ・ソー』のソーは、見た目は北欧神話の神様なのに話し方は完全にアメリカ英語。
そのため「なんか神々しさが薄れる」という声も…。
(ちなみに弟ロキ役のトム・ヒドルストンはイギリス英語で演じており、より神秘的に聞こえるという人も)
こうして見てみると、映画では**“どの英語を使うか”がその作品の空気を作る要素になっている**ことがわかります。
英語の種類は、背景美術や音楽と同じくらい、世界観を支える演出なんですね。
🎭 同じ俳優でも英語が変わる!“英語人格”の二刀流俳優たち

映画を観ていて、「この人、前の作品では全然ちがう話し方だったな…?」と感じたことはありませんか?
それ、実は**英語の使い分け=“英語人格の切り替え”**かもしれません。
俳優たちは役柄に合わせて、アメリカ英語・イギリス英語を自在に切り替えることがあります。
ここでは、まるで別人に聞こえる!二刀流俳優たちをご紹介します。
🎩 ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
- 🇬🇧 『SHERLOCK』(シャーロック・ホームズ):イギリス英語(RP調)
→ 皮肉っぽくて冷静、早口なインテリ感が強調される - 🇺🇸 『ドクター・ストレンジ』:アメリカ英語
→ 感情表現が豊かで、セリフのテンポもカジュアル寄り

同じ俳優とは思えないほど、リズムも雰囲気も別人!
🎬 レネー・ゼルウィガー(Renée Zellweger)
- 🇺🇸 『シカゴ』『ジュディ』など:アメリカ英語(地元テキサス出身)
- 🇬🇧 『ブリジット・ジョーンズの日記』:イギリス英語(完全ネイティブ並み)
→ 撮影中ずっとイギリス英語で過ごしたというストイックさ。
共演者に「本当にイギリス人だと思ってた」と言われた伝説の演技。
🕶 ゲイリー・オールドマン(Gary Oldman)
- 🇬🇧 『ハリー・ポッター』(シリウス役):イギリス英語
→ 魔法界にぴったりな、クラシカルな話し方 - 🇺🇸 『ダークナイト』(ゴードン警部):アメリカ英語
→ 無骨で現実的な口調。渋くて頼れる感じが強く出る

とりしまは彼の大ファンです!
どの役でどのアクセントでも“地声”っぽく聞こえる演技力に震える…
🦇 その他の“英語チェンジャー”たち
- クリスチャン・ベール(イギリス出身)
→ 『バットマン』では完全にアメリカ英語に切り替え - ヒュー・ローリー(イギリス出身)
→ 『Dr. House』ではアメリカ人と勘違いされるレベルの完璧な切り替え - アンドリュー・ガーフィールド(イギリス出身)
→ 『アメイジング・スパイダーマン』で自然なアメリカ英語を披露
映画を観るとき、「この人の英語、いつもと違うぞ?」と気づいたら、
その変化そのものが学習ネタになります。
発音の違いだけじゃなく、テンポ・表情・空気感まで変わるのが“英語人格”の面白さ。
お気に入りの俳優で聞き比べてみると、英語の違いがぐっと身近に感じられますよ。
🎙 映画で“違い”に気づいたら、アプリで発音も試してみよう
映画を観て「イギリス英語、かっこいい…」と感じた方、
その憧れ、アプリでちょっとだけ体感してみませんか?
プログリットが提供する月額4,380円から始められる**DiaTalk(ディアトーク)**は、
イギリス英語・インド英語にも対応したAI英会話アプリです。

ネイティブの英語を聞くだけでなく、
自分の発音をAIがチェックしてくれるから、
「ちゃんと通じる英語」を目指したい方にぴったり。
英語学習者からはこんな声も👇
「映画で聞いた英語をそのまま言おうとして爆死したけど、DiaTalkに直してもらった!」
「“イギリス英語で言ってみて”って言われたとき、なんとなくやりきれるようになった気がする」
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🎬 まとめ|英語の違いは、“耳”だけじゃなく“世界観”で感じよう
アメリカ英語とイギリス英語の違いは、単なる発音の差ではありません。
映画を通して見てみると、話し方ひとつでキャラクターや作品の雰囲気がまったく変わることがわかります。
ファンタジーや歴史ものにイギリス英語が選ばれる理由、
そして、俳優たちが英語を切り替えることで“別人”のように見える理由。
これらはすべて、「英語は印象をつくるツールである」という事実を教えてくれます。
英語学習は、ただ単語や文法を覚えるだけじゃありません。
**「この言い方だと、どう聞こえるか?」**を考えることも、立派なトレーニングです。
まずは映画の中で“英語の違い”を感じてみる。
そしてちょっと勇気が出たら、DiaTalkのようなアプリで声に出してみる。
そうやって、英語の世界を自分の中に広げていきましょう。
英語は“ひとつ”じゃない。
どんな英語を話すかは、あなたがどんな世界を選ぶか、ということかもしれません。