「ゲームばっかりして…」
そんなふうに思いながらも、真剣な眼差しで画面と向き合う子どもを見ると、
“この集中力、どこかに活かせないかな?”
と感じたこと、ありませんか?
いまの子どもたちが夢中になるのは、
フォートナイト や マインクラフト のような “遊んでも遊び足りない” 世界。
最近はそのゲームの世界を、英語学習に活かすという新しいスタイルも広がりつつあります。
たとえば、Nintendo Switchを英語設定にして「あつ森」をプレイしてみる方法や、
英会話アプリがゲーム要素(ゲーミフィケーション)を取り入れるケースなど、
“遊び × 言語” の組み合わせは、実は割と王道になりつつあります。
その中でも注目されているのが、
ゲシピ提供の eスポーツ英会話。
とはいえ——
- ゲームで英語って、ほんとに効果ある?
- ゲームしてるだけに見えない?
- 口コミは?よくない話もあるはず…
- うちの子に合う?続けられる?
と、お母さん目線で気になることは多いはず。
当ブログ管理人とりしま自身、英語講師として、
「ゲームと英語が相性いいのは間違いない。ただ、合う子・合わない子がいる」
と強く感じています。
だからこの記事では、
良いところも、気になるところも、どちらも正直に。
専門家としての視点と、親目線の不安の両方を大事にしながら、
eスポーツ英会話を分かりやすくレビューしていきます。
🕹 eスポーツ英会話とは?|ゲームを学習に使うオンライン英会話の仕組み

近年、語学教育の分野では
“没入型(immersive)学習” や
“即時応答(responsive output)”
といったキーワードが注目されています。
どちらも「頭の中で翻訳する暇を与えず、状況に合わせて英語を使う」学習法で、
特に子どもの脳にとっては効果が高いと言われています。
こうした教育的背景の上にあるのが、
いわゆる ゲーミフィケーション型の英語学習 です。
Duolingo や Mondly など多くのアプリが
- レベルアップ
- クエスト
- 報酬
- 継続ポイント
といった仕組みを採用しているのは、
「脳が“遊び”と認識した瞬間、学習効率が上がる」
という心理学的な裏付けがあるからです。
そして、その発展形がゲシピの eスポーツ英会話。
一般のアプリは「英語学習をゲーム化」しているのに対し、
eスポーツ英会話はその逆で、
“ゲームそのものを英語学習のステージにする”
というアプローチを取っています。
フォートナイトやマインクラフトのように、
子どもたちが既に“ゲーム内での状況判断”を理解しているタイトルを使うことで、
- 英語の理解
- 行動
- コミュニケーション
が同時に行われる自然な英語使用環境が生まれます。
従来型のオンライン英会話が
「25分の対話(英語レッスン)」
だとすれば、
eスポーツ英会話は
「80分のミッション攻略(英語+戦略+協力)」
といった感覚に近い。
ここが英語教育的にもユニークで、
単語→文法→スピーキングという従来の流れとは違い、
状況→必要な英語を瞬時に使うという“逆アプローチ”が採用されています。
「英語を使う必要があるから、自然と口が動く」
この状態をつくりやすいのが、学習法としての大きな特徴と言えます。
⭐️ 口コミ・評判から見える「良い点」|“好き”を原動力にできる学習設計

eスポーツ英会話の口コミを見ていると、まず目につくのが
「子どもが続いている」 という声の多さです。
英語教育の現場では、
継続=最強の学習効果
と言われます。
どんなに良い教材やカリキュラムでも、続かなければ力はつかないからです。
ここでは、口コミや評判の中から、特に多く見られた良いポイントを整理しつつ、
とりしまの英語講師としての視点も添えていきます。
① ゲームが好きな子は「自分から行きたい」と言いやすい(継続率97%)
保護者の口コミで最も多いのが、
「初めて“自分から続けたい”と言ってくれた」
という声。
勉強が嫌いでも、ゲームは大好き。
この“好き”をそのまま英語学習のエンジンにできるのが最大の強みです。
▼とりしま視点
英語学習で一番むずかしいのは「やる気を出させる」こと。
でも、eスポーツ英会話は “やる気を出させる”のではなく、“自然と湧く方へ誘導している” のが効いています。
② “すぐ返す英語”が鍛えられる(即時応答力)
ゲーム中は、状況が目まぐるしく変わります。
- “右に行って!”
- “敵きた!”
- “助けて!”
この“瞬発系の言語処理”は、
英語教育で言うところの 「即時応答(instant response)」 の訓練に直結します。
▼とりしま視点
これ、実は教室では再現が非常に難しいんです。
子どもに“状況判断しながら英語を使わせる” のは、
ゲームのようなリアルタイム進行じゃないと成立しないんです。
「英語脳をつくるなら環境を変えるのが一番」と言われる理由はここです。
英語脳の環境と言ってもいきなりテーマを出して発言をするというのは大人でも大変です。
ゲームが大好きなお子様なら自分が思うこと、感じることを素直に表現できるようになるでしょう。
③ 英語への苦手意識が薄れやすい
口コミでも
「英語に拒否反応があったけど楽しんでる」
という声は多め。
子どもにとって“英語=学校のテスト”というネガティブな印象が強い場合、
“ゲームの中で伝わる体験”はその印象を書き換えてくれます。
▼とりしま視点
英語は感情と強く結びつく科目です。
“楽しい場面で成功体験を積む” は、将来の英語力にも響きます。
「英語への苦手意識が徐々に減っていった」
「英語への恐怖を感じてもらいたくなかったので試してみた」
などといった英語=怖いという先入観を与えないところはとてもいいと思いました。
というもの、「英語はやっぱりネイティブから!」といきなりネイティブ講師と完全英語オンリーの英会話教室を試した結果英語恐怖症になってしまうお子様もとりしまが講師をしているオンライン英会話の現場で遭遇するからです。
英語へのハードルをグッと低くする方法としてはなかなかなアイディアだなと考えます。
④ コーチの質が安定して高い(ただし相性はある)
採用率5%、TESOL保持者、教育心理にも明るい人材…。
口コミでも
「コーチが優しい」「話しやすい」
という声がとても多いです。
▼とりしま視点
英語教育は、内容より“人”で決まることが多い。
この点で、eスポーツ英会話の魅力は大きいと感じる。
小学校で体育の先生が生徒から人気、というのがあるかと思います。
先生だけれど一緒にゲームをする、体験を共有してつながる、というサイクルがお子様の「続けたい」をキープするのです。
⚠️ 口コミ・評判で分かった「気になる点」|向き不向きが分かれるポイント
良い口コミが多い一方で、
ネガティブな感想や注意点 も確かにあります。
むしろここが本質で、
「どんな子も伸びる万能サービス」ではなく、
“ハマれば強いが、合わない子には合わない”
というタイプの学習法です。
お母さんが判断しやすいよう、丁寧に整理しました。
① グループレッスンなので発話量に差が出る
3人+講師1名のグループ形式。
- 積極的な子がいると、自分の番が減る
- ゲームに夢中で無言の時間が生まれる
- 質問をスルーして進んでしまうケースがある
という口コミもあります。
▼とりしま視点
グループ授業は“他の子のペース”に影響を受けるのは避けられません。
これはメリットでもあり、デメリットでもあります。
② 日本語サポートが多いと、英語量が減る場合もある
初心者向けに日本語説明が入るのは大きな安心材料ですが、
上級キッズの場合は
「もっと英語で話したかった」
という声も。
▼とりしま視点
これは「どのレベルに入るか」で改善できますが、難しい場合はマンツーマンの方が向く子もいます。
③ “ゲーム中心”なので学習色が薄いと感じる家庭も
- 「英語をどれくらい話しているのか見えにくい」
- 「日常会話や学校英語に直結するかが分かりにくい」
という声も一定数あります。
▼とりしま視点
ゲームで身につくのは“反射的な英語”が中心。
文法や長文読解とは役割が違うので、家庭側の認識が一致してないとミスマッチが起きやすいです。
④ 抽選制・振替不可などの運営面の制約
- 事前登録後に“順番待ち”
- 週1の固定枠で振替が基本不可
このあたりは忙しい家庭にはネック。
⑤ ゲーム機とネット環境の準備が必要
SwitchやPSではなく、
主に PC+Discord+対応ゲーム+安定したネット回線 が必要。
ここに“初期投資”や手間がかかる点は注意です。
💰 料金とレッスン形式|時間・コスト・準備のリアル

eスポーツ英会話は、一般的なオンライン英会話とは少し違う料金体系と仕組みを採用しています。
まずはここを把握しておくと、後の判断がしやすくなります。
月額9,900円で「80分×月4回」は割高?割安?
- 月額:9,900円(税込)
- レッスン時間:1回80分
- 月4回(週1固定)
数字だけ見ると、一般的なキッズ英会話(25分×月8〜12回)より回数は少ないです。
でも、レッスン時間が長いので、実際の総時間はほぼ同等かそれ以上。
▼とりしま視点
80分レッスンは、“没入” が起きやすい時間設計。
ゲームの進行に合わせて英語を使う都合上、「25分」では正直短いので、80分は理にかなっています。
入会金・教材費は不要。始めやすいのはメリット
- 入会金 0円
- 教材費 0円
紙の教材やPDFを買い足す必要もありません。
ただし…
必要なデバイスとネット環境のハードル
eスポーツ英会話を受講するには、以下が必要になります:
- PC(推奨)
- フォートナイト/マインクラフト(対応タイトル)
- Discord(通話アプリ)
- 安定したネット回線
- ヘッドセット or マイク付イヤホン
▼とりしま視点
ここは家庭によってハードルが変わります。
ゲーム環境がすでにあるなら問題なし。
ない場合は、初期投資が発生します。
🎮 コーチ陣の実力|“高学歴×英語力×ゲーム力”のトリプルスキル
口コミでも話題になるのが「コーチの質の高さ」。
eスポーツ英会話の大きな特徴でもあるため、少し専門的に触れておきます。
採用率5%の狭き門。英語力だけでは採用されない
在籍する200名以上のコーチは、名門大学出身者が多数。
- 東京大学
- 京都大学
- 上智大学
- 国際教養大学
- トロント大学
- UBC
- ワシントン大学
- UC各校
など、国内外の高い教育水準を背景に持つ人材が多く在籍しています。
さらに、
- ネイティブレベルの英語力(TOEIC 900以上相当)
- TESOL保有者(英語教授法)
- 教育・心理の基礎知識
- フォートナイト/マイクラの実力
など、「英語・ゲーム・教育」のすべてを一定レベルで満たす必要があります。
▼とりしま視点
注目したいのが教育に関する知識と資格を持っているということ。
英語が話せてゲームが上手いだけでは採用されないのは、安心材料ですね。
新人研修が3ヶ月。指導の質を揃える努力がある
採用後は必ず3ヶ月の研修。
- レッスン運び
- 子どもへの声がけ
- ゲーム内での危機管理
- モチベーション維持
などが体系的に学べます。
▼とりしま視点
オンライン英会話の講師は「場数頼り」になりがちですが、
ここは研修制度で質を均一化している点が強い。
📚 カリキュラムの特徴|“ゲーム中心”を軸にしながら段階的に伸ばす設計
eスポーツ英会話のカリキュラムは、
初心者〜上級、英検対策、中学英文法コースとかなり幅があります。
ただしベースは常に「ゲームをベースにした英語使用」。
初級|まずは“英語が伝わる成功体験”をつくる段階
- 知っているゲームを舞台に
- 単語・短いフレーズを多用
- コーチは必要に応じて日本語サポート
- 英語への抵抗を下げるのが目的
▼とりしま視点
英語嫌いの子の“入口”としては非常に良い。
中級|ゲーム+日常会話へ広げる
- ゲーム展開とは別に、日常会話パートも追加
- 英語の量を増やし、センテンスで話す訓練
- 英語でのキャッチボールに徐々に慣れる
上級|オールイングリッシュで議論も可能
- ディスコード内でほぼ英語のみ
- 英語で英語を学ぶ感覚
- 意見交換やディスカッションも取り入れる
▼とりしま視点
上級キッズは“コーチ相性”が非常に大事。
中学英文法コース|学校英語にも対応
- 学校の進度に合わせた文法強化
- テスト対策にも応用できる
- ゲームはフォートナイト利用
英検対策|二次面接は95%合格の実績
- 会話形式に強い
- 実際の面接と近い“やり取り”中心
- ゲームの場面説明と相性が良く、自然と回答力が上がる
🔍 とりしまの率直レビュー|他のオンライン英会話とどう違う?

・一般のオンライン英会話
→ 「英語を勉強する場」
・eスポーツ英会話
→ 「英語を“使わざるを得ない”状況で使う場」
必要とされる英語の種類が異なるため、
eスポーツ英会話は “反射的な英語” に特化した学習法と言えます。
▼とりしま総評
- “英語が苦手な子”にはかなり効果的
- “体系的に文法を進めたい子”は別途補強が必要
- “ゲームが心底好き”なら伸びる可能性が高い
“ゲームが好きすぎる子” は英語に意識が向かないことがある
eスポーツ英会話の最大の強みは、
「好きなゲームを舞台に英語を学べる」という点です。
ただし——
その“好き”が強すぎると、逆に英語が頭に入ってこない という現象が起こることがあります。
特に、フォートナイトやマイクラなど、
「やり込み要素が多い/瞬発力が必要」なゲームは、
ゲームに意識が全集中してしまうタイプの子には負荷が高くなることも。
英語初心者や、ゲームに没頭しやすい子には、こんな状況が起こりがちです👇
- 敵が出た瞬間、英語が完全に吹き飛ぶ
- コーチの指示が入らず、返事が遅れる
- “勝ちたい気持ち” が強すぎて、英語がおまけになる
- レッスン後「楽しかった」だけが残って、学習内容が残らない
- 聞き取れない → 黙る → 置いていかれる の悪循環が起きやすい
これは、とりしまが英語講師として見ても
「ゲーム×語学」ならではのリアルな落とし穴 では?という印象も正直ありますね。
ただし、ここは相性の問題であって、「悪いこと」ではないとも思います。
◎ 向いている子の傾向
- ゲーム中でも状況説明をしたり、会話が自然に出る
- “ほどよく”ゲームと会話の両方に意識が向く
- 初対面でも英語でのやり取りに抵抗が少ない
- 楽しさの中に“人と話したい”気持ちがあるタイプ
◎ 逆に、少し不向きかもしれない子の傾向
- ゲーム中は完全に黙り込み、集中が一点に偏る
- 「勝ちたい」「建築に集中したい」が強すぎる
- 操作に必死になり、英語を聞く余裕がない
- 英語初心者で、聞き取れないと固まってしまう
- 日常でも“話しながら作業”が苦手なタイプ
◎ 保護者様としての見極めポイント
シンプルに 「この子、ゲームしながら人と話せるタイプかな?」
この質問への答えが、向き・不向き判断の大きな基準になります。
- YES → eスポーツ英会話と相性が良い可能性大
- NO → 英語に慣れるまで時間がかかりやすい
もちろん、慣れれば改善するが、最初の数ヶ月は様子見が必要となるでしょう。

とはいえ、このようなゲーム大好きお子さんもたくさん受講していますので講師も慣れています。ゲームに釘付けになりすぎていたら温度を下げるなどの工夫もされています。
🔦 メリット・デメリットまとめ

メリット
- ゲーム好きな子の集中力が英語に使われる
- 続けやすい(継続率97%)
- 即時応答力が鍛えられる
- コーチの質が高い
- 英語への抵抗が下がる
デメリット
- グループレッスンは発話量に差が出る
- 日本語説明が多いと物足りない場合も
- “ゲーム中心”なので学習効果を感じにくい家庭も
- 振替不可・抽選制など運営の制約
- ゲーム機・PC・ネット環境の準備が必要
🧭 結論|“ゲームが好き”という才能を英語に転換できるサービス
eスポーツ英会話は、
「英語を勉強する」のが苦手な子にとって、入りやすい新しい選択肢。
ただし、
- ゲームが嫌いな子
- 文法を体系的に進めたい子
にはやや不向きです。
でももし、
“ゲームなら誰よりも集中できる”
というお子さんなら──
その集中力は、確実に英語の力になります。
英語は、嫌いになってしまうと取り返しがつきにくい科目。
「楽しい入口」を作ってあげられるという意味でも、
親として十分に検討する価値のあるサービスだと感じます。
気になったら公式サイトをチェック!
👉ゲームの世界で学ぶオンライン英会話スクール【eスポーツ英会話】
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❓ よくある質問
- Qゲームしているだけに見えるのが不安です。
- A
保護者様用にレッスン内容を確認できる仕組みや、学習報告があります。
- Qパソコンが苦手でも大丈夫?
- A
初期設定のサポートがあり、小学生でも慣れれば問題なく操作できます。
- Q英検対策になりますか?
- A
二次面接対策に強く、合格率95%。ただし一次試験(筆記)は別途対策が必要。
- Q女の子でも参加しやすい?
- A
女の子の参加者も増えており、コーチ側も配慮ができています。


