オンライン英会話を始めてから数ヶ月が経って、
耳も慣れてきてきた頃だろうと思います。
ちょっとずつ文法をやり直しているけど、
本当にムヅカシイ文法って会話に使われているんだろうか?
こんなにたくさん知る必要はあるのか?
一体どれから覚えればいいのか?
そんな疑問をお持ちではないですか?
使っているのは
現在形
過去形
未来形
進行形
それぞれの疑問文と否定文
事足りていると思っていませんか?
単純な日常会話なら事足りるかもしれません。
けれど、
こう言えたらなぁ
と思っていませんか?
この記事ではいますぐ使える英文法を管理人とりしまのおすすめ参考書「真・英文法大全」より5つを厳選。
複雑な構文ではなく、ちょっと加えるだけで表現力が倍増するようなものを挙げているので、
次のレッスンから活用してもらえれば、と思います。
There is 構文
〜がある、いる
使うか?
と思うかもしれませんが、状況説明する時に便利です。
- There were so many people on the beach.
(ビーチにめっちゃ人がいた) - There is a car in front of the restaurant.
(レストランの前に車がいます)
不特定なものが存在するときに使える表現法。
関先生の解説は「どれか?と特定できない新情報という発想」があるとあります。
ですからtheや所有格といったものを名詞に伴わないのです。
❌ There is my wallet on the table.
There is something wrong with 〜
「なんだか〜の調子が良くない」の表現はたくさん応用がきくお役立ちフレーズ。
- There is something wrong with my internet connection.
(ちょっとネットの接続よくないんですけど) ※カフェやホテルで自分のと接続が悪い時 - There is something wrong with my stomach.
(なんかお腹の調子が悪い)
There is something 形容詞 about 人
「人」に「形容詞」なところがある、で
人の周りに漂う雰囲気・オーラを伝えることができます。
- There is something mysterious about her.
(彼女にはどこかミステリアスなところがある)
let me + 原形
「〜させてください」と頼む時、
英会話で頻繁に使われる表現です。
- Let me introduce myself.
(自己紹介をさせてください) - Let me try again.
(もう一回やらせてください)
Can I 〜? だと許可を求める感があります。
Let me 〜だと「やるって決めてます」感が漂います。
used to
※発音注意 used は【jú:st】
toと繋げて「ユーストゥ」と聞こえます。
「ユーズド・トゥー」は❌
昔よくやった事、そうだった状態を表す
used to は社会人が昔を振り返るときに使うと便利。
昔やっていた規則的な習慣や、過去の状態(昔は〜だった)と言いたい時使うと、過去形よりも深みが出ます。
- I used to run 5km every morning but now I’m too busy to do it.
(昔毎朝5km走ってたけど、今は忙しすぎて出来ない) ※欠かさずやっていた感(習慣)が出る - There used to be a lake there.
(昔そこには湖があった)
「〜するのに慣れている」は be used to -ing です。
Mike is used to speaking three different languages at work.
(マイクさんは職場で3カ国語を喋るのに慣れている)
I wish 〜
ありえないことを願うという意味
仮定法でもよくみられる I wish 〜(〜ならなぁ)。
- I wish (that) S 過去形 「(今)〜ならなぁ」
I wish I were a bird. (鳥だったらなぁ) - I wish (that) S had 過去分詞 「(あの時)〜だったらなぁ」※wishより1つ前の時制
I wish you had asked me about that earlier. (それに関してもっと早くに聞いてくれたら良かったのに)
「〜できたらなぁ」だとcould を持ってきて、
「〜できていたらなぁ」だとcould have 過去分詞を持ってきます。
- I wish I could speak English more fluently. (もっとペラペラ英語がしゃべれたらなぁ)
- I wish I could have decided to leave my job. ((あの時)仕事辞めるって決めれてたらなぁ)※あの時決めれていたなら今別世界にいるんでは?という妄想
ありえることを願う時はhopeやwant
ありえそうな未来を願う時「これから〜ならなぁ」にはwishではなくhopeやwantを使います。
- ありえない(ありえそうもない)未来 I wish S would 原形
- ありえそうな未来 I hope S will 原形
will vs. be going to
その場で決めるのがwill
「では〜します(しましょう)」とその場でパッと思ったり決まったことを表したい時はwillを使います。
すでに決まっているのがbe going to
すでに予定として決まっていることや現在の兆候に基づいた予想を表します。
ですから「〜するつもりです」という訳が当てられるのです。
- I‘ll have a double burger and a large fries.
レストランでパッと決めた時はこうだけど、
- I was going to have some pasta and green salad but I‘ll have a double burger and a large fries instead.
レストランに行く道中気分はパスタとサラダだったけど、周りをみてバーガーが美味しそうだったからそっちにしよ、と決めた時のような雰囲気です。
まとめ
英語表現を豊かにさせるのはボキャブラリーだけではないのです。
今回紹介した文法はほんのごく一部ですが、
社会人が意思疎通をするのにお役立ちなものでは?と思います。
英文法をやり直すのはTOEICやってる人と思わずに、
英会話を習得したい人にも是非学んでもらいたいです。
ちょっとしたニュアンスや状況説明がより的確になるということは、
自分の言いたいことを言いたいように表現するということ。
妥協せずコミュニケーションをするためには英文法を学ぶことが不可欠なのです。
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