AI英会話アプリが続々登場する中、人気を二分しているのが「スピーク(Speak)」と「スピークバディ(SpeakBuddy)」。どちらもAIを活用した英会話トレーニングアプリですが、実はその中身はかなり違います。
「どっちがいいの?」「どう違うの?」と迷っている方のために、この記事では両者の特徴を徹底比較。あなたにぴったりの英会話アプリ選びをお手伝いします!
ざっくり結論|やさしい先生派?スパルタ鬼コーチ派?
項目 | スピークバディ | スピーク |
---|---|---|
雰囲気 | 優しくて親しみやすい | スパルタで訓練モード |
対象者 | 初心者〜中級者 | 初中級〜中上級 |
サポート言語 | 日本語あり | 基本英語のみ |
発音指導 | 丁寧でやさしい | 精密だけどシビア |
会話のテンポ | 自分のペースで話せる | ややテンポ早め、反射力が求められる |
アプリの特徴 | 日本人向け最適化、続けやすい | 英語漬けでスピード重視のトレーニング |
スピークバディの特徴|日本人が続けやすい設計

やさしいUIと日本語サポート
スピークバディは日本製アプリで、すべての操作画面が日本語対応。はじめての英会話アプリとしても安心して使えます。
累計ダウンロード数は400万件を突破しており、日本語学習者向けのAI英会話アプリとして高く評価されています。また、国内外で複数のアワードも受賞しており、信頼性の高いサービスとして支持を集めています。
毎日続けやすい設計
ロールプレイ形式の会話シナリオは、実生活やビジネスなどさまざまな場面を想定。1,000以上のシーンが用意されており、飽きることなく学習を続けられます。発話しやすく、初心者でも取り組みやすい構成です。 ロールプレイ形式の会話シナリオは、実生活やビジネスなどさまざまな場面を想定。発話しやすく、初心者でも取り組みやすい構成です。
日本人の弱点をしっかりフォロー
発音・文法・語彙のサポートや、つまずきやすい表現の補足説明など、日本人の「苦手」を意識した設計になっているのが特徴です。
スピークバディでは、英会話練習中に文法の誤りを指摘し、フィードバックを提供する機能があります。ただし、文法項目を体系的に学ぶ構成にはなっていないため、基礎文法の理解を深めたい場合は、他の教材と併用するのがおすすめです。 発音・文法・語彙のサポートや、つまずきやすい表現の補足説明など、日本人の「苦手」を意識した設計になっているのが特徴です。
豊富なレッスンと機能
スピークバディには明確な1日あたりの学習制限はありませんが、レッスンは1回あたり約15分で完了する構成となっており、無理なく学習を進められる設計です。
また、一部の機能には利用制限があります。たとえば、AIとのフリートーク機能「バディチャット」は1日3回までとなっており、集中しすぎて疲れてしまうのを防ぐ工夫にもなっています。
- AIキャラクターとの会話練習(音声認識精度が高い)
- 800種類以上のレッスンが用意され、日常英会話・旅行英語・ビジネス英語まで幅広く対応
- 学習状況に応じてAIがカリキュラムを提案
- 学習記録の自動保存と復習機能もあり、無理なく継続可能
料金と無料体験
- 月額:3,300円(税込)
- 6ヶ月プラン:月額換算2,967円(税込)
- 年間プラン:月額換算1,983円(税込)
- 無料体験:3日間(※初回は有料プラン登録が必要)
⚠️ 注意点:iOS版では無料期間終了後に自動課金はされませんが、Android版では7日間の無料体験終了後に自動で課金に移行します。プラットフォームに応じて仕組みが異なるため、インストール時には必ず確認しましょう。
スピークの特徴|英語漬けで鍛えられる訓練系アプリ

完全英語環境でトレーニング
スピークは2023年2月の日本語正式版リリース以降、基本メニューや一部のレッスンが日本語に対応し、初心者でも使いやすい設計となっています。
ただし、すべてのコンテンツが完全に日本語化されているわけではなく、特に中級〜上級レベルの一部機能やレッスンでは英語のみのサポートとなる場合があります。英語環境に慣れたい方には、英語UIでの学習も継続して可能です。スピークは基本英語のみで構成されており、UIや説明も英語。日本語による補助がない分、自然と英語脳を鍛えられます。
アウトプット重視の短期集中型
Speakは「とにかく話す」を軸にした設計で、1週間で1,000フレーズ以上の発話を目指すアウトプット重視のトレーニングが特徴です。
この目標はユーザー自身が設定するわけではなく、アプリ内のカリキュラムやレッスン構成によって自然に達成できるようになっています。たとえば、1回あたりのレッスンで発話するフレーズ数が多く設定されており、反復練習やAIとの対話で繰り返しアウトプットするよう誘導される設計です。
ただし、実際にやってみるとこの分量はかなりハード。1日20分以上、集中して声に出し続ける必要があるため、気軽に英会話を楽しみたいという人にはやや重たく感じるかもしれません。ストイックに英語力を鍛えたい人にこそ向いている、いわば“筋トレ型”のアプリです。Speakは「とにかく話す」を軸にした設計で、1週間で1,000フレーズ以上の発話を目指すアウトプット重視のトレーニングが特徴です。
この目標はユーザー自身が設定するわけではなく、アプリ内のカリキュラムやレッスン構成によって自然に達成できるようになっています。たとえば、1回あたりのレッスンで発話するフレーズ数が多く設定されており、反復練習やAIとの対話で繰り返しアウトプットするよう誘導される設計です。Speakは「とにかく話す」を軸にした設計で、1週間で1,000フレーズ以上の発話を目指すアウトプット重視のトレーニングが特徴です。
高精度なAI会話で実践力アップ
AIとリアルタイムで会話する形式で、発話内容に対してフィードバックを受けることができます。会話の反復や応答練習を通して、実際に使える表現力を鍛えられます。
多機能な学習設計
- 自動発音採点(シビアだが精度が高い)
- レッスン進捗の記録・復習スケジューリング機能
- シャドーイング・スピーキング・リスニングの3ステップ学習
- 会話のスクリプト確認とやり直しも可能
料金と無料体験
- プレミアムプラン:月額3,800円(税込)/年間19,800円(税込)
- すべてのレッスンとAIタブでの会話が無制限
- プレミアムプラスプラン:月額5,800円(税込)/年間29,800円(税込)
- レベル別レッスンやミニコースもすべて無制限
- 無料体験:7日間(クレジットカード登録が必要)
⚠️ 無料トライアル期間終了の24時間前に定期購入をキャンセルしない場合、選択したプランの決済・購読が開始されます。購読の更新(お支払い)を希望しない場合は、必ず24時間前までにキャンセル手続きが必要です。
※キャンセルを行なった場合も、無料トライアル期間である7日間は、全ての機能が利用可能です。
「PCで使える?」問題について
- スピークバディ:アプリ専用、PCブラウザでは利用不可
- スピーク:公式サイトからPCログイン可能だが、一部機能に制限あり
Speakは公式サイトからログインすることでPCでも利用可能です。ただし、AIとのリアルタイム会話やミニコースなど、一部の学習機能はアプリ版に限定されています。全機能をフル活用したい方は、スマートフォンやタブレットでのご利用がおすすめです。
どっちがおすすめ?
スピークバディがおすすめな人
- 英語に自信がない初心者
- 日本語サポートがほしい人
- 学習の継続が苦手な人
- 生活やビジネスに役立つ英語を学びたい人
スピークがおすすめな人
- ある程度英語がわかる人
- とにかく話す練習を重視したい人
- 英語漬けの環境で鍛えたい人
- 自分の発音やスピーキングにストイックに向き合いたい人
ユーザーのリアルな声から見るそれぞれの魅力
スピークバディ利用者の声:
「まるで英会話スクールみたいに丁寧。1日の分量もちょうどよくて、続けやすいです」(30代女性)
「AIとの会話がリアルで、最初はドキドキしたけど今では話すのが楽しい!」(40代男性)
「逆にやさしすぎて物足りないと感じる人もいるかも。でも私にはちょうどいいです」
スピーク利用者の声:
「英語で考えて返すクセがつきました。AIとの会話なのに手を抜けない感じが、逆にやる気に火がつきました」(20代男性)
「フィードバックが厳しくて落ち込むこともあるけど、確実に伸びてる実感がある」(30代女性)
「UIが全部英語なので、最初はちょっと戸惑いました。でも慣れると英語脳が鍛えられる感じ」
まとめ|似ているようで、全然ちがう!
どちらも「AIと話す」ことでスピーキング力を鍛える点では共通していますが、その学習スタイルや対象者は大きく異なります。
- スピークバディ:やさしく寄り添う日本向け設計。安心して始められる英会話アプリ。
- スピーク:アウトプット重視の本格派。英語に浸りながら実力を磨くトレーニングアプリ。
「どちらが上」というより、「どちらがあなたに合っているか」がポイントです。もし迷っているなら、無料体験を使って両方試してみるのもおすすめですよ!