2024年度から英検が大々的に変わりました。
受験生にはあまり嬉しくない改定、
つまり難度が上がった、ということです。
ライティングが以前より多くなり
自分の力でセンテンスを起こせるか?が問われます。
※この記事で取り上げる5級にはライティングはありません。
英検は全7級。
5級から始まり、準2、準1を挟み、
栄光の1級が頂点となります。
英検は日本で英語能力を判定する基準として
多くの企業が採用していますし、
資格検定の一つとして多くの人が取得のため
切磋琢磨しています。
![質問者さん](https://study-space4english.com/wp-content/uploads/2024/01/112905-150x150.jpg)
大人でも英検5級受けれますか?
もちろんです。
年齢制限などありません。
ネット上では『英語が得意な小学生』とか『中学生』が受けるレベルと言われがちですが
あなたが大人でも受験することに全く問題はありません。
ただ、受験会場であなたが数少ない大人受験者であることは
覚えておいてください。
この記事では
英検5級に挑戦することを決めた大人のあなたが
合格するために知っておきたいポイントをまとめています。
英検の受験料は安くはないので
賢く対策を練って一発合格を目指しましょう!
英検5級で求められるレベル
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英検5級で求められるレベルは
一体どれくらいなのでしょうか?
中学校初級あたり
英語の学習を始めて最初の目標となる級で、レベルはおよそ中学初級程度とされています。初歩的な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
英語検定公式ページより
『中学初級程度』ってどれくらい?
英語の基本初級文法、
つまり現在形の肯定文、疑問文、否定文と理解できる、
最大10単語ほどで形成されるセンテンスがわかる、
その辺りです。
具体的に押さえておきたい文法
中学初級だからといって侮ってはいけません。
過去問を見ると、
現在形のセンテンスが大半ではありますが、
複数のセンテンスが繋がっていたり、
疑問詞を含んだセンテンスも出題されています。
初級と設定されていますが
英語の基本文法の理解は必須、
最低でも第3文型までは知っておきたいですね。
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第3文型はともかく、疑問詞って?と思った人は
中学英語の洗い直しをおすすめします
※疑問詞とはwhat, whereなどの重要単語です。
高頻度で出題される単語
どのような試験でも
高頻度で出題される単語があります。
とはいえ、英検5級は基本動詞から日常的な名詞と
広く浅く網羅することをおすすめします。
試験内容は主に家族、学校、地域などが場面で取り上げられ、
話題として家族、友達、趣味、スポーツ、買い物、
食事、天気など盛りだくさんです。
合格ラインと合格率
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850点満点中419点が合格ライン
リーディング(425点)+リスニング(425点)の850点満点で、
合格基準スコアは419点となっています。
単純計算すると約5割ということになりますが、
問題数(素点)に対しての割合ではありません。
![とりしま](https://study-space4english.com/wp-content/uploads/2023/06/104819-2-e1689164513677-150x150.png)
リスニングが苦手だからリーディングで稼ごう、とはいかないのです
2つの技能についてバランスよく得点することが
合格するために気をつけたい点となります。
各技能6割以上を目指す
ギリでも合格は合格、ではありますが
合格通知をじりじり待たないためにも
6割は手堅く正解しておきましょう。
![とりしま](https://study-space4english.com/wp-content/uploads/2023/06/104819-2-e1689164513677-150x150.png)
2016年の調査では合格者は8割越えだそう。
5人に4人が受かるようですね。
解答速報というサービスがあって
英検にログインすると本会場の試験翌日13時以降に
公表されますのでセルフチェックでざっくりと
得点を把握することができます。
試験時間
一次試験筆記25分(25問)、リスニング20分(25問)、
いずれもマークシート方式です。
二次試験のスピーキングのための面接は3分。
万全に対策して余裕を持って終わりたいですね。
おすすめ学習方法
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まずは過去問をチェックして自分のレベルを知る
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英検のホームページで過去問を見ることができるので
目を通してみてください。
ちんぷんかんぷんでも大丈夫です。
けれど諦めずにざっと全部目を通していくと
1問でもわかるものがあるのではないでしょうか?
こうすることで『英検対策問題集』に取りかかるべきか
『中学英語をやり直す』べきか明確になるのです。
中学英語の洗い直し
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あなたにとって中学英語の洗い直しが
思い出しになるのか、学び直しになるのは
あなたしかわかりません。
面倒かもしれませんがこの時点であまりにふわっとしていると
今度絶対に苦労するので
少し時間と辛抱できっちり丁寧にやり直すことを
強くおすすめします。
英検5級のレベルでは中学3年分を総復習する必要はないので
2年生くらいのところが押さえれたら受験してみるのも一考です。
リスニングを強化する
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普段全く英語を耳にしないのなら
単語集の音声を聞いてもいいでしょう。
けれど耳が慣れてきたら必ずセンテンスを聞き取るようにしてください。
![とりしま](https://study-space4english.com/wp-content/uploads/2023/06/104819-2-e1689164513677-150x150.png)
そこそこの長さのセンテンスを聞き取り理解できるようになりましょう。
単語単独を聴き続けるだけではキーワードをキャッチできても
全体の意味が把握できないことも。
参考書・問題集を解く
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基本文法のベースが確立しているなら
英検対策の参考書や問題集をとにかくやってみましょう。
問題を多く解くことで内容の傾向だけでなく、
あなたがどの技能、どの分野をもっと注力するべきか
わかってくるはずです。
おすすめオンライン英会話
学校を卒業して時間の経った社会人が
新たに学習を始めることは、実は思ったより困難。
どこから取り掛かろう、
何が一体必要なのか?時間は?費用は?
疑問が湧いてくると思います。
あまり時間を気にしないのなら書店やネットで
参考書と問題集を黙々とすればいいと思うのですが
なるだけ早く合格したい人はオンライン英会話を使って
学習するのも一つの手です。
特に日本人講師の大半は彼ら自身も
こういった試験検定を経験しているので
どうやって合格したか、どんな学習方法を取ったか、など
お悩み相談やアドバイスももらえるので
利用しない手はありません。
KIRIHARAオンラインアカデミー
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試験検定に特化したオンライン英会話KIRIHARAでは
2ヶ月短期集中コースで目標の級合格を目指します。
日本人講師とのレッスン、アドバイスで
試験対策が効率的にすすめられるのがポイント。
自主学習が苦手な人、
どうやって勉強すればいいかわからない人は
独学に頼らずこのようなサービスを賢く利用すると
短時間で合格することが可能です。
二次試験対策は早めに取りかかる
![女性面接官](https://study-space4english.com/wp-content/uploads/2023/08/4353679_m-1024x683.jpg)
二次試験対策は早めに取りかかることを
強くおすすめします。
普段から英語をしゃべり慣れていないと
英検二時対策問題集の音声だけで練習しても
確実な合格が保証できないからです。
![とりしま](https://study-space4english.com/wp-content/uploads/2023/06/104819-2-e1689164513677-150x150.png)
現場でよく見かける『もっと練習すれば受かってたのに』の人にならないためにも合格ポイントを熟知している講師と練習を重ねましょう。
本番は試験官の目の前で絶対に緊張してしまいます。
音声だけでなく、生の人間と練習するようにしてください。
KIRIHARAだけでなく、
などでも二次試験対策ができるので
数回はやっておきましょう。
まとめ
英語技能を判定するために多くの機関が採用している英検、
5級はその第一歩です。
☑️ 何級でも誰でも受験できるが5級の大人受験生は少数派
☑️ 半分以上正解なら合格できるがリスニング・リーディングに偏りがないようにする
☑️ きちんと対策すれば8割の人が合格する
☑️ 独学に自信がないならオンライン英会話を利用してみる
☑️ 二次試験対策は必ず分かっている人間とする
大人だからといって5級を受験って恥ずかしい、
そう思ってほしくないです。
なめてかかっては不合格になるのですが
そこまで難易度の高いレベルではないので
合格して成功体験を獲得してみてください。
自分の英語力に自信が湧いて
もっともっと学習したくなると思います。
そしてゆくゆくはショウジさんのように
あなたも英検1級合格、TOEIC満点取得に
チャレンジしてみてはどうでしょうか?
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